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トラブルメーカー  作者: ちゃんみお
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プロローグ

新妻学園中学の部、2年4組のクラスには4人の手をつけられない生徒がいる。

男女2人ずつで、この学園で一番のいわゆる問題児だ。

彼らはいつも問題を起こしている。

廊下で野球をして窓ガラスを割ったり、授業中に抜け出して遊びに行くのは当たり前で、先生も困り果てている。

テストではいつも最下位。

頑張って解いて最下位という訳ではなく、白紙のまま提出している。

それなのに彼らが退学にならないのは、学園長が彼らを退学にさせないからである。


ある日、彼らが授業中に抜け出してどこかえ行ったっきり帰ってこなかったことがあった。

もちろん、親も先生たちも心配してその夜は眠れなかった。

それから3日たって彼らは学校にきた。

担任が何をしていたかと聞くと、

「いつも通りでしたけど。」

と、まるでこんなの当たり前だというよに言った。

担任は何をしていたかを学園長に聞いた。

彼らは誘拐された男の子を助けるために3日間現場近くを見張っていたそうだ。

無事犯人は捕まり、男の子は助かった。

また別のある日、急に学校から飛び出して行った彼らは昼休みが終わるまで帰ってこなかった。

担任が何をしていたかを聞くと、

「いつも通りでしたけど。」

と、また答えた。

後で学園長に聞いたら、カラオケに行ってたそうだ。


4人はいつ、どんな時に、何をするのかが全く分からず予想は不可能なのだ。


いつしか、彼らにはトラブルメーカーという呼び名が付けられた。

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