魔王
『一ヶ月一日一詩キャンペーン』第二詩。
常識、何それおいしいの?
・・・とか言いたくなりました(滅)
あ、ファンタジー入りました。
昔昔あるところに
魔王がいました
魔王はいつの日かある人に
封印されてしまいました
ちょっと昔あるところに
一人の勇者がいました
勇者はあるほこらで
手違いより魔王を復活させました
勇者の攻撃を簡単に魔王は受け流します
殺される そう勇者が思った時
魔王は言いました
「とりあえず、飯でもどうか。」
と
魔王はとても気さくでした
勇者は前で飯食う魔王を見て
魔王を倒す必要ない
そう考える様になりました
実質この魔王
強すぎても世界を滅ぼすなど
滅相考えてもいませんでした
魔王と勇者は二人とも
毎日仲良く過ごしました
お金が無かった彼女等は
共にギルドで働きました
強すぎる彼女等は
最強ランクになりましたとさ
ちょっと昔あるところで
戦争が始まりました
しかし人々は一瞬で燃え
消え去りました
その魔法を放ったのは
魔王と勇者でした
それから魔王と勇者は人々から
共に残酷な魔王と呼ばれました
ちょっと昔あるところで
ある一人の若者が
残酷な魔王に立ち向かいました
若者が彼女等と対峙した時
彼女等は決して
若者に手を出しませんでした
不思議に思った若者は
攻撃を止め 話し掛けました
魔王と勇者は
若者に一切の事情を語ります
若者は何もせずに攻撃をした事を
謝罪し反省し
三人は友達になりました
帰還した彼はあらゆる場所で
魔王は決して残酷ではない
と言い聞かせました
しかし周りの人々は
それを信じませんでした
若者は王様にも話しました
王様も信じませんでした
王様は若者を牢屋に入れました
魔王と勇者は
若者を救けだすために
王国と戦い始めました
村のギルド長に相談して
近くの村の悩みを聞いたり
町の困り事を聞いたりして
徐々に仲間を増やしていきました
そして王都に攻めはじめました
若者が仲良かった貴族に
牢獄の構造を聞いたり
マスターキーを手に入れて
牢獄の鍵を開けられる様にして
彼女等は牢獄に入り込みました
彼女等は必死に探しました
若者は何処にも居ませんでした
実質彼は牢獄に居ませんでした
彼女等は兵士に囲まれている事に
ようやっと気付きました
そこに探してた人はいました
魔王と勇者は
迷っていました
彼は裏切らないと
信じていたから
とりあえず勇者は魔法を放ち
兵士を全滅させました
案の定その若者は
生きていました
若者は動きだしました
その動きは超人並
人離れした彼女達以外では
受け流す事は困難です
戦っている間には
彼女等は攻めずに
積極的に話し掛けました
しかし若者は
何かに取りつかれたように
暴れ回りました
魔王は気付きます
若者は呪われている!!と
勇者は呪を放つ魔法を放ちました
若者はどさっと倒れて
意識を取り戻りました
若者は言いました
自分に呪いをかけたのは
王女様だと
魔王と勇者と若者は
王家を潰すと決意します
でも罪無き人々を
殺すのは絶対にしないと
魔王と勇者と若者は
呪縛に対する守りを持ち
王都にノコノコ出向きました
勿論魔王の天才的な
言い訳能力を使って
王前に出た三人は
頷き合図に立ち上がり
若者は周りを眠らせて
勇者は王を封印し
魔王は王女を封印しました
その場に残る二石を
魔王と勇者と若者は
帰ってきてからほこらを使って封印しました
魔王ここに眠る
そんな文章書きおきて
それからと言え三人は
村に戻って手伝いや
依頼をこなして行きました
そしていつかはそれぞれは
若者は村の村長に
魔王と勇者はギルド長に
それぞれ自分の人生を
エンジョイしながら生きました
それから今に至るまで
同じ姿で生きてます
魔王の豊富な知識量
勇者の破壊的な魔法
若者の優れた統率力と力
三人は無敵でした
三人の村を攻めるものは
原因不明の死をとげたり
一瞬で焼き殺されたりと
成功したものはいません
三人の村は
周りの村村と同盟を結び
友好関係を築いていきました
最後に
三人は常識を疑います
どんな物であろうとも
三人は奇跡を信じます
どんな物であろうとも
彼らの存在自体が
奇跡でありますから
ちなみに、勇者・魔王共に女性です。若者は男性。
感想ヨロです\(^o^ )/