仮面の男ファントム
コイツは幼なじみの〖イヴ・フェニックス〗
将来王都ガルドの魔法学士になるのが夢のボクの幼なじみ。
お互いにどっちが先に勇騎士になるか学士になるかを競い合っている。
(イヴ)
『リープは魔法の勉強をし無くて良いの?』
『何時までも使える魔法がバカの一つ覚えのフレアブラストだけじゃ』
『勇騎士になったときに苦労するよ?』
(リープ)
『うるせえ、ボクの本質は剣の腕っぷし!』
『今日も森で特訓するんだ』
(???)
『フッ……』
『お気楽な物だな』
リープを嘲笑する何者かに振り向くと
シルクハットに仮面を被った青年が佇む。
(リープ)
『何だと!何者だお前は!!』
馬鹿にされて怒るリープを無視して仮面の男は立ち去り
まだ怒りが収まらないリープをイヴが諫めながら歩いていると
村に人集りが出来ていた。
何でも王都ガルドから匿名を特命を受けた剣士がこの村に来ているとかで
一目見ようと集まっているらしい。
(イヴ)
『リープ、チャンスじゃ無い?』
『上手く取り入れれば』
(リープ)
『王都ガルドへ行ける!』
村長の家から例の剣士が出て来て
慌てて話し掛けようとする二人だったが、
村長の家から出て来たのは先程小馬鹿にしてきた仮面の男だった。
(リープ)
『あー!さっきのお前!?』
リープ達に気付くと面倒くさそうな態度を取る仮面の男。
遅れて自宅から出て来た。
(村長)
『このお方は王都ガルドから起こしになられた〈ファントム〉殿』
『何でも凶悪犯を追ってこの村に来られたそうだ』
『誰かこの辺りで怪しい者を見たと言う者はおらんか?』
村長が事情を話し終えるとリープが口を開く、
(リープ)
『王都の学校では人に全部変わりに言って貰えと教わったのか?』
さっき小馬鹿にされた事を根に持って悪態を付く。
(ファントム)
『なに!?』
リープを睨み付けるファントムにイヴが仲裁に入る
(イヴ)
『二人とも落ち着いて!』
『この辺りで怪しい場所なら【オーロラの跡地】って場所が怪しいと思うわ』




