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エンブレイドストーリア  作者: 桜木姫騎
エンブレイド鏡界編
34/48

大蜘蛛

 リープとファントムに続いてカオスも真珠を飲み込もうとしたが

ファントムに止められる。


(ファントム)

『勘違いするな!』

『ボク達の目的はあくまでお前を此処から出す事だ!』


 真珠を手にしたリュウカに、真珠を飲み込んだリープとファントムの三人は

迷宮内のモンスター達に獲物として狙われている。

 それなら最悪リープ達三人がモンスター達の注意を引いている間に

カオスがオルコット達を迷宮内の入り口まで脱出させて、

イヴ達に救助に来て貰えば良い。


(リュウカ)

『こんな時に……マチルダが居てくれれば……』


 説明ではマチルダは、ギター状の十二使徒の宝具〖スコア〗を持つ

吟遊詩人のような格好をした掴み所の無い女性で、

 戦闘能力は高く無い物の、演奏に寄るバフ/デバフを得意として

呪いの類いも解く事が出来るため、

 財宝に掛けられたモンスター達を引き寄せる

効果も打ち消せたかも知れないと言う。


(カオス)

『ただ性格にかなり問題があるんだよな……』


 カオスが渋りながら、

特にあの女好きのガオウですら距離を置くほどだと言う。


 モンスター達を蹴散らしながら進むと迷宮の奥から光が漏れて居るのが見えて

一同は光の射す方へ走って向かうが、希望はすぐに絶望へと変わる。

 巨大な大蜘蛛のバケモノが入り口の前に陣取って居たのだ。


(オルコット)

『どうやら普段は迷宮の入り口付近に隠れてるが』

『迷宮へ潜った輩が出て来たタイミングで襲ってくる知能犯らしいぜ』


 迷宮探索を行う者達は、ある程度戦う力も有り

最悪適わないと判断すればそのまま逃げる事も出来て入り口付近に陣取るのは

効率が悪そうに思えるが、

 迷宮へ入る者達を見逃して奥の財宝を手に入れればモンスター達に襲われ

満身創痍で入り口まで戻ってきた所で多くは喰えないが

確実に仕留める事に特化している。


(リープ)

『俺達が奴の注意を引いている間に』

『カオスはオルコット達を連れて先に脱出して』


 リープの掛け声と共に、リープ達は大蜘蛛の目の前を横斬り

注意を引いている隙にオルコット達は大蜘蛛の後ろを抜けて脱出に成功するが

その時頭上から大量の蜘蛛がスリーサム目掛けて落ちて来て、

 スリーサムは蜘蛛の糸でグルグル巻きにされ、

振り返った大蜘蛛に噛み付かれる。


(ファントム)

『離せ!このバケモノ』


 アックスモードのミクトランで大蜘蛛の眉間を切り裂き、

その隙に急いでスリーサムが巻かれている繭を切り裂くが、

中からはドロドロに溶けた液状物体だけでスリーサムの姿が無い。

 リープの赤色属性の魔法を大蜘蛛に打つけ、蜘蛛の糸に燃え移った所で

一同は走ってその場を後にする。

 背後から体に燃え移った大蜘蛛の断末魔が響き渡る。

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