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乱世だけど呪いで猫ちゃんにされたので惰眠を貪ります  作者: PYON
第3章 白猫姫の誘拐

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因幡の国忠臣 木島吉嗣01

「大変ニャン。大変ニャン」

 猫丸殿が右へ左へと走り回る。

 こんなに取り乱した猫丸殿を見たのは初めてだ。


「殿、どうしたハム」

「何があったウサ」

 アニマル軍団が若殿に事情を聞こうとする。

 猫丸殿は彼らに何か紙を見せる。


「大変ウサ」

「これはやばいハム」

 伝染したようにアニマルたちがうろうろと部屋を動き回る。

 ってなんで?

 べつに走り回っても意味がないようにおもえるのだが。


「どうしたモー」

「なにがあったのチュン」

「なになにシカ」

 アニマルたちが天守閣にあつまってくる。

 そして伝染したように走り回る。


「えらいこっちゃチュウ」

 わたしは根津吉を捕まえる。


「どうしたんですか?」


「白猫姫がいなくなったチュウ」

 白猫姫といえば、猫丸殿の妹で、とにかく可愛らしい姫だ。

 猫丸殿がすごく可愛がっていて、いつも自分の目の届くところに置いている。

 ちょっと引くくらい妹を大事にしているのだ。

 それにしても、どたどたと走り回るだけのアニマル軍団。

 確かに獣化によって強くなっているが、なんかバカになっているような気がする。

 それなら探しにいくしかないだろう。


「どうしました?若殿」

 銀郎殿も騒ぎに気が付いて天守閣に来る。

 この人はアニマル軍団の中でも唯一まともな人だ。

 その証拠に言葉に後ろに変な言葉がつかない。

 普通ならウォンとかつくはずだが、理性で抑えている。

 

「白猫が書置きをおいて出ていったにゃん」


「それは大変です。

 因幡の一大危機です」

 

「そうにゃん。

 これは大変な問題ニャン」

 猫丸殿はまた走り出す。

 同じように銀郎殿も走り出す。

 この人もやっぱりアニマル軍団の一人なのであった。

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