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3話 願いを叶える者
渚沙の魂は、一面闇に染まった空間にいた。
暗くて、何も見えないし聞こえない。
誰もいなくて不安になり、そして寂しいと思った。
そんな思いをなくしてくれる、あの笑顔に会いたい。
和人に、会いたい。
この気持ちに応えたかのように、どこからともなく声が聞こえた。
『汝、何を望むのだ』
あたしは彼に、和人に会いたい
『その望み、我なら叶えられる』
それなら、今すぐ会わせてください
『だが、今の我はその力がない』
それじゃあ、どうすればいいの
『汝、我の力を増幅する力を持つ宝玉を集め、最果ての地ジャスカムに来るのだ』
待って、何を言ってるのかさっぱりわからない
『我は汝を待っておるぞ』
声は止み、次の瞬間、闇は真っ白な光に染まった。
そこで意識は途絶えた。




