06
こうして翌日魔法を使ってみる、
部屋にホームセンターで買って来た各種海外の土を使って、
魔法が効力を持つかテストする。
これが意外と合う合わないがはっきりした合わないのが何故か、
人工の土と砂だ所謂リサイクルものでコンクリを使った砂とか、
パルプから作った土とかが魔力が通り辛い、
逆に少量だが国内の農場から送ってもらった肥料のサンプルが、
非常によく魔力が通り即購入する気満々で帰国後に、
買うことを俺の中で決めるそして最後に俺が住んでる、
安アパートの庭でマンホールのスキルを使った、
やはりこっちでも「ぽん」と云う、
アニメの効果音的な音と共に出たマンホールを、
部屋から持って来たマンホール専用フックで開ける、
すると中は普通に前に出したマンホールと同じ広さと深さで試しにと、
数日前に街をぶらついた時に、
たまたま見つけたペットショップに入り、
猫用のシャンプーと共に売ってたぬいぐるみを買った、
店員は「そちらのお宅でも猫ちゃんを飼ったのでしたら~」
と声を掛けられたので、
「いえ拾っただけです、飼い主に渡るまでに綺麗にしたいと思いまして」
と言い訳してシャンプーと共に買ったぬいぐるみは、
たまたま目に入ったので買ったら、店員さんが「寂しくないですものね」
とどうやら猫が寂しくなると勘違いしたらしい、
そんなたまたま買った猫のぬいぐるみを、
マンホールのスキルで出てきた地下空間に放り込んで見る、
次のスキル発動で出てくれば、
同じ空間として中にものを入れて置けるから、
有効に使えると思っての行動だった、
そしてスキルを発動してマンホールを消したり出したりして見た結果、
結論は同じ空間だった、
だがマンホールの蓋を取って破壊テストをした、
エルフの居た森で使って作った方のマンホールの穴とは違う様なので
どうなって居るのだろうか?、と気になる、
あの後、数日したら、蓋が無かったせいかマンホールの有った地下室は、
穴ごと消えてしまったので、その後は分からないが、
自然に消えた原因はあのマンホールの蓋が関係しているのかもしれない、
そして今度はそのぬいぐるみが入ってたマンホールを、
ホームセンターで買って持って来た黒土の袋をガンガン詰めると、
満タンになり蓋を閉めた、これは保管のテストだったが、予想を超えて、
一瞬で蓋をしたマンホールは消えて無くなり俺が元の場所に、
もう一度召喚した時には、空のマンホールだった、
「これは消えた?」と不審がって居ると、
マンホールの上に透明な数字が浮き上がって表示された、
出てた数は、【0001】だった、
俺はそれを見て歓喜の声を上げた「オッシャ~」
俺の予想ではここに出したスキルのマンホールは簡易の倉庫、
つまり異世界物で言うアイテムボックスとか、
そう言う形で使ったり出来ないかと思ったが予想を超えて、
4桁の数出せそうだと理解した、まあ借りてるマジックバックが有るのだが、
そして俺は、遂に予約したチケットで行ける一番早く行ける、
インドの良く分からないが貿易港らしい海岸部の都市へ行く、
航空券の搭乗日が迫った俺はキャリー付きのスーツケースに
最低限の荷物を入れマジックバックを肩に掛けて、
現地インドの気温などに合わせた最低限の着替えと服で空港に向かう。
実際海外で大量に買い付けられる場所で、
検索して良さげな都市行きのチケットを取った訳だが、
後で支払い時に知ったがチケット代が10万飛んだ、
すごい出費だが、予約した以上不審がられたくないので、
そのまま入金して買ったチケットを持って空港に付くと、
空港では意外と簡単に出国手続きが出来て俺自身が驚いた、
ビザとチケットとパスポートで簡単出国検査の書類検査を通過して、
次の持ち物の検査も、マジックバックの内部だがエリー師匠の言う通りで、
持ち主と契約者以外がバックを開けた時は別空間に、
上見えるようにして有るので、
見た目も普通の革鞄で触っても空間に繋がらないため、
検査官には使えなかったので検査官には普通の手製の革カバンで通過、
その為スムーズに出国できたこうして俺は出国し遂に飛行機での
出国をしてインドへと向かった、
そして俺は意外と飛行機上では何も無く普通に過ごすのだが、
そう言っても魔法が使えるように為ったばかりの初期頃なので、
俺は浮かれていた、
まず異世界の翻訳指輪は何と、違う国の言語も翻訳してくれて、
その為俺はネットで買ったタブレットに入るだけの英字のデータで、
電子ブックを書籍データを購入して読むだけの時間、読んでいた、
