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初めての戦闘、初めての…。

趣味で書き始めました。読む前に、以下の注意に目を通してください。


【注意事項】


・力技ハーレム。主人公の外道要素の一つとして入れただけなので、途中からほとんど描写が無くなる。


・デスゲームもの。主人公がテキトーに運営。


・スキルとかレベルとか。


・俺tueee、チート能力。


・悪役主人公。前に出る黒幕。


・読みづらい。


・残酷な描写や暴力表現あり。


・この作品はフィクションであり、実在の地名や人名、団体名とは一切関係ありません。


 晃は翌朝、沈んだ気持ちのまま登校した。

一度だけ召喚し、武装を確認してから、彼は眠りについた。

晃に宛がわれたバディは青を基本カラーにしており、左腕にショットガンを持っている。

右腕は精密作業に適した形状をしておらず、鋭い爪の生えた3本指だ。鳥の鉤爪に似ている。


 入場券を受け取ったが、翌日は驚くほど変化が無かった。

いつも通り学校で1日を終え、友人の岡田達と連れ立って繁華街に繰り出す。表通りにパトカーが停まり、規制線が張られていたのが目に入った。


「なんだろ、事件?」

「あぁ…さぁ」

「最近、ほんと多いよな。survivors yardだったりして」

「やめろよ…」


 晃の脳裏に、昨夜の光景がちらつく。

場所が違うので、カツアゲ少年の件ではないはずだ。

軽々しく言った岡田に少し苛ついたが、実物を見ていないであろう彼に言っても理解されないだろう。

殺人ゲームとはいえ、現代の日本人が軽々しく手を染める者などいるわけがない。晃だってそう思っていた。


 帰宅した晃を、母親が出迎えた。

裏手の家で空き巣が入ったそうだ。最近物騒なので夜遅くまで出歩かないよう、母親は息子に注意した。

夕食後、部屋に引っ込んだ晃はネットで情報収集を行うと、あちこちである事ない事語られている。

戦闘の様子がアップされており、映像には銃声が入り込んでいる。


(無茶苦茶だろ…、よく面白がれるな皆)


 焦りにも似た危機感を抱いている晃だが、どのように行動するべきか決めかねていた。

バディは手に入れたが、それでどうすればいいのか?とにかく、周囲に被害が及ばないようにしたいのだが、プレイヤーを潰して回る…のは躊躇われる。

先日の殺人現場を見るに、相手次第では喧嘩程度は収まらない。またsurvivors yardは公式サイト等は存在していない為、参加人口が判然としない。

数十万という書き込みもあれば、100人程度と書いている者もいる。


(怖えぇ…)


 翌日、気の重い朝を迎えた晃は週末の夜に襲撃を受けた。

予備校から帰る途中、走行中の地下鉄車内の電気が突然消える。他の乗客と共に狼狽えていると、パラララと乾いた音が闇の中から聞こえてきた。

先頭から2両目に乗っていた晃がその場でまごついていると、音は数十秒かけて同じ車両に到達。

それと気付いた直後に激痛。身体に熱い錐のようなものが立て続けに突っ込まれたのだ。

倒れると同時に新たな悲鳴が四方で上がる。闇の中、硬い靴裏で踏みつけられながら、晃は気絶した。


 目を覚ました時、晃は海塚市民病院の個室にいれられていた。

地下鉄の一軒についての証言を警察関係者から求められたが、話せることなど何もない。

スマホに入れていたsurvivors yardに触れられることは無く、晃は内心ホッとしつつも、暗澹たる気持ちになった。

荒唐無稽過ぎて、このアプリについて自分から口に出す気になれない。

ただ、衣服に数十か所、銃弾が通過した痕と思しき穴が空いていたにもかかわらず、体そのものには傷は無かったと教えられた。


 翌日の朝、晃は退院となった。

母親の心配に耳を閉ざし、休日の街に繰り出す。先日の猟奇事件で交通に影響が出たが、通りから見る街の景色は平常のままだ。

人影のない公園に入り、バディをこっそりと呼び出す。召喚される際に派手な演出等は無い為、人目を惹く心配は薄い。


「俺さー、どうすればいいと思う?」

「……」


 他人に明かすのは躊躇われるが、仲間は欲しい。

バディと意思疎通できれば、それだけで心理的負担はかなり薄くなる。


「何か喋らねーの。お前――!?」


 耳に馴染んだパラララという音と共に、熱い痛みが晃を貫く。何処かで歓声が上がった。


「プレイヤーか!!もらったぜ、経験値!」


 襲撃だ。

先日の人物かどうかは不明だが、命の危機を晃は感じた。

痛みが瞬く間に引いていくのを怪訝に思い、傷を確かめてみると真新しいピンクの組織が傷を塞いでいた。

治っている、と判断すると同時にゾッとした。自分の身体はどうなってしまったのか?


 晃は青い甲冑の人物に、敵を攻撃するよう命令。

晃のバディは目標の位置を把握しているようで、迷いなく突撃すると、左手に持ったショットガンを乱射。

バディは小粒の散弾を霧吹きから薬剤を掛けるような調子で噴射。自らのバディを盾にする間もなく、敵プレイヤーは散弾で血管と言う血管を破壊された。


「あ…おい!やめろ!やめろって!」


 事態に気づいた晃が叫ぶと、バディは引き金から指を離した。

しかしもう遅い。晃が駆けつけると、全身に小さな穴を無数に開けた男の死体が転がっていた。


「こ、殺したの?」


 晃のバディは言葉を発しない。

血の気の引いた顔で立ち竦む晃とは異なり、バディは冷静そのものだ。

足元から怖気が這い上り、晃はその場から蹴り出されるように走った。

経験値が3000、バディのレベルが7に上がったメッセージがスマホに届いたが、晃がそれを読むのは数時間後になる。


ありがとうございました。

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