ダンジョンとエルフの都市
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さて、ついに五話です。今の目標は五万文字に到達すること。
頑張ります(ง •̀_•́)ง
この扉はとても古いものだな。
「空くかな?」
シェルと力を合わせて扉をぐいぐい引っ張るも、扉はビクともしなかった。これはもう、ガチガチに固まっているな。
魔法で開けてみようか?
そんなことしたら、この扉ごと破壊しそうだしな。
いっそのこと破壊しちゃってもいいんだが、大樹の根元から倒れられると、回復しようも無いだろうし。お宝なんかがあったりしたら壊してしまっては元も子もない。
そういうことだから、僕の魔法では開けられないな。せめて力の制御が出来ればちょうどいい具合で魔法を放てるんだが...
その内身につくだろう。
結局、シェルの魔法で試してみても開かなかった。
もうだめかと諦めかけていたその時。
ゴゴゴゴゴ...
「んん?」
後ろを振り向くと、扉が音を立てて揺れていた。
「開く...のか?」
扉に手を当ててハンドルを引っ張てみると
ドゴゴゴゴゴ...
ものすごい音を立てて扉が開いた。
大樹の中を覗いてみると、真っ暗闇だが、かすかに階段らしきものが見えた。
見ずらかったので、シェルに炎の魔法で小さな火をつけてもらった。
明かりを持って先を照らしてみると、そこにはやはり階段があった。
「登るか?」
シェルは入りたくないかもしれないから、一応心配して聞いてみたが
「冒険者なんだから、行くに決まってるでしょう?」
心配の必要は無かったようだ。
僕達は階段を登り、二階へ来た。二回は洞窟のような空間になっており、いかにも魔物や魔獣が出そうだった。
静かに冷たい空気が肌をするすると通っていく。
まるでお化け屋敷に来ている気分だ。この世界で言うダンジョンかな?
「マサハル...何か、出そうね」
シェルもこういう所へ来ると何かしら雰囲気を感じるものなのだろうりそうだな。何か出そうだ。お化けとか...お化けとか...ね。
シェルは少し...いや、だいぶ顔が怖がっていた。どんなに冒険者でも、女の子なんだし、怖いものは怖い。
美人が怖がって体を寄せてくるのもいい気分だなぁ。あは、あはははは...
「スララララー!」
「キョエエエエ!」
そこに、この空気をぶち壊すように魔物が出てくる。
ぶち殺そうか?いやー、でも僕まだ力の制御が出来てないからなぁ。シェルに頼むしかない...?
「キャアアアアア!!!」
そんなシェルは前、モナモナの森を冒険したときと同じように魔物よりもうるさい悲鳴をあげて洞窟の奥へ逃げていく。悲鳴は洞窟の壁にあたり洞窟内全体に大きく響いていた。
シェルは唯一の明るい火を持ちながら逃げ去ったので、とたんに部屋が暗くなる。
僕は周りが何も見えなくなった。
(暗視のチートとかないかな?...ないよな。)
誰かに頼むように考えていると、あら不思議。とたんに視界が明るくなった。
声だけ天使、使えるな。
さて、魔物は、スライムとコウモリってとこかな?コウモリはシェルを追いかけていて、スライムはさっきの僕と同じように暗いところが見えないのか、ぴょんぴょんとあてもなく飛んでいた。
僕は制御のできない剣を抜いてスライムに突き刺さそうとする。
剣も制御出来ないのだが、魔法よりもはましなので、剣で優しく突き刺す。
剣の先がちょんっ、とだけつくとスライムはパッと消滅した。
剣もやばいな。思いっきり降ったら大地が割れるような威力があるんだろう。
スライムを片付け、シェルを追うコウモリの方へ向かう。コウモリ達はシェルのことをとにかく追いかけていて、シェルは相手が自分でも倒せるような魔物だと気づいていないのか、ひたすら走り回っている。
僕は呆れつつも飛びまくるコウモリ達を後ろからちょんちょんと刺して消していく。
「シェル、落ち着いてー」
魔物を片付けてシェルの肩を掴み、話しかける。
しかし、シェルは僕が幽霊とでも勘違いしたのか、僕の右ほっぺを全力を込めて思いっきりビンタして叫んでその場に縮こまる。
「いてて...僕だよ、マ・サ・ハ・ル!」
ぽんぽんとシェルの頭を撫でながら大きな声でシェルに気づいてもらう。
「あっゴメンッ! マサハルね...」
シェルは誰よりも怖いのが嫌いなんだろう。
いくらなんでも怖がりすぎだけど。
よく見るとシェルが縮こまっていた所の後ろは階段になっていた。
さらに上があるのか。シェルにも一応言っとこうか。
「シェルーまだ上あるけど、帰るか?」
多分、帰りたいと言うだろう。
「嫌だ! 冒険者なんだし...これくらいは我慢よ」
この子は小さなわめき泣く子供か!
