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暗いので付けて来たLEDライトの明かりを誰かが見つけたのか、
「ウォ~ン」と犬の頭吠えみたいな声が聞こえると、俺は上から何かが、
落ちて来たのが解ったが避けられない早さなので止まって驚くと、
着地為たのはイヌ科の獣人だった、ああ帰って来たなと少し不思議だが、
コレで言って来た分の役に立てるなと何かそう思った、
「良く戻って来たな、もう5日経ったからもう戻って来ないんじゃって、
行ってたけど、
族長が見張ってろって言うから見張ってたけどホントに帰って来たな!」
と言われて「は?5日?」と聞き返すと、
「ああ、朝日が5回上ったぞ?」と言われた、
理解出来ない、ほぼ丸2月は仕事や何だかんだで向こうに居たのに?と、
この通路が不思議で仕方が無いがたった5日なら、
彼らの大半も生きてるだろうと少しだけ安心した、
「大量の食材とか買って来たぞ、獣人族だけじゃ無く、
エルフさん達も呼んでくれよ」と言うと「応、そうだな!」と言う話になり、
聞けば今はこっちの時間で大体、朝の6時頃でもう日が昇りかけてると言う、
そして俺は神殿の外に出て試しに魔法が使えるか試して見るために、
「マンホール1」と魔法名と言って良いか分からないが、大量に有るマンホールの
順番に5~は塩とか記載したリストを保管してあるマジックバックの入った、
一番最初のテスト用に作った正確には蓋が飛んで使えなくなったので、
2番目だがそのマンホールを思い浮かべて手に魔力を集めて言ったら、
「ぽん」と軽い音共に、マンホールが出て来た。
早速鞄から出したフックでマンホールの蓋を開けると、
中には確実に入れてある筈のマジックバックが確かに出て来た、
「良かったこっちでも出せた」と少し安堵して、バックを取り出すと、
遠くからエルフや獣人が一斉にやって来る「え?少し人多くない?
未だ朝なのだろう?」と東京時間では昼頃なので、へんな気分だった、
だか此方は朝が早いエルフと獣人だ、人より早く起きる種族の、
代表格の2種族達がやって来た。
「全くこの朝早くから来るとか時間を考えろってもんだろう?」と言うので、
「師匠のお陰で、危険も乗り越え、何とか食料から武器まで、
仕入れして帰って来られましたよ、いやーほんとに大体2月は掛かった、
此方にしては大事業だったんですよ?」と言うと「へ~そう言う嘘をつく、
弟子は今まで居なかったけどねえ?」と言われ
「本当ですってエリー師匠、今見せますよ、出でよマンホール!2から22」
と言うと何処までも真っ直ぐ続く用に並んだマンホールが、
エルフの森の奥の方まで一列で進み、「これ全部で塩と、小麦です、
精製前の植えられる奴と粉にした小麦半々です、全部で20トン有ります、
さあ開けて運んでくれ、次もあるぞ」と俺が良い次々フックで開けてると、
狼獣人の一人が「俺の方が早い開けていくからドンドン運んでくれ」
とフックを持って言ってしまった、
そして次々に獣人達が袋に入った塩袋を運び出して来る、
「族長こりゃ良い塩ですぜ」と言っては運んでいき、長い列が出来てて
「じゃあ次はえ~とマンホール123と124出ろ~」というと、
2個のマンホールが空いてる乾いた土の所に出て来た、そしてそのマンホールは、
ガンガンと動いているので、
「開けるときに注意為てくれ、乳牛だ雄雌2頭ずつで4頭居るから、
ゆっくり引き上げてくれ!」というと獣人達は驚いて、「嘘だろう牛だって?」
とか言いながら、マンホールを開けて上げると「ブモ~」と牛たちが無く、
「悪いな、餌も入れてあったが足り無かったか?」と俺は焦り、
「え~とマンホール125と126出ろ」というと出て来たので
「ふ~それ家畜用の餌だから牛に上げてね、次は皆の食事用の肉を、
出したいんだけど魔力が少し…休ませてくれ」と連続で出したので、
魔力が急激に出て疲れた所に師匠が唖然としてたが元に戻ったようで、
「アンタ一体どんだけ仕入れてきたんだい?」と言うので、
「師匠、このマジックバックには、金属製の人が100人は入れる、
