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エンブレイドストーリア  作者: 桜木姫騎
エンブレイド鏡界編
27/48

最深部

 リュウカの仲間は凶悪犯として塔の最下層に拘束されているが

今は脱出の足の飛行船を失い最下層へ進むしかない。

 塔内に潜伏していたオルコットの三人の部下達も同伴する。


(オルコット)

『紹介する』

『右からワンス、ツーサム、スリーサムだ』


 オルコット含めて、部下達は宝具を持っているが

あくまで護身用で基本は非戦闘員で庇いながら進まないといけない。

 囚人やモンスター達と戦いながら少し宛降って行くも

下の階へ進むに連れて囚人達が少なくなり、

モンスターが強くなり、

それに比例するように挙動のおかしい囚人が増えてきた。


(囚人)

『グヒャヒャヒャヒャヒャ』

『あ~ヒギャヒャァ!!』


 オルコット曰く、モンスターを倒した時に手に入る輝石を宝具には使えば

それに比例して宝具は強くなるが、

頭がおかしくなった狂人達は輝石を直接喰らい自身の力に組み込むが

理性が欠落し人間性が徐々に失われていく。


(モンスター)

『グルルル』


 最下層に近付くに連れて人型のモンスターが増えてきた、もとい

人だった者達が襲ってくる。

 身体能力の限界を超えた力を振るい暴れ回る囚人達の拳は

アックスモードのミクトランを構えるファントムを

殴り飛ばす程の怪力を誇る。


(ガオウ)

『!?』

『マズい、囚人がスリーサムの方へ向かったぞ!』


 囚人の狂拳がスリーサム目掛け放たれる。

すんでの所でオルコットがスリーサムを突き飛ばしてスリーサムは助かるも

殴られたオルコットの右腕が、破裂するように吹き飛んだ。


(オルコット)

『ググゥ!!』


 リュウカの棘の植物魔法で止血をするがいずれも危険な状況に変わりない。


(リープ)

『大丈夫……』

『鏡界はマナの濃度が濃いから死ぬことは無いんだろ?』


 片腕を吹き飛ばされたオルコットを前に

リープは顔を青くしながら尋ねるも、

オルコットから帰ってきた答えは無情だった。


(オルコット)

『あぁ……そうさ……』

『だがな、死なないからって無敵な訳じゃ無いんだぜ』

『痛みは感じるから何度も致命傷に繋がる負傷を追い続ければ』

『次第に心が壊れて廃人のように無気力で何も出来なくなる』


 オルコットは以前リープが死な無い事に慢心して

飛んできたブーメランナイフこと、ムーンカッターを掴み取り

投げ返しなんて危険な行為に、躊躇無く及んだ事を見抜いて居たが、

 気分が絶好調の相手はどれだけ無茶な行動を起こしてもそれが罷り通り

逆に不調の時は普段出来ている簡単な事ですら躓く。


 廃人化は何度も死に繋がる負傷を負い続けると動く事も会話も出来なくなり、

ただ死んだように生き続ける事しか出来なくなる。

頭や心臓と言った即死に繋がる負傷を負えば、最悪一撃で廃人化

 肺等の臓器や喉のように負傷すると長く苦しむ箇所を負傷した場合も

早く治療を受けなければ廃人化が進む他、

 精神的な苦痛も廃人化に繋がるため、メンタルケアも重要になる。

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