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二つ目の図書館。

ガソリンをいれて。

作者: caem

下道を走るのが好きなんです。


 まずガソリンをいれて わたしの おなかも満タンにして


 どこまでも走れるぐらいにして 安全運転をこころがけて


 何にも考えないで 向かった先は 赤く染まる景色で


 車窓は半分あけて ようやく 冷たい風が右腕に当たって


 頬に当たる冷たい風と 銀杏並木をとおりこしてから


 川縁を過ぎ去ってから 高速道路には向かわないでいて


 山あいの紅葉と 晩秋の夕暮れと カラスの鳴き声と


 はやくも 分厚いコートを着ていた 住民達をを余所に


 ただ 車を走らせていったのだ


 

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