巨大な箱が入ってます、
ただ現地でも害虫や疫病の有った場所に行った物なので安かったんですが、
一部腐っていたり為るんで、出すときに目立たない所で、
出したら丸焼きにして汚物を焼かないと使えませんが良い買い物でした」
と言うと「アンタ何物騒な物買って来ているんだい、まあ火魔法使いは居ないが、
周囲が開けた場所で火で覆って居る上に出したら風魔法で一気に、
燃え上がらせる爆炎魔法がある、
そいつは風魔法と近しいから、知り合いが使える、今度呼ぶまでしまって、
置くしか無いじゃ無いか、この馬鹿たれ、そんな物騒な物、こっちに、
火魔法使いが居るかどうか確認為てから買って来な」と怒られたが、
その後エルフ達もやって来て、確認後、魔力が回復すると言う。
回復薬を貰った、「コレの対価はエルフ謹製の古代金貨を、
普通の人間が金貨100枚は貰うんだよ?その程度の仕事だ真面目にやりな」
と師匠に新家にやれと言われながら、
大樹の朝露とか言う魔力回復薬を貰い飲み干すとスポーツドリンク味だった、
それから、「マンホール24から83出ろ!」と凄い気合いを入れると、
「ポポポポン~~」と塩や小麦に続き、獣人達が中身を中に入り、
次々取り出されると自然に消えたマンホールの跡地に、俺はまた次々、
出して行く、「ふ~今度は凍って居るが、肉と食器だドンドン出して、
食べられない分は出さないでくれ、後ろの方が食器類だ、
全部で5000人分有る」と言うと、
これまた驚かれ、師匠でありエルフ族の前女王のエリンマンティーヌ師匠が、
元女王だけ有って大きく指示する「まず食器類だ、肉は今日食べられるだけ、
取って残りは後回しにしな、蓋さえ開けなきゃコイツの変な魔法は時間が、
止まったようにそのままだ腐りはしないと思うから、先に食器だ」
と言い食器類が出されるが、木箱の角に鉄が多用された大きな箱で、
両サイド取っ手を持って獣人達が汗を流しながら、必死で出すと、
最初を俺がこうやって開けるんだ、と見本に開けて見せると、
中は鉄製食器のワンプレートとコップにナイフにフォークが出て来て、
「おおそうやって出すのか~」と驚いているので、
「俺の住んでる友好国の軍隊が使ってた軍用食器だ、頑丈さだけは、
保証するって言われて買った、それと肉は全て鶏肉と羊肉、
ヤギ肉を袋事に入って居るのを、混ざった少しずつまとめ買いした物だ、
鳥が一番多いらしい、牛はそっちの肥料食べさせてね」
と言ってると師匠以外のエルフ達が達が獣人達だけ優遇してるんじゃ?
と疑ったらしく仕方が無く代表として王子が出て来た、
「やあ、良く戻った、と言いたいんだけど、他の者がね?
他に何を買って来たのか聞きたいと言うんだが、教えて貰えるか?」
と言われ、「ええ良いですよ、え~と種芋と麦と大豆の植える種種を各10束を、
買ってマジックバックに入ってます、後は鍬とかまと鉈と各種農機具として、
鍬の先だけも改良して牛に牽かせると、沢山耕せる牛耕が出来ますし、
日差しから目を守る女性必須の農園帽子や化粧品も師匠に頼まれたので、
大量に買ってきましたよ、後は居るかどうか解ら無かったですが、
現地でお香や服も綿のを大量に買ってきましたし、ジーンズと言う、
頑丈な生地に虫が付きにくい繊維で染めた頑丈な生地のパンツ、
ああ僕が今履いている青い下に履いて居る奴なども買って来ました、
後は現地の香辛料なども、一袋ずつ大体マンホール10個分買って来ました」
と言うと、「はっ!香に香辛料とかもっとマシな食べ物は無いのかい、
豆やらが10個?服とかは助かるし鍬とか農機具も助かるが、
何だって食べられもしない物を」と言うので、俺は化粧品と香が入って居る、
マンホールを出した、「マンホール84から86出ろ」と言うと、
3個のマンホールが「ポポポン」と出て、「帰って来た獣人さんが、
フックで開けると、「右の青い色のが男性用です、真ん中の赤い方が女性用です、
化粧品類はそっちの3番目です」化粧品は壊れると不味いんで、
透明の布で覆って、中の其処に敷いて有りまして、その上が香です」