シェルはその後も魔物や魔獣が出る度に叫んでいたがそんなのもう気にせず進んで行った。
それから、だいたい30階くらいまで来ただろうか?シェルも洞窟に慣れてきた頃、洞窟の雰囲気が変わってきた。Aランクの魔獣の気配がする。
ダンジョンだから階が進むごとに敵も強くなるのか。さすが異世界。
それにしても、大樹の中がダンジョンだったなんてな。
すげぇー!!!
じゃなくて、魔獣を何とかしないと。シェルは後ろに隠れてもらおうか。
「シェル、僕の後ろに」
「ふぇ?」
シェルは分かってないのか、なら好都合。Aランクの魔獣は一瞬で倒さないと。
シェルも分かってないみたいだけど、僕の腕にしがみつく。
すると。シェルの、シェルの、おっ...胸がむにゅっと、僕の腕から体全体に感触が行き渡る。
クッションに少し弾力が加わったようなこの感じ...!!!
これが、女性の胸の感触...!!!
でへへーと、シェルには見られないようにニヤけていると、
「グアァァァア!!! ハッハッ!!!」
魔獣の声か!?いきなり叫ぶ鳴き声が洞窟全体に響き渡る。
さぁ出てこい! 魔獣め!
マサハルは剣を構えた。
すると...
「グアァァァア!!!」
洞窟の天井が崩れ落ちて上からドシーン! と何かが落ちてきた。
こ、これは...金色の鱗で全身を包み、赤色の目をギンギンに開いている迫力満点のど、ドラゴンだ!!!
「グアァァァア!!!」
すげぇすげぇすげえ! と興奮が抑えられないマサハル。シェルはその後ろでビクビクと震えている。
ついに異世界でドラゴンと対決だ!喜びながら僕はドラゴンに向かって剣を振る。
ドラゴンは口から火を吹いたが、マサハルは水魔法で対抗し、火を全て消したところでドラゴンに剣が刺さる。
すると、ドラゴンは剣が身体に刺さった瞬間、何も出来ずに煙のように消滅した。
マサハルはかなりショックだった。
いくらなんでも雑魚すぎないか?Aランクだろ?なぜ、ちょんっ、で倒せるんだよ?...いや、僕が強すぎるのが悪いが、もう少しくらい耐えてくれよ。
異世界チートもいいけど、これはさすがにチートすぎてつまらない!
少し怒り、落ち込みながらも足が動いていく。
シェルはあまりにも一瞬すぎて、状況が理解出来ずにただマサハルについて行った。
しばらく歩いていくと、大樹の入口のような大きな扉が出たきた。
それも石にコケが生えていて、ガチガチに固まっていたので、普通に開けることは出来なかった。
「これ、魔法で開けちゃうか」
この先に宝があるかもしれないと思いつつとも、魔法で強引にでも開けようとするマサハル。
シェルはそれを止めようとするが、マサハルはなぜか魔法で開けようとする。
そして、マサハルの魔法が放たれる。
「はぁっ!」
手から思いっきり直進の暴風が吹き荒れる。その暴風は扉を押し、コケが剥がれ、石にヒビが入り始めた。
とその瞬間
ガッゴーンッ!!!
扉が思いっきり外れ、彼方遠くへと飛ばされていった。扉はどうでもいい、と思いつつ先を見ると眩しい光が差し込んできた。
その先とは...
