Hello異世界
目が覚めたらみしらぬ男女がのぞいていた。びっくりして、硬直しているといきなり叩かれた。
パチン ベチ
けっこー痛えじゃねーか、目から汗が・・・笑うんじゃねーぞ!
そしたら、二人とも安心したような顔をしやがった。こいつらサイコパスかよ!この野郎俺にけんか売ってるみたいだな「逃げの秋良とは俺のことよ!!」えっ?自分で自分を卑下してるって?これは、友達がつけたんだ。まずは、この1撃必殺のパンチで・・・あれっ?思うように動かねーぞ!!こ、こいつ俺で遊んでやがるなかなか強敵だな~
それにしても、どんなに声を出そうとしても、あ~えう~みたな声しか出ない。全くなんなんだ?
手も変に赤いし・・変に赤い?もしかして俺赤ちゃんになったのか?
秋良は、異世界に行くと聞いて浮かれすぎて全く説明を聞いていなかった。
しかし、たぶん親だと思われるひとが、何言ってるのかまったくわからない。かろうじて、「ルナン」という言葉だけ聞き取れた。文字も読めないし大変そうだ、そんなことを考えているうちに睡魔が襲ってきた赤ちゃんの体では抵抗もむなしくすぐに眠ってしまった。
~2日後~
2日間過ごしてわかったことがある、まず、家は、5人家族だということだ。おじいちゃん、お兄ちゃん、母さん、父さん、そして、俺だ。
そして、家は貧乏だあくまで日本で暮らしていた頃が基準だからこの世界では、どうかは分からないが俺はこの世界でも貧乏だと思う。いや、そうであってほしい。
食事は、米ばっかりだ。食べられない訳でもない、むしろ美味い。そして何より皆が魔法を使っているのだ。早くつかってみたいな~
~1年後~
遂に皆の声が理解できるようになってきた。本は高いのか分からないけど木にもじをかいて読んでくれた。それのおかげで文字と声が分かるようになってきたのだ。日々の努力のたまものだ。
そうそう、声が理解できるようになったことで、父さんと、母さんの名前が分かったのだ父さんは「オルガー」母さんは、「アメリー」というらしい、ちなみに父さんの髪の色は、青色で母さんの髪の色は、赤色だ。兄さんは、父さんの血が濃いのか青色だ。(兄さんの名前はオルバだ。)
めちゃくちゃ美人やイケメンばっかだ。別に、う、羨ましいなんて思ってないし!俺の顔は、イケメン!でわなく、平凡だった。なぜ!?まあ、シンプルイズベストっていうじゃん!?
俺の名前は、あのとき聞こえた「ルナン」と言うらしい。
そして、言葉が理解できるようになってから不可解なことに気づいたそれは皆同じ魔法を使うのにどれも詠唱みたいなものが、違うということだ。
聞きたいが、ことばは理解できるのにしゃべれないしまだ赤ちゃんだから文字も書けないのだ(読めるのにね!)しかも全然移動できね~!まあ、まだ1歳だしね!
これからも頑張るぞ!と心に誓うルナンであった。