何が良いってこの翻訳できる指輪の効果が文字を読む事にも、
効果を発動してくれて英文以外も読めるらしいと言うこと、
その効果が分かってから俺は海外の本を読み続けてる、
そしてインドのアーンドラ・プラデーシュ州の都市ビシャーカパトナムに、
やっとついた、
ココに来るまで高額のチケット代が掛り俺の個人資産が一気に減り、
更にチケットの入手が直通便が少なくて予約に苦戦した、
そもそもココに来た理由は観光では無いバリバリの輸入目的だが、
一応ココも観光地なので、
それを誤魔化し、海のある砂浜の観光に来たと言って通すが、
凄く観光で来ている人と違うので俺が発する雰囲気が、
発奮して居ないせいか、
見せかけの入国なのだと不信感で見られ入国審査で止められた、
「アンタねえ、ホントに日本人で観光?」
とインドの入管の審査官の女性に不審がられる、
「いや、俺凄く楽しみですよ?、ただ表面に出ないので、
親から少しは覇気を持て海外を見て来い!旅に出ろって言われて」
と自分探しに来た風を装い話すと
「はッ若くも無いのにどうかしてるわアンタで、私今ヒンディー語で、
話してるけどそれについて来るってあんた凄いわねぇ~」
と俺と同年代だろう彼女はわざとらしく言うが、
一応こっちも言葉が切り替わってる事は分かってたが、俺は誤魔化す
「そうですね、僕もこう見えて大学出ですし何年も言葉を学んでいれば、
ある程度は話せます」と多少片言風に言うが、
精霊さんが逆にいい仕事しすぎて、
不審がられて俺の言い訳を信じてくれないらしい、
だが結局は1時間押しで入国できた、
理由は正しい事以外の不審物などの物証が出ないと言う理由だった、
こっちの価値観がいまいち分からないが何とか入れたと、
不安に思いながらも、
タクシーでは無く、バスの運転手に行き先を訪ね歩き、
やっと都市の中心地でも商売で取引が盛んな地域へ向かい、
バスの代金を払うが、運転手から日本人なのだが、
中国人と勘違いされた、まあ隣国だからか近いし多くいるだろうから、
間違われても仕方がないだろうと割り切り、
現地でまあまあな価格の宿にチェックインして部屋に入り、
室内を確認後フロントに行き、
「夜は飲むだろうから遅くなるかもしれない」というと、
フロント係の男から忠告を受ける、
「ここは観光地だが変な店には気をつけな」と言われて出るが、
実は俺はこの宿に泊まる気は無くて、
ダミーで借りた部屋を取っただけだったりする、
其処に荷物を置いたりする気は最初から無かったんだ、
(だって物騒だろ?日本じゃ無いし絶対スリとかに遭うだろう)と思いながら、
宿の近くの死角となる道でスキルの「マンホール」を唱える、
「マンホール出てこい」と言うと、
予定通り「ぽん」と出てきたので、俺は素早く小型のキーチェーンに
付けて来たフックの代わりに先端を使って蓋を持ち上げる為
に買って持って来たチタン製の万能マルチツールで、
蓋を急いで開けると中を軽く確認後、
旅行用のスーツケースを放り込みすぐに蓋をして移動する、
普通に歩き出すがその時俺は地下を見て驚いた、
何しろ事前に俺がテストで入れた猫のぬいぐるみや寝具、
簡易のマット、
そしてキャンプで今流行のコットと言う足の付いた、
簡易ベットだがそれを確認した、
どうやらこのインドでも日本と離れても、
地下のマンホールに入れた荷物は出し入れ自由らしい、
状況を整理するために近くに在ったドリンク店でコーラを買う、
瓶コーラで栓を抜かれない用「俺が栓を開けるから良い」と説明すると、
「何だ喋れるのか」と何故か店員がそっけなくなる、
まあ鴨だと思われたらしい、別の意味で怖い、
そこで俺はすぐに近場の別の食品を売る店で、
店員に「この辺で美味しいレストラン知りません?、
後こっちで買えるインドのスナック菓子とか売って下さい」
と言って袋入りのスナック菓子を買い込み、
教えてもらった港近くのレストランで、食事をした後、
次いでに商店を見て歩き観光的な雰囲気で、
宝石商や貴金属店を確認していく、
狙いは金貨の換金だ、更に買う方もチェックするのも忘れない、
狙うは約20トンの食料だ、
家10軒と言われて居るが、ここで買えるなら買えるだけ買う気で来てる、
何しろココで金を一気に売って、
カネを作って食料や物資を買い逃げする気である。
下見で街に入る時にタクシーの運転手に、
「カネに困ったらコインを売る気なんだが何処なら売れるかな?」と聞き、
「あの一帯なら~」話を聞いて、