「と、都市だ! 古代都市?」
マサハルは元気を取り戻して興奮が始まる。
扉の奥には巨大な巨大な緑豊かな都市があった。その都市にだけに目が入っていたマサハルは、何かがいることに気づいてなかった。
「「「キャァァァァァァア!!!」」」
都市中に響く女性の悲鳴。それはシェルではなかった。
「ん?」
マサハルもその悲鳴に気づいて辺りを見回すと、そこには大勢の白くて下の方が緑になった髪で、耳が長い、エルフがいた。
エルフ達はマサハル達を見るなりキャーキャー叫び、逃げていく。
どうやらここはエルフの町みたいだ。
「ほへー...」
また町に見とれつつ、僕は町に足を踏み入れる。
道はオークの木と木がグルグルとねじ巻かれていて、階段のように少しずつ上に上がっている。町は木に支えられてできていた。
幻想的な光景だ。異世界だからこんなの当たり前だろうが、凄い。もちろん、こんなの生で見たのは初めてだ。
シェルも町に見とれて口をポカーンと開けてその場に突っ立ていた。
しばらく歩いていると、兵服みたいなのを着た男の戦士のようなエルフ達が現れた。
「侵入者め! 出ていけ!」
ビクビクと震えながら怯えながらも僕達に立ち向かってくるエルフ達。
なぜ怯え、なぜ僕達と戦おうとしているのかよく分からんが、なにか僕達がしたのか、それともただ怖いのが?
その答えはすぐに出た。
「ダンジョンのドラゴンを倒した邪悪な悪魔め! ここには何も無い! 出ていけ!」
エルフの戦士のリーダーようなやつが力強く僕達に向かって叫ぶ。
ドラゴンを倒した...そうか、あのダンジョンはこの都市を守るためとして使われていたのか、それで、ドラゴンを倒されて、侵入されたから、僕達がとても強い侵入者だと思い、怯えていると。
実際強いんだけどね。ここは説得するか。
「すみません。僕達は人間の冒険者でして、この大樹の調査に来ていたんです。安心してください、何もしませんから」
結構優しく言ってみたんだけど、あんまり効果はなかった。
「嘘をつけ! 邪悪な悪魔! 魔人!」
ついには魔人になっちゃったか。まずいな。
「え、えーと...」
正直に言えば通してくれるかな?ここは人間の町じゃないし、大丈夫...だよね?
「僕、邪悪な魔人でもないです。人間です。ただ、ランクがSなだけで、人間です!」
こちらも少しだけ圧をかけながら言ってみた。
すると、エルフ達は武器を下げ、僕達に礼をした。なぜ?なぜそうなった?
「すまなかった。まさか、あのマキ・マサハルだとは思わず、邪悪な悪魔などと無礼な態度を取ってしまい、本当にすまなかった!」
エルフ達の戦士のリーダサーフ・フィルスと言って、代表して僕に謝る。
あれ?なぜここに僕の噂が...?
「いや、いいんですけど。なぜ、僕の名前を?」
僕の噂は人間の世界だけのはずだ。なぜ、エルフ達に伝わっているんだ?
「それは、このアルファ大陸では全国で知られていますよ。ニュースでね」
ニューゥゥス!?この世界にもニュースがあったか!くっそう...これじゃあ僕はもう有名人じゃないか...国帰れば、どうせ騒ぎになるだろうな。
ため息をついてエルフ達の方を見る。
「分かりました。そういうことですね...」
とりあえずは少しここにいるか?
「少しの間ここにいてもいいですか?」
エルフ達にそう問いかける。
「別に...いいですけど?」
僕達はエルフの町で一日泊まることにした。
その夜のこと。事件は起きた。
夜中、僕は宿に泊まり、これからのことを考えながら寝ていた。
その時...
「グギャアァァァァア!!!」
あのドラゴンの鳴き声がした。まさか、復活して大暴れしてるのか?
とたんに外が騒がしくなり、エルフ達は建物から出て逃げ出していく。僕も大変だと思い、急いで宿を出て、シェルを起こして連れていく。
外へ出ると、町は火の海になっていた。エルフはもういない...多分。
とりあえず、僕はドラゴンを止めないと。
ドラゴンはこの都市の入口の扉から出ていた。ダンジョンの方からだろう。どうやって復活したかは知らないけど、目当ては僕か?復讐とかしにきたのか?
それだったら、ボコし返すけど...どちらにしろ、僕しか倒せなさそうだから、行ってみるか。
シェルには逃げてもらった。まだ寝ぼけて「酒ぇー!」とか言ってたけど、ちゃんと逃げられるかな?
