第一章、第二章 あらすじ
第一章と第二章のあらすじです。
幼い頃に故郷を失い、リリィは養父母の元で暮らしていた。だがある日、恩人であるモルドに呼び出され彼女は同郷のカレンが暮らす礼拝堂へと住居を移す。そこで出遭ったのはコアという名の青年だった。
堅く口を閉ざしてきたモルドから、リリィは初めて故郷が滅亡した時の様子を聞かされる。しかし明らかになった事実は新たな疑問を生じさせ、リリィはコアに連れられ礼拝堂を後にする。
旅を始めて早々、リリィは誘拐されるという憂き目に遭う。助け出された後に対面したマイルという情報屋の青年を同行者に加え、世界を放浪する日々が始まった。
リリィをマイルに託したコアは単身、大聖堂へと戻った。軍資金と情報を得ることが目的であったが肝心の情報は何も得られず、コアは大聖堂の聖女であるアリストロメリアと彼女の傍仕えであるテルに別れを告げ、数日で大聖堂を後にする。
一方、リリィとマイルは赤月帝国の軍事を担っている白影の里を訪れていた。同郷の友人である緑青から内乱の状況を聞き出したマイルは一抹の不安を抱きながら赤月帝国を後にする。
合流した一行は遺跡の町ルーデルを訪問した。そこで大聖堂に所属する言語学者ラーミラとその助手クロムと出遭い、共に遺跡へと向かう。だがリリィの怒りが爆発したことにより初日の調査は未遂に終わった。
リリィに後押しされたことによりマイルは一人、赤月帝国へと旅立った。リリィ、コア、ラーミラ、クロムの四人は再度遺跡に赴き、しかし有力な情報は得られないまま調査は終了した。ラーミラに借り受けたクロムを同行者に加え、再び放浪の日々が始まった。