更にその一帯の近くに会った高級な食料品店や、
市場のような場所にも普通に食料を、
品をとりあえず自腹のカネで買い物がてら話を聞くと、
店員は、「ああそれならあの店で売ればいいよ」とか言って
普通に教えてくれる、
そしてその次にたくさん食料用の穀物などを買うなら?とも聞き、
帰って来た答えの店も確認しておく、そして夕方になり、
飲み屋が開けばそこに入り話を聞くために、
財布を気にしてそうな人たちに少しお酒を追加してやって、
話を聞くと大体は同じ答えだったので安心する、
と事前下見も済み、
フラット歩いて居る風を装って宿のある地域でマンホールと唱えて、
素早く入り込むと蓋を少し開けた状態でズラして締め、
地下の部屋内部でLEDランタンを付けて地下室の中を照らし、
その明るさを調節して全体が見える程度まで弱める、
これはマンホールの蓋を、
少しだけ開けて置くため上から見られて普通のマンホールと違うと、
バレるのを防ぐためだ、
そもそも地下室は空気が無くなると二酸化炭素で中毒死する、
そのため普通工事等では酸素を送るため送風機を使うが、
今回俺が使うのはマンホール専用の薄い送風口と空気を吸引する、
電動ファンだ、
これを地下から外へ通じるマンホールの蓋を少しだけ開けて出し、
そこに送風口をつけ、
地下から空気を吸い込む為に日本で買った、
ポータブルバッテリーの電気を使い、
外から吸引する、これで酸素問題は心配いらない、
一応日本を立つ前に自宅のアパート裏で実験して、
給気口が不自然に見えないように黒い色のプラ製で作った物を
使ってるしバッテリーも酸素を引き込むホースも使って、
動作試験をして一応外から見ても不自然では無く目立た無いように、
なるかも確かめた、
更にその時、一応俺も地下に潜る配管業者で働いてる端くれなので、
会社から借りた、
酸素濃度確認用センサーと言う、機器を使って一応1日でどのくらい、
この地下での酸素消費するか1時間毎に確認したが、
何故かスキルで出した成果か隙間が有るからか、
俺一人がマンホールのスキルで出した地下室の空間で行動しても、
何故か酸素濃度の低下は少なく、
部屋の大きさと平均の人間の酸素消費量でPCソフトで計算したら、
約2日は保つと言う計算が出た、
理由は不明だ、地下に潜る仕事をしてる俺でも理解が出来ないし、
各種装置を持ち込んだ俺が使っても、理由は見つけられなかった、
だが不安なので今酸素を取り込む吸引する電動ファンを動かす、
そして計算上は3時間は使える業務用の酸素ボンベと、
消火器なども予備で完備した万が一を考えてゆっくりと、
マンホールの蓋のフック部分の貫通してる隙間から外を覗いて見る、
いざ音も出ないからバレないはずだが、
ここはインドだ何度テストしてても不安だったので外を見る訳だが、
「あ?」と思わず変な声が出た、
というのも、見えた景色は俺のアパートだからだ、
一応実験で使う為に出した2番めの、
スキルで出したマンホールはそのままにしてきた、
ここに入れた荷物もその時入れた物だ、
インドに来て使ったスキルのマンホールと内部は同じだと、
荷物が有ったから納得して使ってたが、
まさか同じ室内だったからと言って日本とインドが繋がってるとか、
訳が分からないそこでLEDランプを消し、
空気吸引用電動ファンも止めてマンホールを少し開けて、
頭を少しだけ出して外を見るがやはりインドだった、
ゆっくり潜り吸引口をつけた状態で蓋を戻し、
マンホールを閉めて落ち着く、先程周囲を見たが誰も居なかったし、
インドの人に見られていなかった様でバレては居ない様子だった、
これで一応安心して、ランプを付けて一安心する、
そしてマンホールの蓋に勝手に開けられた場合を想定して、
防犯ブザーを蓋に付けて釣り用の糸でつなぎ、
勝手に開けられた場合音がなる仕掛けをして寝る。
翌朝
スマホのアラームが動作し振動で起きる、
このマンホールは上の蓋の位置を事前に確認し、
道の真ん中では無く家と家の隙間に近い空き地?的な場所だったので、
外に出る準備をして一気に出る、
ガララッと蓋が金属音を立ててしまったが、
周囲に人が居なくてバレ無かった、そして素知らぬフリで宿に入る、
時間がインド時間で10時頃なので既に宿の店員がフロントに居た、
ガラッとドアを開けて宿に入ると、
「お?アンタ昨日泊まるって部屋取った奴だよな、
昨日は帰って来なかったがどうした?」と聞くので、
「ああ、飲んでたら朝になっててね、今帰った」
