その48 《テーマ・特撮》 『昭和ウルトラシリーズの代表怪獣』についてうすく語ってみる①
昭和のウルトラシリーズの怪獣が好きです。
先日とある同志と、各ウルトラシリーズの代表怪獣とは、という雑談をすることがありました。
感想としては、人それぞれだな、と思う反面、やはりシンボリックな個体ははずせないでしょう、という結論にいたった次第です。
最強怪獣でも、カッコイイ怪獣でもありません。
特装本なんかが出る時に、タイトルのヒーローと並んでスナップにおさまるやつです。
写真映えするやつです。
単体で映った時でもそれですぐにシリーズ名が浮かんでくるような、ある意味フラッグシップ怪獣ともいえるやつかもしれません。
それを自分的な意見をもとに、ベスト3形式で並べ立ててみようと思います。
まずはウルトラマンから。
第一位、バルタン星人
第二位、レッドキング
第三位、ゼットン、ゴモラ
次点、ダダ、ジャミラ
このランキングでほぼオッケーじゃないでしょうか。
一位、二位は鉄板。
バルタンがどのシリーズに出てくるのかはわからなくても、それがウルトラだということがわかる点では、知名度においても全シリーズ中ナンバーワンかもしれません。けっこうパロディにも使われていた記憶がありますし。
レッドキングは初代マンと並べた時、もっとも映える気がします。
ザコ怪獣に無双していたくらいでたいして実績もないのに、その凶悪さと小悪党感がイジメッコぽくってなんともいえません。
強キャラゼットンは圧倒的な実績を誇るため単独三位とするつもりでしたが、知名度ではゴモラ親分も捨てたものじゃないので同率三位といたしました。
次点でダダだ!
次にウルトラセブン。
第一位、エレキング
第二位、キングジョー
第三位、メトロン星人
次点、ガッツ星人、恐竜戦車、イカルス星人、ゴドラ星人、ビラ星人
これも結構すんなり決まりました。
初期の怪獣は番宣のスナップによく使われるため、エレキングの知名度はかなり高いと思われます。
これも真っ赤なセブンとのコントラストが実に画面映えします。
キングジョーは合体ロボとしてのインパクトが強烈すぎで、存在感では他の追随を許しません。
前編ラストの絶望感が、なんともいえない余韻をかもし出します。
メトロン星人はシチュエーションが先にきてしまいますが、造形的にもセブンの中ではシンボリックな感じがします。
演出の勝利ですね。
次点の方達はコレクターカードで出てくると結構うれしい面々ですが、上位グループに比べるとやや弱い感じが否めませんので、こういった結果となりました。
帰ってきたウルトラマンジャック。
第一位、タッコング
第二位、ベムスター
第三位、ナックル星人&ブラックキング
次点、ザザーン、ツインテール&グドン、キングザウルス3世
これは結構悩みました。
帰りマンの看板怪獣は何かと考えた時、まず放映当初期の紹介記事が浮かんできます。
そこでは第一話のメイン怪獣であるアーストロンを差し置いて、タッコングばかりがクローズアップされることが多いからです。
全然タコじゃないのにタコっぽさ全開だし、二話で逆襲しにきたりもしますし、インパクトではトップだと思います。
帰りマンを語る上で、ベムスターもはずせないでしょうね。
シリーズ初の宇宙怪獣にして、強キャラ設定。
シリーズ対抗戦をする時には、必ず代表メンバー入りするところでしょう。
三位は、本当ならばツインテールとグドンのコンビを推薦したかったのですが、やはり実績と知名度でナックル星人&ブラックキングを推します。
むしろブラックキング抜きでもいいくらい、ナックル単体のアウトローぶりはシリーズ屈指です。
ほとんど登場機会がない上に最序盤でタッコングに瞬殺されたザザーンもインパクト面では捨てがたいですが、今いち地味なキングザウルス3世とともに、実力者達の揃い踏みとなった闘技場に入ることすらできませんでした。
続きます。
ということで。
ではまた。




