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Prologue
綺麗な空だった……
見上げれば何一つ無い空…
青一色。
まるでその青に呑み込まれそうになる。
いやもう呑み込まれてるのかもしれない。
そしてあんたは言ったんだ。
『死んだらこの空の一部になれると思うか?』
―――そうだな。きっと
『そしたら私はいつまでも君を見てられるな。』
ただその一言はうれしかった。これからあんたを
悲しませるとしても―――
でも俺はきっとこれからもあんたを見てられる…
この意味の無い空の一部になって――
綺麗な空だった……
見上げれば何一つ無い空…
青一色。
まるでその青に呑み込まれそうになる。
いやもう呑み込まれてるのかもしれない。
そしてあんたは言ったんだ。
『死んだらこの空の一部になれると思うか?』
―――そうだな。きっと
『そしたら私はいつまでも君を見てられるな。』
ただその一言はうれしかった。これからあんたを
悲しませるとしても―――
でも俺はきっとこれからもあんたを見てられる…
この意味の無い空の一部になって――
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