その25 《テーマ・アニメ》 『長寿アニメ』についてうすく語ってみる
長寿アニメが苦手です。
ズバリ言います。
好きな人には申しわけありませんが、サザエさんやまるちゃんの類です。
最近ではしんちゃんもそれに近い感じになってきました。
観なければいいじゃん、とお思いでしょうが、家族と食事をとる時間帯を狙ったようにそれらは放送されます。
それをうちの(あくまでうちの)女子供や年寄りの方々は、好んで観ようとするからです。
たまに観たいものがあってバラエティとかを観たりすると、あれやってるよ、とか、いってきます。
とぼけるととても淋しそうな顔をして、画面すら見なくなります。
だからマウント状態に近いのです。
同じようなパターンでは、ファミリー向けのバラエティもそういった傾向にあります。
古くはフレンドリーなパークから、今で言うと、国民的アイドルがホストを務めるアトラクション系の番組がそれです。
ゲストが変わるだけで、毎回同じことの繰り返しです。
同じものを無理やり見せられているような気になります。
おもしろいものなら筋がわかっていても何度でも観ます。
おもしろいかもと期待させておいてガッカリならばまだマシです。
でもおもしろいかどうかわからないもの、どちらかというとまたいつもと同じような内容なんだろうなって思っていて、やっぱり同じだった時の退屈感は、ひねくれものにとって極めて苦痛なのです。
なんていうか、エンドレスエイトとかいうやつを強制的に延々と見せられているような感覚になってきます。
あのバンドって何聴いてもおんなじに聞こえるね、というのも近いかもしれません。
好きな人には本当に申しわけないのですが、そういったミュージシャンのファンの人達に限って、これっていいから一回聴いてみ、あの歌絶対感動するから、とグイグイくる傾向にあるようで、それも苦手意識の形成の一因になっている気がします。
ということで。
ではまた。




