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乱世だけど呪いで猫ちゃんにされたので惰眠を貪ります  作者: PYON
第3章 白猫姫の誘拐

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伊賀美忍軍 伊賀美半蔵01

 一色弾正殿の命令が下った。

 今回のミッションは因幡の姫、因幡白猫を誘拐すること。

 普通であれば、わたしが出ていく仕事ではない。

 ただ、因幡猫丸といえば西の覇王不知火天外を退けた傑物。

 それに、因幡を探りにいった部下の背中にしらない間に警告の紙を貼り付けたという。

 上忍ではないが、それに近い忍者だ。

 普通、背中に紙を貼られるほど敵を近づけさせることはない。

 今回はすこし慎重にいったほうがいい。

 忍者というのは臆病なものなのだ。


 白猫姫は可憐な容貌のわりにお転婆なところがあるらしい。

 お忍びで場外に遊びにいこうとするのだ。

 それは猫丸や猫丸将棋隊に止められている。

 今回、それをサポートすることで因幡の国の外に連れ出すのだ。


 とりあえず、姫には袋の中にはいってもらって、荷馬車で城外に出ることができた。

 猫を医者に連れていくときは袋に入れると楽だというが、今のところおとなしくしている。

 猫丸殿に隠れて国を抜け出す遊びくらいに考えているのだろう。


 その時、馬車が急停車する。

 まさか、もう見つかったのか。

 都までは問題なく行きたかったな。

 しかたない、伊賀美の上忍10人が馬車から飛び出る。

 わたしも幌をあけて、外を見る。

 馬車の前には白い装束を着た一人の女。

 絵物語で見た女神そのものだった。


「伊賀美半蔵、出てきなさい!」

 わたしたちに向かってそう命じる。

 ミッションもこれまでか。

 なぜか勝てる気がしない。

 わたしは馬車から下りて女神の前にひざまづき、頭を下げる、


「伊賀美半蔵ですね。

 わたしは女神イザナギです

 頭をあげなさい」


 わたしは頭をあげる。


「心配しなくていいわ。

 わたしはあなたたちの味方」


「いったい、どういうことですか」

 状況が飲み込めない。

 

「猫丸は天界でも問題になっているの。

 オオクニヌシって邪神が、猫丸に大きな力を与えて日輪の国を無茶苦茶にしようとしているの」


「それで我々は」


「それで、あなたたちには猫丸を倒してほしいの」

 女神はそう言って意味深な微笑みを浮かべるのだった。

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