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乱世だけど呪いで猫ちゃんにされたので惰眠を貪ります  作者: PYON
第3章 白猫姫の誘拐

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因幡の国忠臣 木島吉嗣12

「殿が殺生を嫌うから、みねうちだチュウ」

 残念そうに根津吉殿が言って、影丸から離れる。

 影丸は、その場で崩れ落ちる。

 そういえば、根津吉殿は怪力ウサギと同じでブラックアニマルのひとりだった。

 簡単に人を殺してしまうのだ。

 あんまり近づきたくない人たちだ。


「つぎはわたしですね」

 そう言って黒衣の男が出てくる。

 黒いサングラスをかけ怪しい雰囲気の男だ。


「おまえは誰チュウ」


「柳生天界です。

 よろしくお願いします」

 そう言ってサングラスを外す。

 金色に光る目。

 これは見てはいけないやつだ。


 天界はパチンと指を鳴らす。

 そのとたん、根津吉殿は倒れる。

 あれは、噂に聞く催眠術というやつか。

 人を眠らせて操ってしまう技だ。

 ただ、街頭で手妻師がやっている芸だ。

 相当に胡散臭い。

 話に聞いたところ、術者と催眠術にかかるものがグルでやっていると聞く。

 本当にそんな術があるなら戦において重宝されるはずだ。

 戦でそんな術をつかう者がいることを聞いたことがない。


「根津吉さんでしたかね。

 わたしがカウントすると目が覚めます。

 3,2,1」

 指でカウントすると、根津吉殿が立ち上がる。


「そして、奴らと戦うのだ。

 やつらがおまえの敵だ」

 そう言って、こっちを指さす。

 根津吉殿はこっちに向き直る。


「根津吉さん、だめだハム。

 こっちは味方ハム」

 羽無殿が根津吉殿を止めようとする。


「うるさいチュウ」

 そう言って双剣を構える。


「気をとりなおすハム」

 羽無殿も剣を抜く。

 

「まずお前から倒すチュウ」

 根津吉殿はそう言って前に出る。

 達人どうしの戦いが始まるのだった。

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