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乱世だけど呪いで猫ちゃんにされたので惰眠を貪ります  作者: PYON
第3章 白猫姫の誘拐

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女神イザナミ

「伊賀美半蔵が負けたですって?」

 わたしは報告をきき、大きな声をあげる。

 ありえない、ありえない、ありえない。

 今回の祝福は普通の祝福ではない。

 本来ならやってはいけないレベルの祝福をあたえたのだ。

 それを、余裕で倒されるとは。

 オオクニヌシめ。

 あの悪党、なにかやばいことをやってるに違いない。

 あの呪いが新人女神ツクヨミの力ってことはありえない。、


 あとで調べてみたら、あのツクヨミは女神の落ちこぼれ。

 ろくに勉強もせず失敗ばかりのクズ。

 ただ、神力だけが強いからなんとか残っているくらい。

 引き取りてのないのをオオクニヌシが拾い上げたらしい。

 

 たぶん、あのオオクニヌシはツクヨミのせいにして、日輪の国をわが物にしようとしているに違いない。

 それでないとわたしの祝福が負けるなんてない。

 つぎは本気をださないといけない。


「イザナミ、どうした?」

 兄のイザナギが話しかけてくる。

 オオクニヌシと並ぶ神界の有力者だ。

 オオクニヌシが温和なのに対し、兄は直情的だ。

 実力があるのだが、人望いや神望がない。

 今回、日輪の国の戦乱をオオクニヌシが治めたら、神界での序列を大きく落とすだろう。

 そうなるとわたしの立場も悪くなる。

 それが、猫丸を倒さなければならない理由だ。


「猫丸が伊賀美忍軍を退けました」


「そうか」


「このままではオオクニヌシが日輪の国の信仰を集めてしまうでしょう。

 アマテラス様が岩戸から戻ってこられる前になんとかしないと」


「わかった。

 わたしに考えがある」


「それは」


「獣人化の呪いは馬鹿になるかわりに、能力が数倍になるのだったな」


「はい」


「それに対抗するため、不知火と伊賀美に祝福を与えた。

 そうだったな」


「はい、その通りです」


「ただ、祝福は呪いよりも効果が薄いのだ。

 だから、呪いには呪いを。

 そう思わないか」

 イザナギはそう言ってニヤリと笑うのだった。


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