ガソリンをいれて。
掲載日:2025/11/12
下道を走るのが好きなんです。
まずガソリンをいれて わたしの おなかも満タンにして
どこまでも走れるぐらいにして 安全運転をこころがけて
何にも考えないで 向かった先は 赤く染まる景色で
車窓は半分あけて ようやく 冷たい風が右腕に当たって
頬に当たる冷たい風と 銀杏並木をとおりこしてから
川縁を過ぎ去ってから 高速道路には向かわないでいて
山あいの紅葉と 晩秋の夕暮れと カラスの鳴き声と
はやくも 分厚いコートを着ていた 住民達をを余所に
ただ 車を走らせていったのだ




