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エンブレイドストーリア  作者: 桜木姫騎
エンブレイド鏡界編
44/47

フェイリアモンスター

 話はリープ達がカオスを脱獄させて

アスカの迷宮から脱出して帰ってきた所へ戻る。

 カオスは廃人化したイヴへカイザーの槍の先を向け、

それに激昂するリープ。

 突如銃弾がカオスへ飛びそれを弾き飛ばす。


(カオス)

『何のつもりだ?ルギア!』


 その瞬間ブーメランナイフを素早くカオス目掛けて投げ付けて避けた隙に

カイザーを奪おうとするもリュウカの植物魔法で足元を取られてしくじる。

 その隙にカオスがカイザーでイヴを突き刺そうとするも、

ファントムのミクトランで阻まれて、

カオスの横腹にオルキスの蹴りが炸裂する。

 だが今度はブライティスがヴァイスシュヴァルツでイヴに斬り掛かり

リープがリーバードで防ぎながらブライティスを宿屋の奥へと蹴り飛ばす。


(リュウカ)

『リープ!聞いて』

『廃人化した人は助からない』


 だがリープ達も引くわけには行かない、

今此処で諦めればイヴはカオスかブライティスの殺される。


(ブライティス)

『リープそこを退いて!』

『苦しまないようにティスが一撃で楽にしてあげる』


 ブライティスもカオス同様に廃人化した者を殺す事に抵抗が無いらしく

それはアスカの迷宮で多くの囚人達が

喰われていく様を見たリープが一番分かっている。

 イヴをこのまま放置したところで、いずれモンスター達に喰わせる事で

モンスターの一部にさせる事くらいしか出来ず、

 そうなる前に宝具で廃人化したイヴをマナに還す事が理に叶っている。


 頭では分かっていても、心がそれを拒否してしまい、

ルギアは兄を止められなかった後悔から、オルキスとファントムは

自分達に巻き込んだ責任からそれぞれリープに協力する。


(ガオウ)

『このままじゃ埒が明かない』


 ガオウが間に割って入る。


(ガオウ)

『アニキ!リュウカ!』

『嬢ちゃんがこうなったのは』

『俺様達の仲間のセチアが原因で非が此方に有る以上』

『責任を取る義務が有るはずだろ?』


 カオスとリュウカが動きを止める。


(ガオウ)

『あまり気が進まないが背に腹はかえられない……』

『俺様達の最後の仲間のマチルダの死霊操術(しりょうそうじゅつ)なら』

『嬢ちゃんを救えるかも知れない……』


 死霊操術は、本来死んだ人間をフェイリアモンスターとして蘇らせる禁術で

上級者ともなれば殺さずに人間をモンスター化させる事も出来る術だ。


(ガオウ)

『幸か不幸か此処はマナの濃度が濃くて人が死なずに廃人化する鏡界だ』

『上手く行けば嬢ちゃんをフェイリアモンスターとして蘇らせる事が出来る』


 モンスターの中で、人型のフェイリアモンスターは

人間の頃の記憶を持った者が多いが代償として大量のマナを必要として

人間に襲い掛かる事も有る。


(オルキス)

『イヴをフェイリアモンスターとして蘇らせた後で』

『身体と宝具を紐付けさせてマナを宝具から供給し続ければ』

『食人衝動は抑えられるかも知れない……』


 けれど、どちらにしても人としての生を失う事になり

モンスターとして生きる事になる事に変わりない。


(ガオウ)

『それでも……やってみる価値は有ると思うぜ……』

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