やり直し2
結界はもう消えた遺跡を囲み、揺れながら張られている。
触ろうとすると大きく波打ち、触った部分は激しく痺れてズキッとした痛みがある。
僕はその結界を睨んでいると、1つの黒い焦げ灰の山を見つけた。
「なんだこれ?」
良く見てみると、上手いこと人形の山になっている。というか、まさか、これがディーモか!?
遺跡の中で待ち伏せしていたということか!!!
馬鹿すぎる、どこまでも馬鹿だな、こいつは。
さてと、こいつもう死んでいるけど、すぐに復活するだろう。今のうちに消滅しておこう。
いや、吸収してしまおうか。
僕は結界に手を当てた。またビリッと痺れるズキッくる痛みを感じる。が、今からこの結界を破壊する。
手に力を込め、空間支配をし、同時に破壊魔法を放つ。ミレルが教えてくれた結界の破壊方法だ。
それはみごとに成功した。
ガラスが割れたかのようにヒビが入り、ピシッと音を立てて崩れた。
そして完全に壊れたのを確認すると、僕は荒れた土の上をゆっくりと歩いた。すごい弾力があるもちもちした土だ。足が土に沈みそうだ。
シェルとミレルは後ろから僕を見守っている。
僕は灰になったディーモを睨んだ。
こいつとはもう長いな。色々あったが、最後まで面倒くさくて馬鹿な奴だ。あっさり負けやがって。
僕はディーモを簡単に吸いとった。
「ふうっ」
僕は成功に安心し、落ち着くと…
ドクンッ!!!
「ぐっ……はぁっ!?」
やばい、なんだこれ!? 心臓が、はち切れるっ!?
ドクンッドクンッドクンッドクンッドクンッドクンッドクンッドクンッ!!!
うるさいっ! 心臓がうるさい!
ドサッ…僕はその場に倒れこんだ。心臓ら辺を押さえて、深呼吸をする。
後ろからシェルとミレルが走ってくるのが分かる。
ドクンッドクンッ!!!
まずいな……ディーモのエネルギーが強すぎて、体内でエネルギー爆発が起きている。
「シェルッ! ミレルッ! 離れろッ!」
やばい、近づくなっ! 爆発するぞぉッ!!!
ドクンッドクンッドクンッドクンッドクンッ!!!
あぁ…死ね…ディーモ…
ドクンッドクンッドクンッドクンッドクンッドクンッドクンッ!!!……ドッ……
すると僕の身体は心臓部から激しく弾けて、エネルギー大爆発を起こした。
それは煙をお越し、低範囲で地震まで起こした。爆発音により、空間は少し歪み、エネルギー濃度が一気に増した。
それは、最悪最恐の龍を復活させることになる。
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