と言うと「うっをおおスゲえ匂いだ、女が好きそうな香りの奴とか凄いなこりゃ」
と獣人達が敏感に遠巻きになるほど強い香りなので逃げる、
「まあ、そういうのは夜に集落で1本焚いて、化粧品で翌朝肌を綺麗に保つって、
物ですから、基本毛が多い獣人向けじゃ無いですが、別途日用品類で、
共用できるブラシとか、歯ブラシとか石けんとかもありますから」と言うと、
男性エルフ達は遠巻きにしているだけだが、
女性エルフや師匠が特に匂いが凄いインドのお香の奥から化粧品を出す為に、
風魔法まで使って、匂いをかなり高くま飛ばして取り出し、
お香はまとめてそのまま遠く迄運ばれた、尚運んだ獣人は、
数日前につまみ食いした奴だそうで、帰って来た時には他の獣人から、
「川で水浴びして来な」と言われて半泣きで居たので、無香料の石けんを、
1つあげた。
その後も日用品や農具や農園用の帽子や濡れても大丈夫な、
カッパ等の農業用品を出し、師匠が一旦自宅まで帰って鑑定魔法まで使い、
女性達が仕分けた化粧品の中から、俺が師匠用と書いて有る、
箱入りの赤い箱をを出して見ると赤い系商品の瓶入りのが4個入ってて、
鑑定魔法が使えるエルフ達が「エリン様~少し少しで良いんで~」と群がるのを、
華麗な風魔法でまるで凄い高速移動で、走り抜けるバイク見たいに駆け抜け、
家に戻って帰って来たらしく、暫くして帰って来た師匠は、
お肌がツルツルでつやつやだった、
「師匠気が早いですって、それは石けんとかで、肌を磨いてから、
使う奴でしてね~と言うと」
「ふん、分かって居るわい、エルフとて独自の洗浄技法を持って居るんじゃ、
肌磨きなど水と風魔法でちょちょっとな出来るんじゃ」と言うと、
若めな女性エルフが「その様なダブル魔法を使えるのはごく一部ですよ~」
とか言ってる、
「ほら~そこで、石けんと、肌磨きの風呂用タオルで風呂に入って程よく、
蒸れた肌を洗ってですね~」と言うと今度は獣人達が
「おいおい俺達は風呂なんて熱くて入れねえって、水だって怖いんだぞ、
これは俺が怖いんじゃ無くて種としての本能がだな~」というので、
「だからコンテナを持って来たんですって、まあ蒸し風呂なら、
木で小屋を作って中で石を焼いて、少しの水と塩で肌を磨けば、
ツルツルですが塩も食べるために大量に買って来てるんで、
出来れば水風呂がオススメですが、まあ蒸し風呂でも蒸した後磨いて、
水で洗えば~」と言うと、女性獣人や女性エルフ達が一致団結して
「男共、風呂を作るんだよ、川の横の少し奥に休憩用に少し開けてた、
場所が有るだろう?其処に作りな!でないと今晩の飯が無いよ!
折角の様々な見た事も無い調味料の味付けに塩を振った鶏肉も、
口に入らないと、意味が無いンじゃ無いかい?」
と食事を人質に取られた男性陣は、全員余す所無く児童までが、
尻尾が垂れ下がり、トボトボと、俺が買って来た鉈やシャベルに斧を持って、
歩いて行く、そしてエルフの男達は渋々と農具の仕分けや木を切って、
塩を保管する小屋を作りに行く、それを見た師匠は
「塩小屋なんて増やすために作るのは何百年ぶりかねぇ」と眺めている、
手にはガッチリと女性用風呂用タオルと高級女性用シャンプーを、
両手に持ったままだが。
そして最後に「残りは武器です買って来ましたよ、中古ですが、
獣人達でないと使えないほど強力なので、現地の国では不採用に為った程に
人間には強力に効く武器です、まあエルフにも使える物も買いましたが、
それより鉄の箱を1度出して焼けば、彼ら獣人の寝床や武器を隠す、
良い場所になりますしその辺はどうします?」と聞くと、
「そうしたいけど、今日明日は無理だろうねぇ、
今日はそう言う気分じゃ無いだろうさ」といわれて周囲を見ると、
確かに浮かれた人達ばかりだった。
「まあ確かにこのまま祭りに入る感じですね」と笑うと師匠は悪い笑顔で、
「ああそうだね、しかしアレだね~アンタも考えたね、化粧品に、
あの強いが良い香りの香だ、こん晩は寝てる男女が少ないほどだろうさ」
と笑ってる、そう言うが俺は特にそう考えて買って来た訳じゃ無いんだがなぁ?
