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狼領主のお嬢様  作者: 守野伊音
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 止まった馬車の扉が開かれる。最近は随分扉の開閉が上手になったサムアにお礼を言い、ウィルフレッドの手を借りて馬車を降りた。

 馬車から降りて最初に感じるのは、土と青の香りだ。水と緑から立ち上る香りは、舗装された地面が当たり前である都を離れた事実を実感させる。

 豊かな自然のおかげで、いつだって草刈りが追いつかない。そんな中に佇む建物を見上げる。

 平民の一家族が住むには広く、貴族の屋敷には狭く。集団が集まる場としては狭く、雑貨屋としては広く。

 最早庭と野原の境目など、朽ちかけた柵がなければ分からない敷地内にある建物。仕事と憧れを求め、故郷より大きな街を目指す結果、どうしても若年層が少なくなる傾向にある中で、子どもの比率が大人よりぐんと高いこの場所は、カーイナの養護院だ。


 記憶にあるよりずっと小さく見えるのは、すっかり見慣れてしまった新たな領主の屋敷と比べているのだろうか。

 領主の屋敷に比べれば格段に小さなその建物を、窮屈に感じたことはなかった。私の身体が幼かったから。死ぬ間際まで入り続けた牢より余程広かったから。幼子が笑いながら走り回る気配が響くそこは、どこも閉ざされていなかったから。

 理由は多々あっただろう。当時はまだ建物自体が真新しかったのも、理由の一つだったはずだ。

 しかしきっと、気持ちの問題も大きかった。狭く、暗く、そして目眩がするほど遠くまで広がる過去に溺れていた私が見た、錯覚だったのかもしれない。

 だって本当は、こんなにも牧歌的で、慎ましやかな大きさでありながらも明るく温かい。そんな、子どもを養育するに相応しい場所として、大人達が作ってくれていたというのに。


 食べる物を失い、身を立てる術を失い。誰もが明日をも知れぬ暮らしをしていた時代。暮らしが荒めば人が乱れる。人心が乱れれば国が歪み、時代が揺れる。そんな時代に、建物が保たれるはずもない。当然だ。明日の食べ物さえ確保できない世で、建物の維持に費やせる余裕はどこにもない。

 カーイナはもちろん、ライウス中がそんな有様だった時代は、前領主一家の死で終わった。ライウスを枯らせていた害悪の駆除を終えた新領主がすぐに取りかかったのは、食料の供給と公共設備及び施設の補修、建て直しだった。道が通れば人が動ける。人が動ければ物が動く。物が動けば、生が繋がる。

 カイドは真っ先に食と住を整えたのだ。道は食料を行き渡らせるために、公共施設は人々の寝床に。食と安全な寝床で体力と気力と、明日への希望を民へと渡した。

 何をおいてもそれらを優先させた。自身の寝食を削り尽くして。

 領地の明日を願うというのなら、子どもの命は欠かせない。元より欠かしてはならない存在だが、世が荒れれば真っ先に切り捨てられるのは現状では役に立たない未来への投資だ。

 即座に力とならない存在を守り、育む。明日の命も知れぬ現状から幾ばくも過ぎていない時の中で、新領主はそれらも同時に進行させた。溢れかえった子どもを荒ら屋と化した建物に詰め込む作業でしかなかった行為を、政の一つとして扱った。それは、これまで個人の尽力で行われてきた行動が、領全体の問題として扱われると決定した事実を指す。


 田舎の隅に至るまで養護院は建て直され、子どもの数は把握され、必要な物資が通った。養護院を生きたまま出ていける子どもの数は増え、出ていった後、大人になりきることが当たり前になった。

 当たり前を、カイドが作った。私達の死から、カイドが作ったのだ。

 あの頃の私は、自分のもののはずなのに、気持ちの動かし方すら分からなくなっていた。動いた気持ちが酷く悍ましいものに思え、許されない存在に感じた。けれど、今なら分かる。私はきっと、嬉しかった。

 私達の死からカイドが作りだした、子ども達の明日が守られる場所が。現状ではお荷物でしかない子どもの命が守られるその場所を、人々が柔らかな感情で見つめられる余裕が。

 カイドが心身を削りながら作りだした恩恵に、私が与っている事実は、消え入りそうなほど苦しかったけれど。

 ライウスの未来が柔らかく穏やかな幸福に包まれていく日々は、叫び出したいほどに嬉しかったのだ。


 十五年前に建て直された養護院は、あの頃の美しさを保ててはいない。外壁には蔦がつたい、草刈りが間に合わず伸びた草の影に、朽ちかけた柵が埋もれている。そろそろ替え時なのだろう。

