その32 《テーマ・ノンジャンル》 『長ネギピーマン』についてうすく語ってみる
長ネギとかピーマンが苦手です。
またも~お子ちゃまなんだから~、といわれるかもしれませんが、それには理由がありそうです。
どうやら自分は全体的に過敏症のようです。
きちんと診断してもらったわけではなく、かかりつけの医師にそれっぽく言われただけなので、そう思い込んでいるだけかもしれません。
でも、いろんなささやかなことが気になってしまいます。
髪の毛や埃が触れただけで、ゾクッと感じてしまいます。
歯磨きをしていると、必ずオエッ!となります。
他人の匂いが苦手です。
本屋さんで他人にすぐ近くに立たれるだけで、気になって集中できません。
職場でプ~っとやって、周囲がパニックになるのを喜んでいるアホがいます。
以前はそれほどではなかったそうなのですが、大腸がんになって腸の一部を切除してから如実にパワーアップしたそうです。
少年マンガのインフレくらいスキルが上がったみたいです。
鼻が利く自分は誰より大げさにリアクションをしながら彼を罵倒しますが、アホの彼はそれが受けたと思って嬉しそうにドヤ顔します。
どうしようもないアホです。
実際に異臭騒ぎで通報されてもおかしくないくらい臭いので、電車の中でスカした時は、周囲がみな悩んだ顔で無言になったそうです。
おそらく疑心暗鬼の探りあいの状態に陥っていたのでは、と誇らしげに彼は言っていましたが、きっと全員犯人が誰かわかっていたはずです。
救いようのないアホです。
異臭騒ぎで通報されたらいいです。
怒りのあまり話がそれました。
それが食べ物とどこが関係あるかというと、ピーマンのように刺激があるものや、長ネギのようににゅるっとした感触のものを、舌が拒絶するようなのです。
酢の物が苦手です。
もずく、駄目です。
煮込んだとうがんもにゅるにゅるしてて苦手です。
調理しだいですが、ナスもあまり好きじゃない。
わさびも苦手で、刺身につけない時もあります。
辛いものも苦手。
しし唐やセロリ、パセリもあまり好きではありません。
もう食べれるものがありません。
大人になってからは苦いものはある程度我慢できるようになりましたが、どちらかというと、にゅるっとしたものの方がより受けつけなくなりました。
白ネギを口にすると、オエエッとなります。
レバーは食べられますが、結構口の中に妙な後味が残ります。
これは他人に伝わりにくいです。
特にそういったものを当たり前のように食べている人達には。
ということで。
ではまた。




