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41話 ゴールデンウィーク③

 彩愛先輩の部屋で二人きり。


 ベッドに並んで腰かけ、キスをした。


 この状況なら、小学生でも『いまからなにかが起こる』と予感するだろう。


 私はもちろん、彩愛先輩だってそう感じたはずだ。


 一線を越える時は遠くないどころか、すぐ近くにまで迫っている。


 並々ならぬ緊張感と高揚感から、いままでにないくらい胸が高鳴る。


 彩愛先輩と結ばれることを想像し、ゴクリとのどを鳴らす。


 私たちは熱いまなざしで見つめ合い、再び顔を近付け――



 ぐぅぅ~~~~っ。



 なんの脈絡もなく、二人のお腹が同時に情けない音を奏でた。


 場の雰囲気を一瞬にして塗り替えたことは、言うまでもない。


***


 お腹の悲鳴に答えるべく、私たちは食べ物を求めて一階に下りた。


 彩愛先輩が適当になにか作ると言ってくれたので、お言葉に甘えさせてもらう。


 しばらくすると、テーブルにオムライスとサラダが運ばれた。


 オムライスの玉子は見るからにふわふわとろとろ。サラダの盛り付けも相変わらず美しい。


 実食してみると、期待を上回るおいしさに改めて感服させられる。


 かなりの空腹だったこともあり、夢中になってあっという間に平らげてしまった。



「いまはまだ遠く及びませんけど、いずれ彩愛先輩に並ぶほどの料理人になってみせますからね!」



 彩愛先輩の料理に感動すると共に実力差を突き付けられ、対抗心が燃え上がる。



「あたしは別に料理人ってわけじゃないけど……まぁ、気長に待ってるわ。これからもずっと、末永く一緒にいるわけだし」



 末永く一緒に。その言葉にドキッとして、思わず言葉を失う。


 私は自分でも分かるほどに緩み切った笑顔を浮かべ、コクリとうなずいた。

ここまで読んで下さった皆様方、本当にありがとうございます。

この先の展開は当サイトのガイドライン基準においてR15ではないと判断されかねないため、まことに勝手ながら、当サイトでの更新はここまでとさせていただきます。

以前に同じような理由で運営様から要請を受けて作品を削除したことがあり、今回はそれを避けるべく、過激な性描写がないうちに当サイトでの更新を終えようと思います。


改めまして、ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。

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