 建物の中はもっとひどい。消えきらない子どもの落書き、原因不明の染み、柱に刻まれた多数の傷。水で濡らした紙が貼り付けられた後、剥がせなくなった数多の跡。傷一つなかった十五年前の姿は見る影もない、ひどい荒れ具合だろう。なんともひどく、素敵な、子ども達が駆け抜けていった証。

 そんな建物の前に、人影があった。子どもに交じってしまえば少し分かりづらくなる小柄な女性は、あの頃と何ら変わりのない笑みを浮かべてそこにいた。


「ご無沙汰しております、院長先生」


 あの頃とは違う、貴族としての礼を以て挨拶とした私に、院長先生はにこにこ笑っている。


「久しぶりね、シャーリー。元気そうで、先生嬉しいわ」

「はい。院長先生もお元気そうで何よりです」


 こうしてカーイナを訪れるまでに、ずいぶん時間がかかってしまった。その間に、様々なことがあった。それは、事柄であったり、事件であったり。詳しい事情は知らないまでも、大まかな騒動は院長先生も知っているだろう。けれど聞かない。いつも通り、養護院の院長先生として私を出迎えてくれる。今までこの優しさを受け取れなかった私にも、隔てなく。

 それがとてもありがたかった。

 




「本当なら院長室にご案内すべきなんでしょうけど、私、あなたとはこの部屋でお話ししたいの。いいかしら」

「はい、私もです」


 歳が然程離れていない子ども達は、遠目にこちらを見ている。親しく話しかけてくる人はいない。当たり前だ。親しみ安いどころか、話しかけることさえ躊躇われる雰囲気しか持てていなかった自覚はある。話しかけてほしいとも、話しかけたいとも思えなかった。言葉を紡ぎ、今を生きる子ども達に語りかけていいと思えるほど、私は私を信じられなかった。

 繋がる意思を持たない人間を、子どもは敏感に感じ取る。しかし、当時物心がつく前の子ども達は事情を把握していない。記憶にあるかどうかも分からない他者の存在は物珍しい客であり、大好きな院長先生にはいつも通り構ってほしい。

 だから、さっきからころころと周り中を駆け回っている。院長先生に絡まり笑い声を上げる子ども達をやんわり引き離しながら案内された部屋は、院長室ではなく院長先生の部屋だった。


 院の代表者と言っても、私室があるというだけのことなので、この部屋も決して広くはない。むしろ、物が溢れて狭いくらいだ。

 絵本、文字とも絵とも判別がつかない色が塗られた紙、ぐしゃぐしゃに握り潰された紙、丸い石、蛇の抜け殻、木の実、枝。子ども達が贈った物が、預けた物が、所狭しと飾られ、部屋の中に詰め込まれている。

 私の寝台があった場所は、そういう場所になっていた。元々、養護院を出た子どもの寝台はすぐに次の子へと回されるのでそういうものだ。

 子どもが飢えず、健やかに育っていけるようになったとて、物資はいつだって溢れんばかりに潤沢ではないのだ。決定的に不足しているわけではない。けれど、充分すぎる予備があるわけでもない。

 保護を、補助を受ける存在は、そうでない人々の暮らしより裕福であってはならない。そんな原則がある。いつだって、難しい問題ではあるのだけれど。

 けれど、少なくても今は、必要な補助を無駄だと打ち切る無情が当たり前な時代ではない。だから、子ども達は明日を信じていられるのだ。


 穏やかで緩やかな時間。本とインクと紙とクレヨンと玩具とおやつと布と植物と。そんな匂いに満たされた部屋の中、無骨で、けれど柔らかい秒針の音が一番近くに聞こえる。次いで近い音は、壁を隔てて響き渡る子ども達の笑い声だ。甲高い、まるで無理矢理弦を弾いた楽器のような音がしたかと思えば、幾重もの鈴が重なり合ったような声もする。

 いつだって、子ども達は元気だ。けれどそれは、いつの時代も当たり前ではなかった。当たり前でなければならないその事実は、大人の地盤が揺るげばあっという間に蔑ろにされ、疎まれ、搾取された。そんな時代を、私達家族が作った。


 勧められた場所である院長先生の寝台に腰掛け、穏やかな音を聞いていると、一つ規則的な音が近づいてきた。立ち上がり、音の主を待つ。

 扉の前で護衛の兵士との間に二言三言の挨拶が交わされた後、開かれた扉の先に立っていたのは、両手にお茶とおやつを乗せた盆を持つ院長先生だった。


「私が」

「じゃあお願いしようかしら。ふふ、領主様の婚約者様に荷物を持っていただくなんて。長く生きるものねぇ」

「院長先生はお若くいらっしゃいます」

「あらまあ、嬉しいことを言ってくれるわ」


 うふふと、まるで子どものように身体を揺らした院長先生は静かに扉を閉める。その間、兵士も廊下で待機しているカロン達も頭を下げたままだった。


 小さな机の上に盆を置き、院長先生が淹れてくださったお茶を受け取る。座る場所は、机と共にある椅子と寝台しかない。院長先生の部屋を訪ねてきた子ども達は皆、院長先生の寝台に並んで座り、話を聞いてもらうのだ。

