十呪ー例えばそれが、呪われたならー
十呪。
ある世界にそう呼ばれたものがあった。
その名の通り、十の呪いを総称して、そう呼んでいた。
しかし、十ある呪いは全て、呪いではなく、力を授けるものとして存在していた。
シュラト共和国という国があった。
世界でも珍しい民族保護の制度を用いた政治を行っていることで知られ、シュラトには数十に上る民族が多種多様に暮らしているのが特徴の国だ。
そのために起こる民族問題もあったが、それでも平和な国として、世界で認知されていた。
その民族のうちの一つに浮遊族があった。
浮遊族として生きるイセトは幼く、しかし族長の息子として、生きていた。
そこに現れたのが、天葬騎士団だった。突然現れた彼らが迫ったのは、奴隷となる道か、滅亡か。
浮遊族は反旗を翻し、戦うことを決意するが―――――
詐欺師が次に狙っていたのはガルバ王国の革命戦争だった。
ガルバ王国で始まった革命戦争は、最終局面を迎えていた。
詐欺師は革命軍に加担することで、金銭を得ようとしていた。そうして、ミトロ・ロルという世界的に有名な軍師の名を騙り、革命軍に入り込んだのだった―――――
ある世界にそう呼ばれたものがあった。
その名の通り、十の呪いを総称して、そう呼んでいた。
しかし、十ある呪いは全て、呪いではなく、力を授けるものとして存在していた。
シュラト共和国という国があった。
世界でも珍しい民族保護の制度を用いた政治を行っていることで知られ、シュラトには数十に上る民族が多種多様に暮らしているのが特徴の国だ。
そのために起こる民族問題もあったが、それでも平和な国として、世界で認知されていた。
その民族のうちの一つに浮遊族があった。
浮遊族として生きるイセトは幼く、しかし族長の息子として、生きていた。
そこに現れたのが、天葬騎士団だった。突然現れた彼らが迫ったのは、奴隷となる道か、滅亡か。
浮遊族は反旗を翻し、戦うことを決意するが―――――
詐欺師が次に狙っていたのはガルバ王国の革命戦争だった。
ガルバ王国で始まった革命戦争は、最終局面を迎えていた。
詐欺師は革命軍に加担することで、金銭を得ようとしていた。そうして、ミトロ・ロルという世界的に有名な軍師の名を騙り、革命軍に入り込んだのだった―――――
詐欺師、オヤビン
2017/06/30 21:21
(改)
浮遊族の日常
2017/06/30 21:37
盗み聞き
2017/06/30 21:39
天葬騎士団
2017/06/30 21:39
ミトロ・ロル
2017/06/30 21:49
『選定』
2017/06/30 21:51
決意の戦い
2017/07/02 11:54
三つの勝機
2017/07/02 11:55
奇襲
2017/07/02 11:56
スズセル VS 浮遊族
2017/07/02 11:58
五十点
2017/07/02 17:28
闘将ギレ
2017/07/02 17:29
正規軍陣営
2017/07/02 17:36
無力
2017/07/02 22:28
魂の浮遊
2017/07/02 22:29
終戦
2017/07/02 22:30
悪辣の呪男
2017/07/02 22:31