シェルの心配は後回しでいいや。
さあ、ドラゴンのいる所へ来たぞ。ドラゴンは怒り狂い、口から火を出しては叫び荒れていた。
ドラゴンの熱気が僕の体を燃やすように温める。
どちらにしろ、余裕だろう。
僕は周りの安全を確認する。かなりのエネルギーかぶつかり合うかもしれないからな。
しかし、そう安全ではなかった。
ドラゴンの前に怯えて動くことが出来ていないエルフの少女がカタカタと震えて涙を流して泣いていた。
「これはまずい!」
急いで少女の方へ走り、助けに向かうが、ドラゴンが少女に気づいて炎を少女に向ける。
僕はスピードを早め、間に合えぇ!と叫びながら少女に飛びかかった。そして、ドラゴンの炎に対抗するため、風魔法で炎を吹き消す。
「逃げて!」
少女は泣きながらも「うん...」と言い、走って逃げていく。
そして僕はドラゴンに向かい剣を構える。ドラゴンは今度は僕に気づき、こちらを向いて目をギンギンと見開いた。
そして、こいつを探していたんだよォ!!! と言っているかのように叫び、とても大きく羽ばたいて僕に本気の風を飛ばしてくる。
少しだけずりずりと後ろに下がりつつも、僕は剣の構えを崩さず、ドラゴンに向かって剣を振る。
カキンッ...
僕はドラゴンに思いっきり剣を振ったつもりだったが、ドラゴンの鋼鉄の甲羅には適わなかった。
余裕で通ったはずの剣はドラゴンの甲羅に跳ね返された。...なんか強くなった?
まさか、復活の時にSランクに上がったとか?それなら、この事件の裏には何かありそうだ...?犯人がいたとか?とりあえず今はそれは後で、こいつを倒すことに集中しないと、一応Sランクってことは、初めて僕とまともに戦える敵ってことか?
じゃあ、少し魔法を放っちゃうか。
ま、いっしょとか軽い気持ちになり、僕はドラゴンに向けて氷魔法を放つ構えをする。炎はここでは使えないし、水だと大樹に吸われるかもだし、風だと、ぶっ飛ばすだけで大樹の中だから倒せるわけではない。だから氷で凍らせて落ち着かせるのが一番いい。
するとドラゴンは僕に向けて叫び、口をあんぐりと開け、炎を放つ構えをする。
ドラゴンの炎とチートの氷...どちらが勝つのか!?
「うおりゃっ!」
「グギャアァァァァ!!!」
同じタイミングで炎と氷が放たれる。ボオオオオォォ-と激しい炎とチートの氷がぶつかり合う。
炎は氷を溶かし、氷は炎を凍らす。意味わからん化学反応が起きていた。
これは、どうなる?と思いつつ、激しくぶつかり合う魔法を見ていると、僕は氷を余裕そうに出すが、ドラゴンは全身全霊で、必死に炎を吹いていた。
勝ったな...フッ
その後、ぢりぢりと我慢比べが始まり、ドラゴンは力尽きて炎を出す力もなくなり、その場に倒れた。止めようとはしたんだが、僕の氷は勢いを弱めずに思いっきりドラゴンを凍らせた。
こうなっては仕方ないから、ダンジョンにほおり投げといた。
やがてエルフ達も安全に気づき、戻ってくる。
そこにはとても老いた長老...国王かな?がいた。
感謝を伝えに来たのだろう。それと、さっき助けた少女もいた。
「マサハル殿! まさか、貴方が?いやー、本当に助かった! ありがとう! 私はエルフォナ。この恩は国を上げて返させてもらうよ! さぁ、宴を開こう!」
気の早いおっさんですこと。
「なにかご不満でも?」
おっと、なんでもないなんでもない。
「いや、なんでも...?」
誤魔化すように話したけど、なんか勘づかれてないよね?
「にしても、どうやって倒したんですか、あんな暴走してSランクにまで上がったバルズドラゴンを」
「そんなの、余裕でしたよ?僕にかかればSランクなんてどうってことない!」
かなり盛った。でもこういう時は盛って自慢するのが得策。実際、やってみたら案外出来るかもだし。この力があれば。
それと、少女が恥ずかしそうに後ろで照れ照れとちょこんと立っているのが見えた。あ、可愛い。タイプかもだわ
だいたい、高校生くらいかな?よく見たら、少女というか、美少女。超可愛い子を助けたみたいだ。
またまた、異世界あるあるだね。美少女を助けるパターン! ロマンだなぁ。
ささ、おいでおいでー
と思いつつ、少女にニッコリと笑顔を見せる。
しかし、どれだけ恥ずかしいのか知らないけど、どっかに逃げてっちゃった。
後で話しかけてあげよう。
シェルも探さないとだけど...
