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乱世だけど呪いで猫ちゃんにされたので惰眠を貪ります  作者: PYON
第3章 白猫姫の誘拐

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因幡の国忠臣 木島吉嗣03

 そろそろ伊賀美につくころだ。

 これまで、戦いはなかった。

 普通、わたしたちが来るとわかっているのだから、何かあってもおかしくない。

 それなのに、ここまで順調に来れるとは。

 

 ここからはより気をつけないとならない。

 わりと気疲れするのだが、アニマルたちは何も考えていないみたいだ。

 一大事とかいいながら、ゆるい遠足って感じだ。


 これから山道にはいるところにお地蔵様がたくさんある。

 わたしたちがそこに踏み込むとお地蔵様たちの目が光る。

 まさか、罠。


「みんな気をつけてください。

 このお地蔵様は罠です」

 そう言ったとたん、地蔵たちはこっちに飛んでくる。

 まるでミサイルのように、空に飛び上がって、私たちめがけて落ちてくる。


 羽無殿はそれを斬る、そして兎千代は殴って弾き返す。

 避けるもの、弾くもの、アニマルたちはそれぞれのやり方で地蔵ミサイルを避ける。

 お地蔵様をこんな使い方するってばち当たりな敵だ。

 わたしはギリギリ避ける。

 やっぱりアニマル軍団みたいなことはできない。

 みんなで露払いをしているので、猫丸殿も無事だ。

 とくに熊獣人の働きがすごい。

 地蔵ミサイルをうけても全然ダメージを受けない。

 さすがに自由すぎるアニマルたちでも殿を守らなければならないということはわかっているみたいだ。

 それに、猫って案外踏んでしまったりするからね。

 素早いのかどんくさいのかわからないところがある。


 でも攻撃は止まない。

 次から次へと地蔵は襲ってくる。

 そればかりか、巨大なお地蔵様も参戦する。

 それも六体。

 もしかして六地蔵ってやつか。

 六つの世界に救済のために現れる六体の地蔵を模しているのか。

 

 これはきりがない。

 止めるには術者を倒すこと。

 考えている間にも地蔵が飛んでくる。

 あぶねえ。ぎりぎりだった。

 考えている場合ではない。

 でも、これだけの力を使っているのだから術者は近くにいるはず。

 とんでくるお地蔵様はやけに正確だからな。

 近くで見ているはず。


 でもどこにいるかわからない。

 それにそんなこと考えてるひまもない。

 六地蔵のひとつが猫丸殿の前まで到達する。

 殿の前には熊獣人が立ち向かう。

 巨大なお地蔵様と熊男の力比べが始まるのだった。


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