と誤魔化すと、
「へえ朝帰りかい?、程々にしておけよ?酒も女もヤバい所だと捕まるぜ」
と何か誤解されてしまったらしい、
だがこの宿はテストだから泊まる気は無いがトイレと洗面所は使う気満々だ、
代金払ってるし使わない手はない、こうして顔と歯を洗い、
朝食を取りに営業してる良さげなレストランに入る、
「店員さん朝食としてオススメの食事ください」と普通に言うと、
店員さんスッゴク驚いた顔で話してくる、
「アンタ、私の言葉解るのか?私タイ人ここでタイ語話されるとは思わなかった」
と言われる、
あ~指輪さんそこまで親切私なくても良いですよ~と言いたいが、
相手は人ではないので諦める、
「ま、まあ俺結構いろんな言葉話すし…、とりあえずおすすめ料理頼むね?」
と言うと、母国語を聞いて少し嬉しくなったのか、
「解ったよ!」と言って店員さんは喜んで厨房に入って行った、
そして出てきたのは揚げパンと煮豆のスープだった、
タイ人の店員さんは笑って、「これはこの国の定番だよ、
代金も安いし結構食べられるけど朝は味が薄いんだ~」
と言ってる食べると、確かに味はまあまあ薄いが普通にインド料理だ、
俺一応東京でパスポート取った時に行ったインド人経営のカレー屋で、
1度食べたが、そこの味と基本は同じ感覚の料理だった、風味が良く、
予想より朝食べるのに向いてる感じで美味しい味で食が進む、
各国の料理って、
大体そこの国の基本の味は変わらないよねって言いたくなる感じで、
美味しく頂いた、
そして店員をしてたタイ人のファイさんと言う、
女性22歳の子と仲良くなったが、
店と合わない程に結構見た目が可愛く俺は、
この店にいるのに違和感を感じたが、
本人は普通に「私は、こっちに出稼に来てるんだ~、
夜は飲み屋でお酒を振る舞ってる、少しエッチなお店だよ~」
とためらいなく言ってるので俺は逆に安心した、
公に言える程に普通な飲み屋な店なのだろうと判断して、
ここの街について聞く間に結構仲良くなる、
そして大体午後1時頃に為ったので時間も確認してた、
貴金属や宝石を扱ってる店に入る、
その入口に入る前にしっかりとならった通りに、
幻惑の魔道具に魔力を入れ起動を確認して入ったが、
予想通り防犯カメラが有りガッチリ映されてるが、
気にして居ない風を装をって入店すると、
浅黒くひげを携えた痩せた感じのする、
俺と同年齢風なインドの男性店員は、見た感じしっかりとしたシャツ姿に、
ちょっと気を抜いたベストを付け少しラフだが、
暑いせいだと納得して話しかける、
「こんにちは、コインを売りに来たんだが買ってくれるかい?」と聞くと、
下見ではこの地域で2番手に幅広く取引してると、
聞いてたアニーという人がやってる店だ店員も笑顔になり、
「ああ、レートで買ってるよ、売るかね?」と普通に行ってくるので、
「ああ、こっちも結構な量有ってね、売りたかった所なんだ」
と席についてしっかり言うと、店員が「ちょっとまっててな~」
と店の奥に一旦入り、「アニー、売りの客だ!」と言って出てくる、
どうやらアニーさんは下っ端らしいこの店は宝石や各種金や、
銀製品も売ってるが、ガラスケースでは無くアクリルか何からしく、
かなり傷が付いてるが割れてはいないし、
鉄格子も付いてて強盗が奪って取れないように、
しているからか結構ラフだった、すると店の裏から出て来た、
高齢な感じの年齢の男性が俺に言う
「これはウチの息子が失礼を、さて、拝見いたしますので」
とすごく丁寧に言って来る、この高齢な男性がここの店主で、
若い方が息子なのかと理解して。
「この金貨を結構な量売りたいんだが、どうかな?」
とエルフのコインをとりあえず100枚まとめて、
100と書いて置いたビニール袋を出すと。
「ふむ、拝見します」と1枚適当に選んで持ち、
鑑定用のルーペでしっかり見ている。
「これは結構なものですね、薄いが柔らかく熱もよく通る」
と指でしっかり持ったまま言う驚きの手で触って鑑定してるらしい、
機械を使わないプロって感じだがどうなのだろう?と思ってたが、
その後金属式の秤にの載せて行く、
「ホウホウ、これは見た事が無いですが古代コインですか?凄いですな、
これを纏めてですか?」
とまるで老練な執事とか秘書とかいう感じの雰囲気を出す店主さんが、
裏が見えない笑顔で行ってくるので。
「良い値段だったら、同じ物を追加でも売りたい、
数は今の所はその数で鑑定して欲しい」と言うと、
「ではグラムあたり1万2千でどうでしょうか?