「よし、では国を上げて宴じゃあ!」
国王が大きな声を上げると、町は大きく盛り上がりを見せた。
国助けすると、こんなにも大きな感謝をされるのか。異世界に来て、村を助け、バルカス達を助けと、いろいろ助けてきたけど、これ程大変で、これ程感謝はされてないな。村にいた時も小さな宴だったし、これはとても大きな宴になりそうだ。
声だけ天使が言っていたことは出来たのかな?でも、褒美とやらが来てないし、まだ何かすることがあるのか...な?
その後、マサハルは「勇者マサハル」として名が広まった。
宴の時間だ!飲め飲めー...って、僕は飲めないか。とりあえずシェルを見つけて、宴に連れてきて、エルフの少女はまだ見つかってないけど、かなり時が過ぎていた。
シェルはとにかく豪快に酒をぐびぐびと飲んでいた。自分が救ったわけじゃないのに、いっぱい飲みやがって...
ま、シェルがこんなな間に少女を探しに行こうかな。国王様達とも笑いながら飲んだし。(マサハルは飲んでない)
少女がどこに行ったか分からないけど、とりあえず賑やかな宴会場を一人で歩いていく。
そこへ、明らかに僕に用がある家族が現れた。少女のお母さんとお父さんかな?
「どうも。初めまして、私はハル・エルメシアです。うちの娘のメリナがあなたに助けられたと聞いて、ずっと探していたんですよ。本当にありがとうございました...」
「私はキド・エルメシアだ。本当にありがとう」
お母さんとお父さんみたいだね。
「さ、メリナもお礼言いなさい」
トントンと彼女の肩を優しく叩くお母さん。
「あっ、えと...あ、ありがとうございました...///」
可愛い...
「全然。メリナが元気ならそれでいいよ」
どう見ても自分よりも年上の子にそれっぽいことを言ってみたが、反応はどうだろう?
メリナはとても恥ずかしそうにしてるがキュンキュンしてくれてるかな?あー恥ずかしそうにしてるメリナも可愛い...僕よりも年上だろうに、子供みたいいなところがある。シェルに負けずにね。
異世界はやっぱり美少女美女がたくさんやで...!
すると、メリナが恥ずかしがりながらも一緒に飲みたいと言ってくれた。
デートのお誘いではないけど、嬉しい。
ちょうど近くの席が空いていたのでそこに座って飲み物食べ物を頼む。
その間、僕が何か話しかけようとしたが、メリナから話しかけてくれた。
「マサハルさん!...その...」
恥ずかしがってる様子は無い。どちらかというと真剣な顔をしている。なんか重要な話なのかな?しっかり聞かないと
しかし、それは重要というより、お願いだった。
「...私も、私も冒険に連れて行ってくださいっ!!!」
手を合わせて恥ずかしがりながらも僕にお願いをしてくる。
しかし、お母さんとお父さんがなんというか...それと、この子が戦えるかも分からないのに...危険な冒険に連れていくなんて...
シェルみたいについてくるだけついてきて足でまといなんかも嫌だし。
と心配していたが
「大丈夫! お母さんもお父さんもいいよって言ってくれたし、私魔法使えるもん!」
少し強がるくらいで言っていたので、心配の必要なんて無かったようだ。
それなら、僕は喜んでOKするよ。
「いいよ、メリナ、一緒に冒険行こうか」
髪をクルクルと巻きながらかっこよく見せた。
するとメリナは顔を後ろに隠しながら喜んでいた。なんか本当に、この子、本当に僕より年上なのかと何度も疑ってしまうほど子供らしさが溢れている。そしてそれが可愛い。シェルに負けず。
僕は美少女の誘い(デート)を満喫していた。
さて、そういうことだから、明日から新たな旅が始まる。準備をしないと!
新しく美少女が仲間に加わって、僕は幸せだ。こんな超美少女ハーレム異世界生活は夢以上だろう。異世界ハーレム物語の主人公の気持ちがよく分かった。
その夜は宿で一泊し、旅の準備も出来た。国王さんは「まだいてもいいのだぞ」と止めてきてたが、冒険者は常に冒険しないといけないので。と言い、断っといた。
神聖の大樹を出発したら、まずはメリナの訓練だ。
五話をお届けします。
今回は結構長くなりましたねー。
二日かけました。
やっとハーレムっぽく?...なってきました!
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