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乱世だけど呪いで猫ちゃんにされたので惰眠を貪ります  作者: PYON
第3章 白猫姫の誘拐

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因幡の国忠臣 木島吉嗣11

「たしか、おまえは歩の9だったよな。

 猫丸隊の中で二番目に弱い」


「そうだちゅう。

 歩の9だちゅう」


「わては東明影丸とうみょうかげまる

 伊賀忍軍上忍や。

 その程度のやつが、わてと戦うなんて、おもろいわ」


「将棋隊の順番は強さの順じゃないちゅう。

 やくわりの呼び方ちゅう。

 でも、羽無が一番弱いちゅう」


「ほな、戦おか」

 そう言って、印を結ぶ。

 そのとたん、影丸の姿が消える。


「どこだチュウ」


「ハハハ、ワテは完全に気配を消すことができるんや。

 ほな、行きまっせ」


 根津吉殿は双剣を抜いて、周りを警戒する。

 鼻をひくひくさせて気配を感じようとする。


 キン

 影丸の短剣を根津吉殿が受け止める。

 全然みえなかったけど、野生の勘ってやつか。


 攻撃がおわると影丸の姿はまた消える。

 攻撃の一瞬だけ姿を現わすみたいだ。

 まるで時空間のトンネルを通っているみたいだ。

 つまり、影丸はワープするのだ。

 ただ、攻撃の一瞬だけ姿をあらわさないとならない。


 また、根津吉殿に攻撃をする。

 その短剣を根津吉殿は容易に避ける。


「見えているんか。

 動物の勘とかそういうものではないんやろう」

 影丸は距離をとって根津吉殿に問う。


「見えないチュウ。

 でも、おまえの攻撃は遅いちゅう。

 あくびがでるチュウ」

 そう言う根津吉殿の姿が消え、一瞬で影丸の前に現れる。

 根津吉殿も影丸と同じことができるのか。


「その技はなんや」

 影丸が驚愕の表情で聞く。


「ただ、速く動いているだけチュウ。

 おまえには動きが見えないだけチュウ」 

 そう言って根津吉殿は影丸の腹に双剣の柄を叩き込むのだった。



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