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序章 プロローグ  作者: 鈴乱
始まり
1/12

物語のはじめに


皆様に、お聞きして参りました。

只今より、紡ぎ出しゆく物語。

自分なりの一言で表現するなら、何という?


皆様の許可を頂きまして、以下に掲載させて頂きます。


――――――――――――――――――――――


白灰(しろはい):これは誰かが(つむ)ぐ みんなの物語。


黒灰(くろはい):これは俺が紡ぐ みんなの物語。


鈴乱(すずらん):これはみんなで紡ぐ みんなの物語。


夕飛(ゆうひ):これは……誰かが紡ぐ 誰かの物語。


(あか):これらは、みんなが紡ぐ……何か違う。ちょっと待って……えーと。これらは”俺ら”が紡ぐ、かな。これらは、誰かが紡ぐ 俺らの物語。


(きん):これは、誰かが紡ぐ、私の家族の物語。



――――――――――――――――――――――――――――


 おや? 同じものを紡いだはずが、随分、表現が違いますね?


 まぁ、それもそうですね。(わたくし)は表現に規制などかけておりませんもので。


 なるほどなるほど。こうしてみると、皆の個性があふれて……実に美しい様相ではございませんか。


 どちらのお方も、表現は違えど、同じものを語っている。

 とても、そうは見えないけれど。


 さて……、ここに触れていらっしゃる()()()は、一体どちらの(かた)でしょう?


 誰の言う物語を、()()()みたいと思いますか?



 おやおや、まぁまぁ。落ち着きなさって。

 大丈夫。すべてのお方の物語を、皆様にご覧に入れる所存にございます。


 我が命、続く限り。


 どうぞ、ごゆるりと、お楽しみ頂けますと、幸いに、ございます。


 それでは、お待ちかねの夢の世界へ、行ってらっしゃいませ。



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