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模型から始まる転移  作者: 昆布


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第64話:休息日の楽しい計画

第64話として、貴志の受勲とキャスの昇進を祝う感動と興奮が残る中、休息日の午後をどう過ごすかをアス、ルナ、ルミと和気あいあいと話す場面を、各キャラクターの性格を活かして明るく楽しく描きました。

※表題を章から話に変更しました。



【和気あいあいした艦橋】

「午後2時半」

艦橋では、貴志のブロンズ勲章受勲とキャスの特務曹長任官の興奮がまだ冷めやらぬ中、みんなが休息日の午後をどう過ごすかで盛り上がっていた。


貴志が艦長席に座り、みんなを見渡して優しく切り出した。

「よし、褒賞ももらったし、せっかくの休息日だ。午後から何しようか? みんな、アイデア出してくれよ」


キャスが階級章を手に持って目を輝かせ、興奮気味に言った。

「貴志さん、私、特務曹長になったから何かお祝いしたいよ! 美味しいもの食べたいなぁ!」


ルナがドローン隊操作パネルから飛び降り、元気よく手を挙げた。

「お兄ちゃん、私、お菓子買いたい! 昨日戦ったから、甘いもの食べたいよ!」


ルミがセンサー席で微笑みながら、穏やかに提案した。

「艦長、みんな、午後からゆっくりお茶でもどうかな? 私、みんなと一緒なら何でも楽しいよ!」


貴志が少し考え、アスに目を向けて優しく声をかけた。

「アス、午後からの予定はどうだ? せっかくの休息日だし、たまにはお前と買い物とか飲食したいなって思ってさ」


アスがコンソールを軽く叩いて振り返り、冷静に、しかし少し嬉しそうに答えた。

「艦長、私は艦内補給物資の確認をしようと思っていました。でも…」


貴志が笑顔で提案した。

「それじゃ、何か不足するものがあると思うから、一緒に買い物とかどうかな? ついでに何か食べてさ」


アスが一瞬目を細めて微笑み、穏やかに応じた。

「艦長、ありがとうございます。購入物資で貴方の承諾を得たいものもありますので、ぜひお願いいたします」


貴志が満足そうに頷いた。

「よし、じゃあ艦内の確認してから、街に買い物に行こうぜ」


その瞬間、ルナがニヤニヤしながらからかうように割り込んだ。

「貴志さん、アスさん、デートですかぁ?」


ルナがわざとらしいウインクをしながら二人を見ると、貴志とアスが顔を見合わせて一瞬固まった。

お互いの顔が少し赤くなり、貴志が慌てて手を振った。

「お、おい、ルナ! 何だよ、デートって…ただの買い物だよ!」


アスが冷静を装いつつ、少し早口で否定した。

「そんなんじゃありません。業務の一環です。ルナ、誤解しないでくださいね」


ルナがからかうように笑いながら手を叩いた。

「はいはい、わかりましたぁ。業務ね、業務! 楽しんできてくださいねー!」


キャスがクスクス笑いながらルナに便乗した。

「ルナちゃん、私もそう思うよ! 貴志さんとアスさん、楽しそう!」


貴志が苦笑いし、アスが小さくため息をついたが、艦橋に笑い声が響いた。


ルミがその様子を見て、優しく提案した。

「ねえ、ルナ、キャス、私たちも午後からどうかな? キャスさんと一緒に買い物やお茶でもいいよね」


ルナとキャスが目を合わせて、声を揃えて叫んだ。

「行くー!」


ルナが飛び跳ねて付け加えた。

「ルミお姉ちゃん、キャスお姉ちゃんと街行くの楽しみ! お菓子いっぱい買おうね!」


キャスが階級章を握り締め、嬉しそうに言った。

「ルミさん、ルナちゃん、私、特務曹長のお祝いでケーキ食べたい! みんなで行こうよ!」


ルミが笑顔で頷いた。

「うん、いいね! 私、みんなと一緒なら街歩くだけでも楽しいよ!」


艦橋は貴志とアスの買い物計画、ルナたちの街へのお出かけで一気に明るい雰囲気に包まれた。


【艦内物資の確認】

貴志とアスは艦橋から物資庫に移動し、補給物資の確認を始めた。貴志が食料品の棚を開け、在庫リストを見ながら呟いた。

「食料品、ちょっと減ってるな…戦闘続きだったから仕方ないか」


アスが隣でタブレットを手に持ち、冷静に確認した。

「艦長、主食はまだ十分ですが…副食品、特にお菓子やデザートの類が思ったより減っていますね」


彼女が呆れたように眉を上げ、貴志に目を向けた。

「ルナとキャスの仕業ですね。あの子たちったら…後で会った時に必要以上に食べないよう叱っておきます」

と、言いかけたところで、アスが少し声を和らげた。

「でも、戦場のストレスもあるでしょうから、控えるように優しく伝えておきます」


貴志が笑いながら、アスの肩を軽く叩いた。

「ルナとキャスは仕方ないなー。お菓子好きだもんな。アス、あんまりきつく言わないで、優しく頼むよ」


アスが微笑み、穏やかに応じた。

「分かりました、艦長。優しく伝えますよ。私も少し甘いものが欲しくなる時ありますから」


貴志が目を丸くして笑った。

「おお、アスが甘いもの!? じゃあ、買い物で何かデザート買おうぜ。業務の一環だな!」


アスが小さく笑い、頷いた。

「はい、艦長。業務としてお願いします」

二人は物資庫で笑い合いながら確認を終え、街への買い物に期待を膨らませていた。


休息日の午後は、貴志の優しさ、アスの穏やかさ、ルナの元気、キャスの明るさ、ルミの温かさが混ざり合い、楽しい時間へと続いていった。

貴志とキャスの褒賞の興奮が休息日の計画に変わり、アスとの買い物やルナたちの街へのお出かけを和気あいあいと描きました。

次話では、貴志とアス、2人の穏やかな休息日を描きます。

ご期待ください。





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