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乱世だけど呪いで猫ちゃんにされたので惰眠を貪ります  作者: PYON
第2章 不知火天外の野望

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因幡の国忠臣 木島吉嗣02

「友達?」


「そうにゃん。クリアタマがいじめられてるにゃん」

 九里殿はたしか猫丸殿のかわりに将軍様の援軍に参加しているはず。

 久里殿も伊刈殿も相当の武人。

 それが、やられたというのか。

 それにしても、猫丸殿は普段から久里殿をうっとおしがっている。

 久里殿は猫丸殿に負けて以来、猫丸殿にほれこんで、猫丸殿に日輪を統一するように進言している。

 猫丸殿はそれがうっとおしいみたいで、久里殿が登城するときは逃げ出すくらいだ。

 それなのに、久里殿を友達って。


「では、わたしが向かいましょうか」

 今度こそ、わたしが働く時だ。

 わたしも、虎丸殿の傍仕えのときに、それなりに名前をしられているのだ。

 そのわたしの力を発揮する時が来たのだ。


「羽無、ついてくるにゃん」

 

「わかりましたハム」

 

 え、また自分で行くの?

 だめだって、大殿が最初から出たら、負けた時に国が滅ぶじゃん。

 

「それから、稲荷とタヌ姫と兎千代も呼ぶにゃん」

 羽無殿は走って仲間を呼びに行く。

 怪力ウサギは知っているが他の2人は会ったことがない。

 

「二の銀、稲荷狐太郎参上コン!」

 いつのまにか狐面の道士が現れる。


「二の桂馬、猩猩寺狸姫、御供しますたぬ」

 太い茶色い尻尾の少女が走ってくる。

 

「5の歩、立花兎千代出陣ウサ」

 怪力ウサギもいつの間にか後ろを歩いている。


「九の歩、羽無太郎左衛門、ついていきますハム」


 今回も4人だけ?

 それもほとんど女子供だけだし、強そうなのは術師だけ。

 不知火は術師ぞろいっていうけど、一人だけで大丈夫なのかな。

 わかった。若殿はわたしに期待してるんだ。

 虎丸殿の懐刀であったわたしに。

 そういうことか。

 わたしは羽無殿の後ろについてあるく。


「因幡の赤槍、木島吉嗣、御供奉る!」

 わたしも出陣の名乗りをあげる。

 猫丸殿はわたしを振り返る。

 たのむぞ期待してるぞってことか?


「おまえはいらないにゃん」

 猫丸殿はすっごく嫌そうな顔でわたしを見るのだった。


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