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真剣に読まないように(続)。

うわばみ。

作者: caem


 いったいどれだけ差し出したのか 酔わせるために


 底知れない むしろ無かったのかも ヤツに肝臓は


 そもそも酒を飲む蛇など この世に存在してやいない


 ヤマタノオロチではあるまいし ただ目の前で呑んでいる


 一向に酔っぱらってはいない ゴブゴブと 鱗が艶やかに


「まだ、たいしたことないねぇ」


「そうですかーー、こちらは秘伝のお酒だったのですが……」


 真っ白で巨大な蛇を目の当たりにしている 恐ろしかったが


 いつか呑み込まれないように お酒を


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