第十話:母の恐怖 再び
自宅【4歳】
はい、どーもー!
マルちゃんがクスクス笑うよマルクスでーす!
……ペケ。っと。
さーてと。
鍛えまくるぞ宣言から1年経ちましたっと。
そしてバカのように毎日毎日裏庭に通いつめ、避けまくってた結果こうなりましたよ。
はい、ドーーン!
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名前:マルクス=アントニオ
種族:不明
年齢:3歳
性別:男性
HP:5000
MP:150
STR:94
VIT:67
DEX:137
AGI:4653
INT:1
MAG:1
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【スキル】
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【アビリティ】
《努力》Lv48 《集中》Lv48 《観察眼》Lv10
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どうだ!4600まであげてやったぜ!
何?やりスギだって?
知るか!こんなチートにしたやつに言え!
フフフフフフフ……ハーハハハハハハーハハハッッ!!
悪ふざけはこんだけにしといてっと。
一応ほかのステータスもあがったな。
でもなぁ…こんなに速くなったのに足の筋肉には変化が見られないんだよなぁ…。
異世界ミステリーだわぁ…。
でもまぁ、『魔法』があるファンタジーな世界だからいいのか。
あ、忘れてた。体の鍛錬に集中しすぎて魔法のことを考えるのを忘れてた。
いやーもう完全に忘れてた!
おかげで魔法関連っぽいステータスが全くといって成長してないもん!
だけど、4歳だからまだ全然大丈夫!……のはず。
ってなわけで、マイマザーに聞きにいってみよー!
「おかーさん?」
「なーに?まーくん。」
「えっとね。魔法をなら…い…ぃぃいいぃ!?ちょなんで泣いてんの!?」
あぁぁああぁあぁぁ!!やっべぇぇぇええ!!こうなること完璧にわすれてたぁぁぁああ!!
なんで俺はこんな大事なことを忘れているんだああぁぁぁぁ!!
一年の間鍛えすぎて、俺は脳筋になっちまったっていうのか!?
「……グズッ…んーん…グスッ……なんでもない…なんでもないの……」
なんでもないってもうなんかあるだろ!えっ、もしかして俺魔法使えないとかそんなこと!?
それとも魔法って言葉になにかトラウマでもあるのか!?
「………まーくんが成長して自分から言ってくれてうれしくって……グズッ…」
それだけかい!!なんだよそれ!
それだけかい!!(大事なことなので二回言いました)
「そっか!お母さんありがとう!」
「……うん…グズッ…グズッ……はぁー…ふぅ……よしっ!そんなまーくんが言うならいいわよ!」
この人は何だかんだいって簡単に落ちるよな。
「でも、お母さんは教えるのが上手じゃないから、ビレスさんに頼んでおくわね。」
な、なんだってーー!
びびびびびび、び、びび、ビレスさんんん!?
俺の危機感受アンテナがビンビンなんですけどぉ!?
もはや嫌な予感しかしないよぉぉ!?
「そうと決まったら、早速連絡しないとね!」
タッタッタッタッタタッタタッ…
「――ビレスちゃ―ん?―あの―!―まー―が―!―魔―!」
あっこれだめだ死ぬ奴だ\(^o^)/




