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その17 《テーマ・特撮》 『ウルトラマン』についてうすく語ってみる



 ウルトラマンが好きです。



 これは自分にとって、ヒーローすべての原点でもあります。

 そして、ヒーローの集大成でもあります。


 すごくていねいに、真面目に作ってあります。


 怪獣が出て、一般人が避難して、防衛隊がやってきて、最後の最後にウルトラマンがやってきてやっつけます。

 一話一話が短編の怪獣映画のようで、子供番組なのに全然手抜きなしです。


 初期にうろうろしていた星野君が邪魔だったくらいかなあ。


 出てくる怪獣たちもみな個性的で、名前も特徴も一目見ただけで覚えられるほど魅力的でした。

 図鑑を買っては、飽きもせずに何度も眺めてしまうほど大好きでした。


 それに比べて、最近(?)のものは特徴が薄く、覚えづらいような気がします。

 デザインも洗練されていてカッコはいいのですが、どこか無個性というか似たりよったりというか。


 同じような例として、昔はアイドルの人達にもそれなりに個性があったような気がしますが、今時は一つテンプレができるとすべてそちらの方向に寄せていく傾向があるため、結果的に目につくものが似通ってしまうのかもしれません。


 きっとこれは加齢による気持ちの問題が原因なのかもしれないので、今時の子供さんや若い方は、たぶんちゃんと覚えられるのでしょう。

 そもそも興味を失っている時点で覚える気もへったくれもないのですが。


 オッサンのイメージとしては、太ってカレーが好きなキレンジャーの方が覚えやすくて好きです。


 話を戻します。


 おやっさん率いる科学特捜隊というのが非常に魅力的な組織で素敵です。


 多方面からもかなりリスペクトされているようで、後続シリーズにありがちな理不尽な圧力や押しつけを受けることはほとんどありません。


 隊員達ものびのびと仕事をしています。


 その分、隊員個々のプライベートはあまりないようで、科特隊での仕事が生活の一部として日常生活に溶け込んでいるようにも見えます。

 金銭面や休暇の不自由さを感じさせないのは、科特隊が実家の商売のように描かれているからじゃないでしょうか。

 まるで学生の部活動における寮生活のようです。

 あの感じだと、結婚イコール退職なのかもしれません。

 とにかく環境がよさそうなホワイト企業(国家公務員?)という感じがして、うらやましい限りです。


 実際に就職したいのは、仲良しZATですが。


 ヒーローものとしてはもはや教典クラスです。

 ウルトラマンの繰り出すプロレスファイトは、子供の『ごっこ心』をくすぐります。


 一話一話がバラエティに飛んでいる上、遊び心もあって、時おり風刺も織り交ぜてきます。


 子供のころは、みんなにせウルトラマンに何故気づかないんだろって思っていましたが、ジャニーズ軍団の区別がつかないオッサンになった今、絶対に間違える自信があります。

 あ~、ウルトラマン、ちょっとマイナーチェンジしたんだ~、まさかニセモノとかいるわけないし~、といった感じで、すっかり騙されそうです。

 Tシャツまえうしろに着てても気づかない時あるし……



 ということで。


 ではまた。




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