インドじゃ普通に売ってるし」と考えながら、
空に為ったマンホールが次々消えた所為か、
今頭の中のマンホール数は【063】になってる、
多分だが桁数が3桁なので、999個は出るのだろう、
魔力が其処まで追いつけばだろうが、そう言うわけで俺は神殿の残した、
道具を回収してゴミを片付け更に持って来た園芸用品に入れたブラシで、
掃き掃除してそれから師匠が用意したという倉庫を見に行った、
普通はしないというかエルフ的には凄く下品な行為で有るとされる物だ、
というので見たら土の中を軽く掘り、木を三角屋根に組んで上に、
掘った土を被せた、人工掩蔽壕的な物で切った木を組んでも良いが、
それを更に埋めるとか言う部分がエルフ的にはダメらしく、
更には土を掘るとか、ここには居ないドワーフ族かと言うが、
中に塩を木の板を牽いて積んで木の戸板もついてて作ったと言うか、
獣人に指示して穴を掘ったので、特に犬系獣人が何か訴える物が有るとかで、
ヤル気が出るとかでやりたがったらしい、
その結果、その日の内に塩は仕舞われ肉も一部はマンホールに、
保管されたままで、皆が肉を焼き、エルフは豆や俺が買って来た、
ホームセンターの芋の苗袋を見て「これは生気が死んでるな~」とか
「何か弄られとるね」と言ってるが確かそのジャガイモの奴は一回しか、
収穫できない奴では?と思い分かるとか凄いな、と思って見てたら、
師匠から
「お前にはエルフ族から送られる、友人の証の服を用意為た、
今日は着ておけ出ないと夜獣人に連れ込まれるぞ」
と言われて、師匠の家で1部屋を借りて着替える。
すると初顔な人が師匠や王子の居る家に居た、
結構若いが杖をついて居る子供らしい人が出て来た、
「皆お帰り、この方が神台のお使い様なの?」と聞かれ、
俺は「いえいえ、俺はここの神様にとって丁度良い使える人だっただけでしょう、
多分偶然でしょうがもしかしたら別人が俺の代わりに成って居た、
可能性も在るんですよ」と軽く言うと、
「そうだねえそれは有るね、神は気まぐれとか言うしねえ~」
そう師匠に俺は目の前に居る子供の事を「所でこの方は?」と聞くと、
師匠が「ああ、この子は、内の孫の子でね、アレッタって言うンだが、
生まれた時から目が悪くてね、何を為ても直らんし、聞けば殆ど見えないらしい、
だから折角才能が有るのに精霊魔法も使えん、凄く不憫でねえ」
というので俺は一度目が見え無い時にメガネの代用とかでやると聞いた、
ピンホールの原理を試して見ようと思い、手近に有ったポケットナイフの
コルク抜きの尖端を使い持ってた名刺に穴を開けて、
「アレッタさんでしたか、光は見えるのでしたら、この紙を持って、
ここの手の先の小さな穴を騙されたと思って覗いてみて下さい、
上手くすれば、少しは目が見えるかもしれません、まあダメで元々ですし」
と名刺に開けた穴を手で触らせて位置を教えると、
「はあ?」と不思議に思いながら、覗いてみてくれたのでその間に、
「距離を変えたりして、よく見える部分が有れば、それは病では無く、
目が悪いだけです、メガネを付ければ見えるはずですが?
流石に専門医者じゃ無いので」と言っていると、
「ん~んん?~あ~~婆ちゃん?かな?少し見えた、ばっちゃんが見えた~!」
ともの凄く興奮して飛び上がって、は何度も名刺の穴から周囲を見てる、
当然居る師匠や王子と周囲のお付きのエルフさん達が、凄く驚いている、
そこで俺は、「これは重度の目の悪さですね、でもメガネを掛ければ、
見える用には為ります、ただ正確に見える様になる数値を計算して、
ガラスとかを削ったりする必要が在りますからね、
一度帰って、師匠から借りた幻惑の魔術具で計測器は買えますが、
物を作るとなると、其処は誰が使うか聞かれるしで、
大変なので誤魔化さないと行けないですね~」と気楽に言うと、
俺の話はエルフ達には気楽では無かったらしく大騒ぎとなった、
「アレッタ姫が目が見えるようになるとの事~」と大木の周囲や中を這うように、
空いてる通路を上に下にと移動して、様々な部署に連絡が行く、
エルフ的にはお城らしく、凄い大騒ぎとなった。
「ケイスケだったねアンタは凄いワザ持ちじゃ無いか!」
と師匠が泣き出した、
「それは違います、俺の居る国の技術ですよ、俺の力じゃ無いです、
逆に師匠が貸してくれて居るこの幻惑の魔術具のお陰で、
何度命拾いして捕まらずに武器を買ったり肉を買ったり出来たか、
普通一人では買うと疑われて捕まる量ですからね、助かってますし、
アレッタさんも運が良いんでしょうね」と言うと「そうかもね」
と師匠は言うだけだった、と言うかそれしか言え無かった、
見れば大泣きしてるんだ余程嬉しいのだろう良い事だ。




