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エンブレイドストーリア  作者: 桜木姫騎
エンブレイド鏡界編
41/47

妖精と魔物の昔話

 一通り互いの身の上話を済ませながら遺跡で

セチアを探すも見つからずに居るとブライティスが古いおとぎ話を話す。


(ブライティス)

『昔々有るところに妖精達の暮らす国が有りました……』


 妖精達は毎日平和に暮らしていてとても幸せいっぱいでしたが、

そんな有る日、封印されていた白き化身が蘇り世界を始まりの無へと

還そうとした為に人間達と妖精達は力を合わせ、

大いなる光の魔法に寄って白き化身を封印する事に成功しました。

 けれど、その光は決して届いてはいけない深淵の世界すら照らしてしまい

闇の世界に暮らす魔物達すらも焼き払い、沢山魔物達が死んでいきました。


 大好きな妹や民達を殺された魔物の王様は、

妖精の国へ究極の闇の魔法を放ち、大勢の妖精達が死にました。

 妖精の女王様を庇って大好きだったお姉さんが殺され、

妖精の女王様と魔物の王様はお互いを怨み憎み合いながら何度も戦い続け、

 最後の決戦の地で七日七晩戦い続けてお互い動けなくなり恨み辛みを

吐き続ける事しか出来なくなりました。


 二人は、そこで初めてお互いの魔法が原因で大切な人を死なせた事を知り

二人の王様は子供のように泣き続けました。

 生き残った妖精や魔物達が王様達を見付けても尚も泣き続け、

もう戦いどころでは無くなりました。

 そして妖精の女王様と魔物の王様は結婚して

妖精達と魔物達はお互い仲直りをしましたとさ。


 それから何年も経ち、妖精の女王様と魔物の王様に双子の赤ちゃんが産まれ

すくすくと育ちましたが、有る日侵略者達に女王様は永久の眠りに掛けられて

 魔物の王様は女王様を助ける為に眠りから目覚めさせる為の石を探して

塔へと登り見付けるも塔が崩れて行方不明になってしまい、

 残った双子は侵略者達と戦いましたとさ。


(イヴ)

『それで?女王様と王様と双子はどうなったの?』


 イヴがブライティスに訪ねる。


(ブライティス)

『侵略者の王様は双子の両親の愛を知ると』

『女王様を眠りから開放して行方不明だったお父さんを見付けてくれました』


 ですが妖精達と魔物達の争いに、侵略者達の脅威に寄って

かつて封印されていた白き化身は、黒き化身として蘇り

 魔物の王様と妖精の女王様と侵略者の王様が力を合わせて黒き化身を

封印しましたとさ。


(オルキス)

『昔話にしては、人の死が描かれていたりでダークな内容かと思えば』

『話がご都合展開だったりで』

『子供向けなのか大人向けなのかよく分からなかったな』


 とは言え、今のイヴ達だって端から見ればブライティスの昔話のように

奇妙な旅をしている一団なのは間違えない。

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