 常にそういう場であったこの部屋は、今も変わらずそういう場なのだろう。

 院長先生は手慣れた様子で自身のコップを持ち、私の隣に座った。座った振動はあまりない。元々小柄な方だけれど、記憶にあるよりもっとずっと小さく華奢に見えた。

 この地を発ってから何年も経っているわけではない。ならば変わったのは院長先生ではなく私なのだろう。何も見えていなかった、何も知ろうとしていなかった私は、死んだって変われない愚かさの中にいたのだから。

 両手で持ったコップに口をつける。普段飲んでいるお茶とは違い、少し温く、薄い。幼い子どもが火傷をしないように少し温く、幼い子どもが飲みやすいように薄いお茶。

 低い家具に、丸い角。ささくれにくい木が使用された手摺り。片付けが追いつかず玩具や洋服があちこち放り出されているのに、きっちりしまわれた刃物に工具。続く、大人には重い食事。

 養護院は子どものための空間だ。すべてがすべて、子どものためにある。子どもにとって快適な空間は、大人の我慢と気遣いと愛と義務で出来ている。

 子どもは元気でいなければならないと、責任感で以て。子どもは元気でいてほしいと、夢で以て。

 様々な理由で親を失った。その事実だけで既に傷を負っている子ども達に、明日を、愛を、自己の価値を信じさせ、送り出す。それがどれだけ困難で、傲慢で、無謀で、希望に満ちているか。

 そこにある苦労を、苦悩を、一度だって見せたことのない人は、今日も穏やかに微笑んでいる。


「元気にしていたかしら」

「はい。よくして頂いております」

「ふふ、そう。それはよかったわ」


 院長先生はじっと私を見て、可愛らしく微笑む。いつだって、皺を気にせず可愛らしく笑う方だった。けれど今は、見たことがないほど笑みが深い。


「ご挨拶が遅れてしまい、不義理を致しました。申し訳ございません」

「そんなの、どうだっていいのよ。あなたにも言ったはずよ、シャーリー。ここのことを忘れてしまったっていいの。振り向く暇がないのなら、振り向けないことを重荷に思う時間が勿体ないわ。その分を、日々の忙しなさへの余力へ向けなさいと」


 これは養護院を出て行く子ども達に、院長先生が必ず贈る言葉だ。私にも贈ってくださった。必ず対で贈られる、いつでも帰ってきなさいとの言葉と一緒に。


「けれど、あなた達がどこかに帰りたくなったとき、何より先にこの場が思い浮かんだのならいつでも帰ってきなさい。ここはそういう場所なのだから」


 目尻の皺が深くなった。肩が薄くなった。歩く速度が、少し緩くなった。

 少しずつ、傍にいれば気付かない速度で、離れていればすぐに気付く速度で、老いていくこの方は、たくさんの子ども達を見送ってくれた。そして、いつまでも待ち続けてくれている。忘れてしまってもいいと言い、そしてそれが本心だというのに。

 この方は、帰ってこなくてもいい子ども達を待ち続けるのだ。それがどれほどの慈しみなのか。


「それに、たくさん大変なことがあったと聞くわ。ここでは新聞と噂でしか知る術がないけれど……それだけでは聞こえない場所で、あなたにとってとてもいいことがあったのね」


 まるで朝日を眺めるかのような顔で微笑んでくださるその顔は、私がそれほどの心労をかけてしまっていた証左であり、この方の情の深さを示していた。


「……あなた、そんな風に笑うのね。どうしてかしらね。私、今日初めて、あなたと目が合った気がするの」


 それはきっと、言葉通りの意味なのだろう。今日、初めて。今日だけではなく、初めてあった日から今日までずっと。私は何も見なかった。何も見えてなかった。何も、もう、目隠しなんて、どこにもなかったというのに。


「あなたがそんな風に笑ってくれるのなら、先生とっても嬉しい」


 コップを片手に持ち直した院長先生の手が、するりと私の頬に触れる。荒れて乾いた小さな手の温度は、太陽の光をたっぷり含ませた布団を思い出せた。


「ねえ、シャーリー」

「……はい」


 院長先生は笑う。ひなたぼっこをして目を細める猫のように、大好きな人と出会えた犬のように。


「明日が来るのも、楽しみね」


 ここで初めて誕生日を祝ってもらった子どものように、笑うから。俯く姿は一度も見せたことがないこの方はいつだって、幼子より素直に笑うから。


「はい、院長先生」


 つられて皆、笑ってしまうのだ。




 ありがとうございます。申し訳ございません。伝えたい言葉はたくさんあった。伝えなければならない言葉も、本当に、山のように。かけてしまった迷惑、心労は、どれだけ言葉を尽くしても足りないほどだろう。

