その2 《テーマ・漫画》 『漫画』についてうすく語ってみる
マンガが好きです。
以前、近所の本屋さんで立ち読みできるところがあって、漫画喫茶とかにいかなくても連載ものはある程度読むことができました。
それだけだとただの迷惑客なので、単行本や雑誌はなるべくその本屋さんで買うようにしていました。
ですが最近のコロナ騒動のあおりを受け、ほぼすべての雑誌に紐がけされるようになって、そこで自分の中での連載漫画の進行は止まってしまっています。
結果的に本屋さんに足を運ぶ回数もかなり減ってしまいました。
漫画喫茶にいけばいいのでしょうが、自分の中で満喫にとらわれる時間がもったいないと感じているものぐさな部分があるので、どうにも足が向きません。
本屋ならばお目当ての本がなければものの五分で退店することもあります。
一週間毎日本屋さんに通ったこともあります。
満喫だとそういうことが……
ですから自分の中でマンガは、しだいに遠ざかりつつあるジャンルにもなりつつあります。
本屋さんが好きというテーマになってしまいました。
気を取り直して、おもしろいなと思うマンガは、ほぼ一般的におもしろいと言われているものが多いです。
ものぐさでメジャー否定主義であるにもかかわらず、マンガに限っては人気作にはずれなし、という認めたくない定義に賛同します。
ですが、おもしろい・イコール・好き、ではないということもつけ加えておきます。
ここでタイトル名を二、三書き連ねるだけで、数百万人単位の逆鱗に触れるはずです。
もちろん絶対口にはしません。
そのためか、社会現象となるほどのトップ・コンテンツが自分のお気に入りになることは、ほとんどありません。
決してディスっているわけではなくて、作品としての完成度は認めつつも、それを心からおもしろいと感じないのです。
矛盾しているような言い回しになってしまいましたが、自分にとっての好きとかおもしろいとかは、何度も読み返してみたくなるかどうかが判断材料になります。
一度話の筋をなぞっただけで満足してしまうようなものは、いくらおもしろくても評価が下がります。
わかりにくくてごめんなさい。
そこはそれ、生まれ持ったけがれた血のせいだと自覚しています。
パターンとしては、ワンピースやキングダム、ワンパンマンが好きな反面、同系の他のメジャー作品が苦手なことでしょうか。
しかし、もっとやっかいなパターンもあります。
おもしろくて単行本を買うほど好きなのに、イラッとするというパターンです。
どういうことかというと、自分は野球よりもサッカーの方が好きなので、野球至上主義のあだち充の漫画は、読んでいて腹立たしい部分が多々あります。
でも全体をとおして実におもしろくて、出てくる女の子もかわいいので大好きなのです。
話もキャラも実にワンパターンなのに大好きなのです。
実にやっかいです。
他にも好きな漫画はいろいろありますが、やはり若いころの脳で読んだものが多いです。
バキシリーズ、ウシジマくん、北斗の拳、ちはやふる、浦安鉄筋家族、マカロニほうれん荘、永井豪全般と、あげればキリがありませんが、特にお気に入りのものについては、そのうち個別に語ってみようと思っています。
ということで。
ではまた。