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時空 まほろの短篇集

「雪だるまモフモフ」

ぼくは雪だるま。

とおるくんが作ってくれた雪だるま。

名前は、まだないと、思う。


でも、道端に作られたぼくを見た人は必ず「?」顔をする。


何でだろう?


ぼくの表情は変えられないけれど、ぼくが「?」を浮かべたくなる。


だってぼくは普通の雪だるま。


それなりの大きさの頭にバケツを被って、黒い碁石の目。

人参の鼻に、木の枝の口。


ね、普通だろう?


頭よりは大きな胴体に、木の枝に手袋を付けて。


やっぱり普通。


マフラーだって巻いてるさ。


やれやれ。

今もまた、女子高校生が「映える~」とか言って写真撮ってった。


とおるくんは、ぼくを至って普通に作ったのにさ。


()()()()()()()()()()


それがぼく。


ね、至って普通さ。


こんな雪だるま、いくらでも居るだろう……?


お読み下さり、ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] うきゃあ♡もふもふ〜ヽ(=´▽`=)ノ
[一言] も……モフモフ? いったいどういうことなんでしょう? モフモフしてる雪だるまがいたら、絶対に写真撮っちゃいますね。 ばえる~とか言いながら笑
[良い点] モフモフした雪だるまですって?! (モフモフ大好き!) すっごく見たいです。なんならモフモフしたいです。 とおる君は天才か……はたまたなにか、私の気づいていない隠れた意味があるのか…… 考…
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