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今日も叔父のラーメン屋は開店休業

ふと設定思いついたので書き殴ってみる…初投稿です。

「暇だ…」


 


ズズズッ


 


「暇だ…」


 


ズズズッ…ごっくん。「そうっすね…あ、ご馳走様です。相変わらずラーメン美味しかったです。」


 


「そうだよな歩夢!美味いよな俺のラーメン!なんで売れないんだろう…?」


 


そうやって伯父さんはガックリと肩を落とした。


いや、ほんと美味しいとは思うんだけどね。伯父さんが趣味が高じて会社を辞め、ラーメン屋をオープンさせてはや3ヶ月。お昼時だというのに客は僕ひとり。う〜ん…どう考えてもこれ駄目なやつでは…?


 


「ちゃんとインスタとかtwitterとかで宣伝してるの?」


「もちろん!毎日写真撮ってアップしてるよ。」


 


え、どれどれ…お、ほんとだ。毎日頑張って写真あげてアピールしてる。でもほとんどイイネとかついてないな…これは辛い。


 


「と、とりあえず友達とかに宣伝しとくよ」あからさまにガックリきている伯父さんにそう声をかけて僕はラーメン屋『響』を後にした。


ちなみに僕の名前は栗原歩夢。なんてことないただの大学1年生だ。しかしそんな僕にも秘密がある。


実は前世の記憶があるのだ。しかもなんとこの世界とは異なる世界で暮らしていたらしい。はっきりとは覚えていないのだけど生前は武器の切れ味をよくしたり壊れにくくしたり、はたまた属性を付与したりする武器のカスタマイズを生業としていたらしい。ある時急に前世の記憶みたいなのがおぼろげに蘇り、そのスキルが使えるようになった時は子供心にワクワクした…


 


のだが、困ったことに使い道がないのだ。前世とは違いこの世界には魔物なんていないし、もちろんダンジョンみたいなものも存在しない。武器なんてものは日常生活とは無縁なもの。せいぜい包丁をよく切れるようにするのが関の山だと、このときまで僕はそう思い込んでいたのだった。


 

続く…といいなぁ。

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― 新着の感想 ―
[一言] その能力をどう活かしてチートするのか、ちょっと気になった。
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