その12 《テーマ・ノンジャンル》 『世界一おいしいケンタッキーフライドチキン』についてうすく語ってみる
ケンタッキーフライドチキンが好きです。
たぶん毎日でもたべられます。
一度に五本くらい食べて、うえ~、もう食べれん、当分顔も見たくない、と思った次の日にもまた五本食べられます。
高いので連ちゃんで買うことはまずないのですが、たぶんその次の日も五本食べられます。
それくらい好きです。
買いにいく時は最低6ピースのセットを注文します。
それだけだと一日で終わりなので、他のものを買ったり、もう二、三本増やしたりもします。
母のためにもう一つ6ピースパックを買っていくと、そんなに食べないので半分でいいと言われます。
狙いどおりです。
友人達とクリスマス会なんかをしたりする時は、たいてい割り当てが一人一本とかになるので不満です。
別にお金を出すので、自分の分だけ余分に買って、と言いたくなります。
でも大人なのでそこはぐっと我慢します。
あまった分が気になります。
クールな顔で気のないそぶりをしながら、誰か酔っ払って食べる前に寝ちゃったりしないかな~とかずっと思っています。
誰かと一緒に買いにいった時に、今日は俺が出すから、と言われるの、すごく迷惑です。
分別がある大人なので、おごってもらうのに、6ピースパックとか頼めません。
自分だけお金をプラスするので6ピースパック買いたいんだけど、と言いたくなります。
でも大人だから言いません。
本当にありがた迷惑です。
ほうっておいてほしいです。
自分のためにたくさん買ってきて、家に帰った時にたまたま親戚とかが来ているとガッカリします。
イヤだけど、大人なのでおすそわけします。
お~、ちょうどよかった~、とか言いながら、気前よくわけてあげます。
いいのにそんな、とか言われても、ま~ま~ま~ま~、とか言いながらわけてあげます。
その後の喪失感がハンパないです。
高いのでそんなにいつも食べられないのが唯一の欠点です。
ケンタッキーにしよ、というコマーシャルにも、少しイラッとします。
そんなにやすやすと食べられるものではない。
許されるなら、毎日食べたいわ、と言いたくなります。
家族がいると自分の思い通りのペースで食べられないので、年に一度旅行で親が留守の時にまとめて食べていました。
もう歳だから旅行もやめる、と言い出した時は、ああなんてことだ、と思ったりしました。
息抜きに旅行くらい行った方がいいよ、というのは、親孝行から出た言葉ではなく、もちろんケンタッキーのためです。
それくらい好きです。
自分的には世界一おいしい料理だと思っています。
ちなみに二番目はダブルチーズバーガーです。
ということで。
ではまた。