表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

20/55

その19 《テーマ・ノンジャンル》 『オカルト』についてうすく語ってみる



 オカルトが結構好きです。



 怖がりのくせに心霊番組やホラー映画が好きで、CSでやっている、超ムーの世界とかもよく観ます。


 キックさん、おもしろすぎです。


 父親がオカルト好きで、ムーやトワイライトゾーンといった雑誌をよく買ってきたので、その影響もあって、小学生のころからそういったことに興味がありました。

 心霊現象やUМA、UFOの目撃情報などが主なコンテンツですが、当時のオ○ム真理教の人の連載なんかもあったりして、バラエティにとんだ内容は読み応えがありました。


 中でも印象に残っているのが、読者からのお便りコーナーでした。

 夢診断のようなコーナーもあって、みなさん、極めて真剣に投稿されているのですが、中には、アレっ、というものもあって、厨二系の人の思い込みが読んでいてほほえましかったです。


 夢の中で私は戦時中のドイツにいて、「私の名は○○(有名な撃墜王の名前)だ」と名乗っていたのですが、これはひょっとしたら私の前世が彼だったということなのでしょうか?

 だったらどうすればいいのでしょうか?


 といった、絶対にそうに違いない、という強い思い込みと、時代的に、きっと自分は選ばれし戦士なのだ、という雰囲気を感じさせるホットな相談に対して、


 仮にあなたが○○の生まれ変わりだったとしても、今のあなたとは何の関係もありません。

 あなたは現実の人生をしっかり生きてください。


 といった感じでバッサリ切り捨てていて、ニヤつきが止まりませんでした。

 もしそれを投稿された方が見ていたらすみません。

 自分の勘違いでしたら申し訳ない限りですが、決して悪意はないつもりです。


 当時は終末思想が色濃く、かく言う自分もハルマゲドンを戦うために生まれた選ばれし戦士だと信じて疑いませんでした。


 最後に生き残る人類は自分に違いないと。

 ○連軍が攻めてきても迎え撃てるよう、通販でスリングショットも購入していましたし。


 単なる仲間意識です。


 そのムーの創刊号が古本屋市場で10万円の値がついたと聞いて、家にあった創刊号をこっそり持っていったところ、10円と言われガッカリした記憶があります。


 ……。


 万円は!


 万円はどこいったの!


 確かに保存状態は悪かったけど。


 古本屋のオヤジに、これ10万円の値打ちがあるんだよ、って言ったら、渋い顔をされて、こういう雑誌って売れないんだよねえ~、と言われてしまいました。

 学生をなめてトボケている様子もなかったので、この勉強不足が、とハラが立ちましたが、自転車の荷台に大量の古雑誌を積載していったので持って帰る気力もなく、結局10円で引き取ってもらうことにしました。


 その後二束三文の値段で叩き売られたことを想像すると、もったいなかったなと今でも思います。

捨て値で手に入れた人は間違いなく、ニヤリ、としていたはずです。

 今とってあれば、メルカリなんかでどれくらいになったんだろう。


 父親はどちらかというとUFOの方が好きなようで、UFOと宇宙、という雑誌もよく買っていました。

 結局アダムスキー型UFOやネッシーの存在を疑うことなく、鬼籍に入ってしまいましたが。


 余談ですがUFOと宇宙に、『おーい、ゆーふぉー!』とかいうタイトルの漫画が短期連載されていて、おもしろかった記憶があります。

 雑誌の廃刊とともに終了してしまいましたが、まったく望んでいないのにUFOを呼び込んでしまう体質(?)の女の子がかわいかったです。


 ハルマゲドン、ハルマゲドン、ハルマキウドン……


 誰か知っている人いませんかね。

 もう一度読んでみたい気もしますが、オークションで雑誌を集めるほどの気力はありません。



 ということで。


 ではまた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
cont_access.php?citi_cont_id=17460258&si
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