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満貴が運営する殺人遊戯

趣味で書き始めました。読む前に、以下の注意に目を通してください。


【注意事項】


・力技ハーレム。主人公の外道要素の一つとして入れただけなので、途中からほとんど描写が無くなる。


・デスゲームもの。主人公がテキトーに運営。


・スキルとかレベルとか。


・俺tueee、チート能力。


・悪役主人公。前に出る黒幕。


・読みづらい。


・残酷な描写や暴力表現あり。


・この作品はフィクションであり、実在の地名や人名、団体名とは一切関係ありません。


 3人が寝静まった頃、満貴は自宅の居間でウィンドウを呼び出す。

空中に様々な情報が表示される。小さめのウィンドウの中で、数字が牛歩の勢いで動いている。

参加プレイヤー数:33760人、死亡プレイヤー数:453人。じわじわと増えていく数字が示すのは、満貴が運営するデスゲームの稼働状況だ。


 survivors yard。

一度参加したが最後、クリアーするまで決して逃れることはできないゲーム。

参加する方法は一つ。入場券と呼ばれる件名のメールを手に入れる事。開いた時点で参加意思ありと判断され、メールを削除しても脱退不可能。

参加者には、戦う為の特別な力バディが与えられる。


 バディは大きく3種類に分類される。

剣やナックルで戦う近距離型・ライフルやマシンガンで戦う遠距離型・ミサイルやロケットで戦う後方型。

彼らは配布された時点で型に適した武器を装備している他、固有の能力を一つ所有者にもたらす。

バディは他者を殺害する度に成長。経験値を得るほど強くなっていく。クリアー条件は“ラスボスの撃破”。そして見事にそれを成し遂げた者には、どんな願いも叶える権利が与えられる。


(流石に意識高いなー。2年稼働して3万ちょいか、日本人全員プレイヤーになる頃にはジジイになるわww)


 今時、覚えのない怪しげなメールを開く者はいないだろう。

ただそれでも増えていっているのは、SNSなどで噂が流れているからだ。

些か物騒だがバディを育成しなくてもペナルティは無く、無料で超能力を一つ得られる。

表面上、世界は平静を保ってはいるが、ゲームプレイヤー達の情報は確実にアップされている。後先考えない者、現在の自分に不満がある者なら、自ら求めてもおかしくない。

つまり参加しているプレイヤーの大半は、自分の意思で身を投じた者達。


(レベル20のプレイヤーは…ゼロ。盛り上がりに欠けるー。誰か面白そうなのいないかしらー?)


 ゲームの公平性など、満貴には興味がない。

まだまだ分母を大きくしていくつもりなので、100人ほど優遇プレイヤーがいてもいい。

彼らを起爆剤にし、ゲームは世界中に広がっていく。一応、海外にも送っているのだ。最低でもプレイヤー人口1億人は切りたい。

それくらいの数がないと、糞つまらない世界を破壊するなど不可能だ。



 夜。甲冑で身を包んだような人影が、学ランの少年を路地裏に引きずり込んだ。

その動きは豹のようであり、少年が驚く頃には待ち受けていた若い男と目があった。

やや腹の突き出た、だらしない体つきの男はスマホを手にしている。髪を逆立て、制服を着崩した少年は呻き声一つ立てる事無く、首を折られて死亡した。


「経験値50。プレイヤーじゃなかったか…」


 男は死体をその場に放り捨て、独り言ちた。

取得できる経験値には差があり、若い男女、とくに鍛えた軍人や警察官は高い。

その中でも最も高いのは、ゲームのプレイヤー。この男はいちいち確かめるより、バディを出させる前に殺した方がいいと考え、通り魔に徹している。

男はバディに己を抱えさせ、街の上空に舞い上がった。


 東晃あづまあきらは、少年の死を目撃した現場から逃げていた。

灰色の人物に抱えられた男の姿が消えて、たっぷり10秒経ってから駆け出した彼は、今しがた見た者をどう処理するべきか考えあぐねていた。

つい十数分前にカツアゲされた金を取り返そうとしたのだが、最早それどころでは無い。

さっきまで話していた相手が首の骨を握りつぶされ、転がされた様を見て、晃の身体は石のように固まった。


(あれって、あれだよな…画像とか出回ってる……)


 頑丈そうな金属装甲で覆い、仮面で表情を隠した顔。

接写した画像は見た事が無いが、最近、巷ではあのような怪人物が日本のあちこちで目撃されているらしい。

あの男はsurvivors yardのプレイヤーだろう。自分の周囲にはいないが、まさか殺人に手を染めているとは…。


 満貴が情報統制を行っていない事もあり、情報はかなりの部分、周知のものになっている。

とはいえ、戦いの最中に邪魔が入らないよう細工はしてある。ゲームについて広めるのは自由だが、プレイヤーが吹聴して回ることは無いだろうと満貴は考えている。


(…もしかして、全員そうなのか?)


 だとしたら危険だ。

友達より、家族より、何より自分が。脅威を実感した以上、身を守る手を考えなければ。

呼吸が荒くなり、晃は思わず立ち止まった。とぼとぼと自宅に向かう途中、彼のスマホに1件のメールが届いた。

自室でそれを知り、確認した彼は言葉を失った。


――入場券。


 まさか、こんなタイミングで入場券が手に入るとは。

晃は不吉な暗示めいたものを覚えながら、メールを開いた。そのメールには、以下のような内容が記されていた。


 survivors yard入場券。

おめでとうございます!貴方はsurvivors yardのプレイヤーに選ばれました。

バディを強く育てて、ラストボスを撃破してください。たった一人の勝者には、あらゆる望みを叶える権利が与えられます。

栄光を掴むのは、独りきりだ!!


 スクロールすると、ルールが列記されていた。

他者を殺害する事で経験値を得、規定レベルに達したプレイヤーが現れた時点でボスが出現するそうだ。

経験値についても書いてある。非プレイヤーの経験値は警察官で100程度だが、プレイヤーの場合は累計経験値をそっくり頂く事が出来る。これの作者は恐ろしく趣味が悪い。

ふざけた話だと思いつつ、晃がホーム画面に戻ると、見慣れないアイコンが出現していた。

タップすると、survivors yardが起動。バディを召喚するか否か、アプリが尋ねてきた。


ありがとうございました。

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