 けれどこの方は、それを許さない。

 迷惑をかけたと子どもに謝らせることは、一度も。

 笑って、流れるように、そんな隙を与えず明日への力に変えてしまう。彼女はいつだって教師だった。子ども達と同じようにおやつを食し、草原を転がり泥だらけになろうと。この生を光の下で生きるために必要な力と心を与え、子ども達を送り出す人は、確かに教え導く師であったのだと、この地を離れるほどに強く思う人だった。

 申し訳ありません、先生。院長先生が望まぬ謝罪を、心の中で紡ぐ。

 私はきっと、分かっていたのです。ここが本当に穏やかで優しい地だと。あなたが与えてくださった世界が幸福へ繋がる道だと、分かっていたのに。私自らそれを弾き、私が望んで招いた不幸の傷で、あなたはどれだけ心を痛めたのでしょうか。こんなどうしようもない私の為に、痛めてくださったのでしょうか。


「さあ、シャーリー。たくさん話を聞かせてちょうだいな! 先生、あなたの噂を聞く度、あなたとお話ししたくて堪らなかったの!」


 子どものようにはしゃぐ院長先生の手の中でコップが踊る。もう少しでお茶が零れてしまいそうなのに、先生は気にもしない。汚れたら洗えばいいのだ。濡れたら干せばいいのだ。破れたら繕えばいいのだ。そう言って、子ども達の失敗を笑って流してしまう人に、聞いてほしい話がたくさんあった。私の大切な人々の愛らしさを、その人々と過ごす私の幸いを。

 他でもない、あなたに知ってほしかった。


「あなたはとっても賢いからいわれなくても分かっているだろうけど、機密だなんて大変なお話をしては駄目よ。もちろん、先生は皆の内緒を守れますよ。でもね、聞きたいのはあなたのお話だから、お仕事の話は聞いてあげません」


 つんっとそっぽを向いた言い方が可愛らしいのに、そこにあるのは大人の気遣いだ。

 私も、久方ぶりに全領が見せた兵力により、王都の若い貴族達の意識が改まった話や改まらないままの話、今回の騒動で他国が見せた反応掴んだ情報、即位したマーシュ様への挨拶を名目に集まった他国からの賓客の様子。そして、その賓客達から今回の騒動に深く関わったとされるライウス領主とその婚約者への召喚要請。

 召喚要請については、賓客達も冗談半分といった風を装っているため、すべてマーシュ様が自身で留めてくださっていると聞く。

 そんな内容を話すつもりはない。話す必要もない。

 ライウスが崩壊しかけて以降、大きな騒動がなかったこの国で、他国にまで影響を及ぼす事件が起こったのは本当に久方ぶりだ。長らく静寂を続けてきたフィリアラ国は、他国の関心を買わずにいられるほどの小国ではなく、歴史も浅くはない。

 私達は、ライウスを守った上で、フィリアラ国に尽くすべき立場だ。そして、院長先生は養護院を守るべき立場だ。立場が違えば守るべき対象も手段も異なる。

 だからこそ、院長先生は聞くべきではないし、私も話すべきではない。


「はい……私も、聞いていただきたいお話がたくさんあるんです。私の大切なお友達と、大好きな人の話を、聞いてくださいますか」

「ええ、もちろん! ああ、嬉しい! 私、あなた達とお話しするのが一番楽しみなの!」


 子どもを愛し、大切に思っているが故に、子どもに齎された悲劇も無情もたくさん見てきた方が、そう言って笑う。無邪気に笑う。

 院長先生の笑顔は、いつだって確かなものとしてここにある。無条件に齎される温かさと確かな強さは、この楽園に辿り着いた子ども達に与えられた、祝福だった。

  

 









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― 新着の感想 ―
[良い点] 守野さんの文章はとても詩的で心が震えます。出来ればこの物語、続けて欲しい。皆んなが幸せになっていくのが見でいきたいです。
[一言] 苦しむ人々を見て見ぬふり、享楽の夢に閉じこもる仮初の楽園ではなく、現実の大変さを知りながらも愛と労力を注ぎ、子供を慈しむために創られたこの場所は本物の楽園なんですね。
[一言] 更新ありがとうございます! 毎日読んでるので本当に嬉しいです。
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