宝具リーバード
旅人のルイスとテイルズをオーロラの跡地に案内して
あわよくば凶悪犯をファントムより先に捕まえて手柄を立て、
ファントムの鼻を明かし、王都へ行く足掛かりにしようと目論むリープ達は
道中モンスター達に行く手を阻まれながら森の中を掻き分けて突き進む。
(テイルズ)
『それにしてもリープ君は胴の剣に』
『イヴちゃんは檜木の棒とどうにも装備が心許ないね』
胴の剣は、名前に剣が付いているがその実
刃の付いてない鈍器にあたり、
檜木の棒も魔法の精度を上げるには不十分だが、
森に田舎育ちであまり良い装備を売りに来る行商人もそんなに居なく、
胴の剣も行商人から全財産叩いて、
それでも足りなくてムリ言って値引き交渉の末にまけて貰った一品。
(ルイス)
『これを貸してあげる』
ルイスから鉄製の剣と杖を受け取った。
(テイルズ)
『ルイス良いの!?』
『二人は宝具は知ってるかな?』
『宝具の多くはモンスター達が持つ武器の総称なんだけど』
『今渡した剣と杖は十二使徒の宝具と言って』
『最近発見された特に珍しい物なんだ』
そんな珍しい武器をどうして。
(ルイス)
『私には〖カルマ〗が、テイルズにはラスターがそれぞれ有るから』
ルイスは腰の自身の剣を見せる。
(テイルズ)
『ルイスの使うカルマも十二使徒の宝具の一つなんだ』
『私のラスターは少し違うけど宝具で有る事に代わりは無いからね』
『持ってても使う機会が無いんだ』
(ルイス)
『それに私達は君たちに情報を教えて貰ってる立場だからね』
『君達の身の安全を最優先にし無いといけない』
『剣の名前は〖リーバード〗全体的にバランスの取れたタイプの宝具』
『杖の方は〖マリアンロッド〗魔法と法術に長けた支援型の宝具だよ』
ルイスから宝具を借りて御礼を言う二人。
(テイルズ)
『着いたみたいだね』




