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普通のおじさんがプロサッカーチームの監督になる話 第二部  作者: dodongadondon


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3/3

第三話 家元の過去




成金家元 家は貧乏では無いが裕福でもない普通の家庭 いたって普通に育った家元は

小学生から中、高とサッカー部に所属する が、全て弱小だったため

家元自信そんなに本気でやるでもなく たまに部活出て適当に試合出るみたいな

中途半端な部活生活をしていた 高校を卒業すると すぐにバイトを始める

サッカー部で培った体力を生かし 引っ越し、ピアノの運搬など 体力系のバイトをこなしていった

その他にも 皿洗い、調理補助など 時給のいいのは片っ端からこなしていった

酒、たばこもやらず 酒が好きじゃないので 飲み会もロクに参加しない

趣味があるとすれば PCのオンラインゲームと貯金くらいだった

そんなこんなで22まで 馬車馬のように働き続けた 気がつけば貯金は500万を超えていた

そんなある日のこと


(バイトの先輩)よう 家元これ知ってる?


そう言いながらバイトの先輩はスマホであるサイトを家元に見せた


(家元)ええ?これなんすか?先輩


(バイトの先輩)株だよ株 このサイトの人すげえんだよ 100%当たるんだよね


(家元)ええ?そんな事あるんですか? じゃあ買えば大儲けじゃないですか


(バイトの先輩)そうだよ 俺先月だけで40万だぜ?増えたの


(家元)ウソ―( ゜Д゜)


株式ファイトマネークラブとかって名前の怪しいサイトだった

明らかに個人運営してるサイトで 特に入会費的なものも無く 趣味で自分の予想を書いてるだけだった

だが バイトの先輩が言うには そのサイトの主の勧める銘柄は今まで100%上昇してるとのこと

半信半疑だったが 家に帰って家元もチェックしてみた


(家元)そんなことあるわけないだろうに ドレドレ明日は丸山工業が上がると

んなわけあるのかねえ?


一応値段は3200円 まあ上がるわけないと思いながらチェックだけしといた



ーーーーーーーーーーーーーーーーー翌日-------------


(家元)ええ?なんだこれ?エラー出てるどういうこと?


次の日 丸山工業は 値段表示がされていなかった いわゆる買いが集中し過ぎた為起きる

(サーキットブレイカー)である ストップ高というやつだ

一日の上昇が20%を超えるとサーキットブレイカーが降りて購入不可能になる

丸山工業はたった一日で少なくとも640円以上も上昇していたのだ


(家元)うっわこれやべえ マジの神様じゃん( ゜Д゜)


家元はすぐに証券会社に行き 500万円分の口座を作ってきた


(家元)明日は 米山電気 昨日の丸山が良判定で今日は、、、うっわ特じゃん( ゜Д゜)


サイトの期待値判定は特が最高で良、中、下となっていた

昨日の丸山があの上がり方で良判定 では特っていったいどういう、、、


(家元)か、買うのか?家元 ま、まあ株だし一発で0にはならないよな?


こんなの買ったこと無い家元は手が震えていた 株はサーキットブレイカーがあるため

0円には絶対にならない だが 半分や3分の一になることは稀ではない

臆病な家元は当然500万なんて買えやしないので 5万ほど買おうと手配しようとした

で、慣れない手つきで購入のボタンを押す すると


(家元)ん?約定?買えたって事かな? 500円で5万円だから100株買えてればいいんだよな?


株数をチェックするが、なんかおかしい 株の数がオカシイ

一拾百 


(家元)んんんんん??( ゜Д゜)


表示は10000だった 買い方を間違えて米山電子を1万株買ってしまったのだ


(家元)ぎゃあああああああ 辞めです 間違い 訂正( ゜Д゜)


売ろうとすると 売れた時の金額が出る が、今売ると手数料とかの関係で30万以上損をしてしまう

もうどうしようもない 手も足も出なかった( ゜Д゜)


(家元)はあ、だから辞めときゃ良かったんだよ ( ゜Д゜)まあ 上がるかもしれないし待つしかないか


がっかりして 家元はそのまま寝てしまった



―――――――――――――――一週間後ーーーーーーーーーーーーーーー



株を買った事などすっかり忘れてしまった家元 相変わらず職場でネギを切っていた

すると バイトの先輩が


(バイトの先輩)うほう また儲かったよ たまんねえな


(家元)ええ? また儲かったんすか?先輩


(バイトの先輩)いやあ ぼろ儲けだわ 米山電機さまさまだね


(家元)へ?( ゜Д゜)