レートにプラス3千上乗せしてのお値段ですが?」と笑顔で行ってくる、
確かに店に入る前にスマホで確認したレート通りの価格に、
上乗せされている良い値段に思える、だが欲を欠かなければ、
このままでと言いたいがこれはこの世界に無いコインの印章だ、
金貨コレクターなら高値で買うはずだがだからといって、
欲張りすぎも良くは無いので、
「その値段も悪くないし希少価値もしっかり付けてくれて居ると思う、
良い鑑定だと思うがこっちも数を売りたいんだ、買ってくれるなら、
プラス幅は2千で良い」というと高齢の店主が
「ほほほっ」と笑い
「では如何程でしょうか?こちらで用立てられる金額は本日買えて、
1千100枚といった所ですが?」と店主さんが本気な目で言って来る、
おそらく少し無理してるのだろうと思い俺は返事としてこう言った。
「では今の100枚含めて、きっちり1千枚売りたい」という俺、
これだけでも大体6億になるとスマホで試算が出た、
う~ん凄いよ、これ俺個人では絶対手に出来ない額だよと、
焦りつつ思ってると、
店主は「そうですね、それは良い、うちも買い取りで箔がつく」と、
俺には分からない何かを納得してくれたらしく、
会話上は普通な感じで快諾だった俺はマジックバックから、
事前に俺が100と油性ペンで書いた透明なチャック付き袋に入いった
1セットエルフ金貨100枚入りコインを更に出して行く、
これ結構大事だと俺は自宅に戻った際に思った為にした作業だ、
何しろ実はこの数えるって作業がけっこう大変だった、
だってむき出しで入れた金貨をマジックバックから手でつかんで出すと、
そのままごそっと金貨が手に1杯って感じで逆さにしても同じだったので、
金額の指定は無い感じで出てくると理解したので、
それだと地球では保管とは言わないだろうと判断して、
俺は独自に考えた結果たぶん、こんな状態で持ち込めば不信感を生むし、
そのカバンの中どうなってる?と、いらぬ興味を生むだろうと思い、
自宅にジッパー型の袋をスーパー等で大量買いして持ち込み、
さらに指紋や異世界の不審な物が付かないように、
100均で買って来たザルやスポンジで一度台所で金貨洗いと言う、
見た目は謎行為な事をして洗剤で洗った物だけを入れて来た物を
部屋に有った木の棒を配管業時代に買った工具で加工して作った、
手製の枚数計数機、まあ木の棒を50枚の金貨の厚さで測った高さ分を、
削った棒だ、それを乾燥して麻袋に入ってる金貨に突っ込み、
引き抜く際に金貨をセットして自宅でちまちま50枚金貨を、
何個~と数えて袋に100枚ずつ入れ仕舞って居た金貨を出して渡す、
すると店主が息子さんを使い1枚1枚数えて、
重さ伝導性などと様々な計測をしてしっかり鑑定して買ってくれた、
そして代金として一部大体4分の1程を2000ルピー紙幣をガッチリ、
プラスチックの帯封の様な物で止められた物で、
見た目レンガみたいに分厚いのと残りを、
米ドルでアタッシュケースごと受け取った。
「しかし、本当に税を取った後での受け取りを、
少しだけ2千ルピー札で良かったので?」と聞いてくる店主に俺は、
誤魔化すように言う。
「いや良いんだよ、この国でしばらく買う物が有ってね、
しばらくは滞在してるだろうからこっちでの支払いに使うよ」
とそれとなく使うというと納得してくれて。
「よろしければ今後もよろしく」と言って店主から名刺を貰う、
更に名刺の逸話まで披露されなんとこのアニーの店改、
アルザック貴金属と言う店の店主さんニューヨークで修行した経験で、
名刺という仕組みに感心して使い始めたらしい、
店主が修行してた当時の80年代のアメリカは日本が、
席巻してた時代だそうで、
日本人の名刺を持ってると凄い時代だったとか言ってくる、
どうにも俺は言えないで居ると何か知らないが店主は納得してた、
