ガソリンをいれて。
下道を走るのが好きなんです。
まずガソリンをいれて わたしの おなかも満タンにして
どこまでも走れるぐらいにして 安全運転をこころがけて
何にも考えないで 向かった先は 赤く染まる景色で
車窓は半分あけて ようやく 冷たい風が右腕に当たって
頬に当たる冷たい風と 銀杏並木をとおりこしてから
川縁を過ぎ去ってから 高速道路には向かわないでいて
山あいの紅葉と 晩秋の夕暮れと カラスの鳴き声と
はやくも 分厚いコートを着ていた 住民達をを余所に
ただ 車を走らせていったのだ
下道を走るのが好きなんです。
まずガソリンをいれて わたしの おなかも満タンにして
どこまでも走れるぐらいにして 安全運転をこころがけて
何にも考えないで 向かった先は 赤く染まる景色で
車窓は半分あけて ようやく 冷たい風が右腕に当たって
頬に当たる冷たい風と 銀杏並木をとおりこしてから
川縁を過ぎ去ってから 高速道路には向かわないでいて
山あいの紅葉と 晩秋の夕暮れと カラスの鳴き声と
はやくも 分厚いコートを着ていた 住民達をを余所に
ただ 車を走らせていったのだ
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