バイトの先輩の言葉でようやく思い出した 家元は慌てて自宅に帰り自分の証券会社の口座を見てみた


(家元)ウォおおおおおおおお( ゜Д゜)なんじゃこりゃあああああああ


なんと、たった一週間で価格は2倍になっていた

五百万が一千万 驚異的な上げ幅である 連日ストップ高でどうやら5営業日連続であがったようだ

次の日朝一で米山を売った家元 そして次からもサイトで指定される銘柄を追っかけるようになった


(家元)でもなんか現実味ないんだよな 絵にかいたモチっていうか


4年かけてようやく貯めた500万がたったの一週間で手に入ってしまった

汗水たらして 頑張って なんかそれを否定されてるようにも感じて 内心面白くなかった

そんな家元が出した決断は


(家元)まあ 余った金はツッコめばいいか( ゜Д゜)


500万だけ残して後は全額投資というものだ 自分の金は次の日に現金にして

別の銀行口座に入れて 増えた金だけで遊ぶというもの

どうにも家元には 楽して手に入れたお金が残る事自体が あまり面白くなかったのである

負けたら辞める そういう自分の中での約束事で サイトに指示された銘柄だけ買い続けた

が、、


(家元)やべえ、、、まったく負けない、、、、、


何回やっても 全勝 気がつけば 価格は5千万を超えていた

だけど選んでも 勉強しても てんで自分にわかるわけがない

負けたら引退 そう決めて 5千万で次の銘柄を買う


(家元)うっは ストップ高( ゜Д゜)


5千万入れた銘柄がストップ高になる 今度は14営業日連続 

ストップ高が終わったときには 2億5千万を超えていた


(家元)ヤバイヤバイ もう刺される( ゜Д゜) 負けてくれ( ゜Д゜)


ここまで来ると刺されると思うようになってきた

根っからの貧乏性で とにかくお金があるのが怖かった

負けてくれ 無くなってくれと願いながら全額投入しつづける家元 だが彼の思いとは裏腹に


(家元)ひいいいいい な、七十億( ゜Д゜)


ついに一回も負けないまま 株価は七十億を超えた


(家元)もう終わって もう終わろう( ゜Д゜)


そして次に買った銘柄で 初めて負けた しかもストップ安 逆方向のサーキットブレイカーだ

当然慌てて即売りする家元だが、、、、、


(家元)うへえ 一撃で20億消えた、、、、、、、、、、、( ゜Д゜)


家元は青ざめた 一回のクリックで20億消し飛んだのである

余りのショックで吐き気を催し 何度も吐いた

このままじゃ病気になると思った家元は ついに引退を決意する が、、


(家元)50億なんてもう 銀行にうつすだけで 手数料なんぼいくんだろ?


手で銀行に持っていくわけにもいかない どっかのドラマみたいに撃たれてとられてみたいなのが

頭に浮かんでしまう 証券会社に入れっぱなしも また変な株買いたくなっちゃうのもマズイ

あれこれ 考えたあげく家元がとった結論は


(家元)よし、投資信託にして 分配金だけ銀行口座に入れるようにしよう


最近バイトの先輩から教わった投資信託にするというものだ

投資信託は毎月分配金が入る 分配率は微々たるものだが 沢山買えば沢山お金が入るというもの

通常は10円程度しか入らない投資信託だが


(家元)よし 25億は投資信託にしよう


家元は25億分の投資信託を買ってしまう

口数に分配金は比例するため 毎月の分配金はなんと二千万

もう彼は一生働かなくてもいいほどの 資産を手に入れてしまったのだ



(家元)まあ そんなわけっすよ


(小原)うわあ そんな夢みたいな話あったんですね そのサイトって今もあるんですか?


(家元)あ、小原さんも買おうとしてますか? でももう無いですよ

あれから あのサイト主一気にスランプになって 全然当たらなくなったんですよ


(小原)ええ そうなんですか


(家元)まあ ホントその人が神がかってる? 調子いい時にたまたまお世話になったんですよ

マジで色んなラッキーが交差しまくってみたいな

なので 未だに毎月二千万は入るので それでやりくりしてたんですね


(小原)へえ でもそんだけ入るなら どんどん増えていくんじゃ?


(家元)そうでもないんですよ小原さん( ゜Д゜)


家元の話だと 投資信託は(段々減っていく)傾向があるということだ

分配して(基準価格が)下がる なので 今は25億で買った投資信託は14億円の価値しかないそうだ


(小原)ええーじゃあ 自分の足食ってるようなもんじゃないですか


(家元)そうなんですう( ゜Д゜) 


ゲームでわかってるが サッカーチームの運営は莫大な費用がかかる

大体N3でも一年1~2億は いってしまう 安くてだ なので沢山のスポンサーを集めて

なんとかするのが 普通だが、、、


(小原)え?スポンサーとかは?


(家元)いませえん( ゜Д゜)


これは大変だと 小原は心の中で思った


第四話に続く 



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