≪あとがき≫
最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
まとまりがなくて恐縮ですが、あとがきです。
1.登場人物の少なさについて
等身大のというか、人ひとりの一年を掘り下げたいと考えていたので、
登場人物を極端に少ないお話にしていたのですが、未だにその部分には迷いがあります。
コミュ障な浪人生の世界における登場人物なんてそれほど多くないだろうというつもりだったのですが、
平野と田辺に物語上の役割を与えすぎることになってしまったかと思います。
平野も田辺も、
主人公の前に立ち塞がる壁(敵)であると同時に、
主人公の成長に貢献する存在として、
少し都合よく動かしすぎてしまったのではないかと反省しております。
ライトノベルに寄せる形で、
もう少し、平野のような、
かわいい女の子の登場人物を増やす、という方向性も考えていたのですが
訳もなく主人公がモテるのは嫌だと思ってしまったり、
思春期のモヤモヤどろどろした部分を書きたいので、主人公の周囲の登場人物は少なく、閉じた小さな世界でいったん進めてみようと考えたりという部分があり、
いったん現在の形に落ち着いたのですが、
本当にこれでよかったのだろうかと悩んでいる部分があり、ご感想いただけたら嬉しいです。
2.タイトルの変更について
「俺には九年片思い中の幼馴染と、超ハイスペックでリア充な弟がいるが、俺は何の取り柄もないただの浪人生 ~若き浪人生 菊池大和の苦悩~」
というタイトルから
「浪人生 菊池大和は青春がしたい」
というタイトルに変更致しました。
最初は多くの方の目に留まるようにと、
キャッチーなタイトルを考えたのですが、
後からちょっとイマイチだと思い、
変更することにしました。
「青春がしたい」「青春をしたい」「愛がほしい」「愛されたい」のどれがいいかで悩んでいたのですが結局、「青春がしたい」に落ち着きました。
「浪人」と「青春」という単語の矛盾がいいかと思ったのと、
「青春」って言葉は大人は綺麗な思い出とかという意味で使うけれど、
実際ドロドロで気持ち悪くて目も当てられない黒歴史こそが「青春」だろうと思い、
このタイトルにしてみました。
3.年代について
ヤマトたちは2017年3月に高校を卒業し、
2018年4月に大学へ入学するという設定でした。
浪人についてのイメージは、時代・世代によって大きく変わると思います。
年配の方からは、
「浪人=金食い虫」というか、
ぼんぼんのモラトリアム未満、というようなイメージを持たれる方が多いかなと思いますし、
現代っ子にとって浪人はすごく軽いことで、当たり前のようにするものかと思います。
そのような部分で、
現代っ子の浪人を描ければと思い、
この時代設定にしました。
以上になります。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。