名刺制度は好きらしいと言うよりも、どうやらこの店主名刺を出し、
そのエピソードで、どうも俺をアジアのどの国の人物か?日本人か?と、
試してるらしかったので、俺はそこは知らない風を装い誤魔化して行く、
そして俺は代金を受け取るとすぐに店を出た。
結局お金が手に入った訳だが、ここまで身分証の調査は無かった、
すごく良い店だったが、
多分この胸にぶら下がってるネックレス型の幻惑の魔術具が、
機能してくれたおかげだろう、
一応お金の受け取りの際に記入した名前は、
ジェリー・チャンと適当に書いた。
すぐに食料や日用品を大量買いだと普通なら思うが、
俺はここに来る前に日本で調べた知識と配管業で得た知識で、
目的を[業者の仕入れ]と位置づけてこの街で聞いて、
調べた仕入れ問屋に向かう、
この街はインドでも屈指の貿易港だから船乗りや商人が多く、
出入りするらしいと日本で知り来た訳だが、
予想通り中問屋は事務所だけだったからすぐに向かえた、
何せここは貿易港だ絶対あると調べればやはり有って、
事務所街とは呼べ無いが、小さい程だが問屋が集まってる地区が有って、
そこで買えた、
塩と小麦粉をトン単位で買う、そして次の問屋にと隣の事務所に入る、
「こんにちわ~」と入って行くと女性の従業員が出て来たので、
話しをする「ここ服の卸って聞いたのですが?」というと。
「いいえ少し違います、うちは布地売りですね」と言われた、
聞くと服は男女纏めて枚数とかでいくらと言う売り方をするのは無いらしく、
男女纏めて重さでの売り方が普通らしい、それとこの店は違ったそうだ、
なので結果として布地も買った、更に近くのマーケットも紹介してもらい、
そっちで服をまとめ買いする、
男女の服をアメリカのLサイズで1トン買う、大きいはこの場合正義だろう、
後で現地で獣人さんやエルフさんが修正し出来るだろうと思い、
新品の下着類も適当に見繕い各男女で5000枚発注する、
更に問屋街をめぐり食肉卸から肉を発注、保冷コンテナで1個?を買う、
後日、日本で受け取りに行けと言われたが、
聞けばコンテナはリースでその後返せば保証金分帰って来るらしい、
保冷1コンテナ300万円取られた、
だが返せば返金があるそうなのでぜひ返そうと思った、
ちなみに普通のコンテナ船に積む冷蔵では無い6メートルコンテナの方は、
大体200万取られるたたこれ格安だそうで、
塩と小麦を合計6コンテナ分買ったのだが、問題は塩で、
この塩ってのがコンテナが鉄なのでどうしても錆びるから、
輸送で使われる物は大体が廃棄寸前の物を使うらしい、
だから売値だそうで塩を売る店の店員によると、
大抵は錆びて腐ってたり問題が有りそうな業者的に、
不安のあるコンテナが安く買えるので使ってるそうだから、
引き取った時にしっかり洗浄した方が良いとの助言を受ける、うん、
師匠に持っていったら必ず洗浄とか殺菌とか極大滅殺とかの、
ファンシーでヤバい魔法でなんとかしてもらおうと決める、
海外の人って意外と掃除嫌いなのだよ、
だからきっと必ず綺麗じゃないと思った、俺の個人的な経験だが、
輸入した配管やら工具とか機械って必ず倉庫直送って感じで汚れて、
届いた経験が有るので、
その話に納得し、敢えて果敢に値切って見ると、
「じゃあコンテナ屋さん紹介しますよ」と振られてしまった、
恐るべき海外のビジネスウーマン、って事務の女性だったが、
価格交渉は中身だけだと言われたので諦めて、コンテナ業者の住所と、
その店に届く未開封な古いコンテナのカタログをウチでは要らないから、
これ見本だと言って貰えた10年前の物と古すぎる、
外側ボロボロなビニール未開封だったが開けると綺麗な冊子だった、
そこから俺はここが港町だと言う事と軍港らしいと言う話から、
検討を付けていた営業事務所を尋ねる。