世界の始まり
この世界の仕組みの説明してるだけです
この世界は、イース
人族と魔法族が暮らす世界
5か国に現在は統一され、
人族は人口の90%以上を占め、魔法族である魔法使いは人族の1%ほど
必然的に迫害されると思いきや
魔法族は魔力を持ち、人族の兵が叶わぬほど魔法という超常的な力を行使する
けど、種族的に繁殖力は低く集団行動を苦手とする者が多いため、恐れられているが仲良く(?)共存しているらしい
しかも、各国の王族にも魔法族が混ざり始めて、表面的には差別にもならずにいる
それと、平均寿命が違うのも人口割合に出てるらしく、人族の平均は魔法医療が発達しているお陰で悠の世界とほぼ変わりなく
魔法族の平均寿命は魔力の量も関係するが、大体900歳~3000歳位と長生きの者も多いため、そこら辺が割合が少ない関係らしい
そして、この世界は文字通り壊れかけている
世界の崩壊とは言わずとも、割れた世界欠片を厄災と呼び、世界に落ちる過程で世界の害悪を取り込み
災獣を産み出す
災獣という共通の敵がいるため、人族が魔法族を好意的にみている面もある
魔法使いが、魔法で災獣を退けているため、それに対して報酬出す互助組合らしきものもある
ただ、災悪の欠片は浄化して世界に返す能力者がいないので、世界が異世界から召喚者を呼び祝福することで能力を授ける
災悪の欠片を浄化出来る異邦人が100年に1度召喚される
異邦人は、生涯をこの世界で暮らす
元の世界に帰った者がいない
イースで寿命を迎えた者が大半で、命を落とした者も多い
そこは、アレクスも辛そうに教えてくれた
そして、異邦人の守護者となる魔法使いを24刻の魔法使いと呼び、1刻ずつ24人の魔法使いを召喚をする
召喚方法は後日、今残っているのは先代の24刻の魔法使いとのことで、後日残りの魔法使いを召喚してほしいとお願いされた
24刻の魔法使いは、体のどこかに花と数字の刻印が現れる
異邦人の象徴の花と数字
アレクスは手の甲の先代の花と刻印を見せてくれた
悠が召喚の義をすれば、花は変わるとのこと
先代のいなくなった魔法使いは、先代と共に亡くなったと聞いた時は、悠は流石に背筋がぞっとした
「...帰れないんですか」
自分の声が震えるのを、悠は自覚した
何とか喉を抑えたが、涙が出て視界が滲んだ
「ハルカ様...っ、すみません
僕らの世界の問題に巻き込んでしましました」
アレクスはマントを外すと、悠の顔を隠す様に掛ける
その上で悠の前にしゃがんで震える両手を握ると、頭を下げ自分の額に悠の両手を持ってきて囁く
「...仲間や民が災獣の被害にあって、亡くなってしまいました
僕の、いや僕達の問題に勝手に巻き込んですみません
...どうか、力を貸してくださいませんか?」
アレクスは、きつく目を閉じると手に力を無意識に込めた
悠はこちらの都合で、世界に召喚されてしまった
あちらに残してきてしまったもののことを考えると
アレクスも謝るしか出来なくなってしまう
悠の未来すら、強制的に奪って使命で縛ってしまった
ただ、先代の異邦人が亡くなって60年近く経つ
世界の悲鳴を先延ばしにしつつ、仲間と祈ってきた
24刻の魔法使いは、世界の真理に近い場所にいるため、ただ世界が壊れていくのを見てきた
悠から見れば、こちらの勝手でしかない
世界と24刻の魔法使いは、能力を授かった異邦人しか癒せない
魔法使いは、長寿故大抵のことはおおらかに受けとめることができるが、24刻の魔法使いの立場は特殊だ
異邦人しか癒せない呪いで、苦しんで亡くなってしまった仲間を見ていると心が逸る
異邦人がここにいてくれたらと
小さくなっていく嗚咽を耳にしながら、アレクスは悠が落ち着くのをただ待つ
攻められても罵倒されてもいいと思いながら、悠が言葉にするのをアレクスは待った
数分数十分たったか、悠は小さく息を吸った




