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新人生は異世界チートでやり直し!  作者: よし
マサハル封印編
27/32

弱体化じゃなくて封印された


 どんどん力が抜けていく。体を起こすことも出来ない。

 シェルかメリナか分からないけど、なにか僕に言っているようだ。

 しかし、それも聞こえない。もう体の感覚もなくなってきた。力が出ない。

 何もできない。

 視界が真っ暗になっていく。

 なんで、なんで?

 謎の遺跡調査に来ただけじゃないか。怪しいとは思ったが、まさかこんなことになるなんて。


「これは罠だよ」


 僕の視界が暗くなっていく途中、誰かにそう言われた。透き通ったような、男の声だ。

 あぁ………もう、だめだ………




 それから数週間後。


「あれ、ここは?」


 僕は確か遺跡調査をしていて………それから、どうなったんだっけ?

 覚えていないな。

 て、ここはどこだ?

 石のレンガの壁に石のレンガの天井、古くさくて、そこら中にに苔が生えている。そして、所々に壁に松明がかけられている。薄暗い。

 松明の火はその周りしか照らしてくれないから、あまり意味がないんだ。

 それと、体が縛られてる?というか、動けない。

 縛られてはないな、普通に動けないんだ。

 でシェルとメリナはどうなったんだ?

 僕は二人を呼ぼうと声を出そうとしたが、かすれ声すらも出なかった。

 しかも、息をしていない?感覚もないな。

 すると、コツコツと部屋の奥から足音が聞こえてきた。

 なんだろう?誰が来るんだ?まさか、シェルとメリナは無事だったのか?

 助けてくれ! 助けてくれ! 僕は頭のなかでそう叫んだ。


「おはよう、起きたかい?」


 これは、聞き覚えのある声だ。シェルでもメリナでもない。

 僕はじっとそいつを睨んだ。

 黒いスーツで全身を包んでいる。

 怪しいな。


「はは、そんな顔するなよ…俺、覚えてないか?」


 言われてみれば…なんかやっぱり聞き覚えのある声なんだよな。


「分からないか。そうか、そうか、悲しいなぁ」


 その男はやれやれといつ顔で言った。

 なんだこいつ…


「まぁ、教えてやるよ。俺は…」


 僕はさらにその男を睨んだ。


「ディーモだよ」


 僕はそれを聞いて驚いた。

 は?え?あいつは僕が殺したはずじゃあ?てか、ディーモにしては口調が荒いぞ?

 まさか、復活とかあるのか?いや、まぁあるか。よくあるよなそういうこと、異世界って。

 だいたい異世界のルールとして、こういうときは自分が覚醒しちゃって、脱出して……って感じだよな?

 そうだ


(創造神様……?)


 あれ?いやいや、まさか


(助けてくれー! どうすればいいんだー!)


 ………。

 あれあれ?まさか、まさかな。


「ふはは、驚いたな?そうだよ、全部話してやる。俺は、お前に殺されたあと、すぐに復活したのさ。誰にもばれないようにな。それから、俺はお前へのリベンジを誓った。お前のことはずっと見ていた! そして、お前が旅をしている間にこの遺跡を作り、誰も受けないような調査依頼を出し、お前が食いつくまで待っていたのさ!」


 それを聞いて僕はハッとした。全てが分かった。そういうことだったのか。

 さらにディーモは話を続けた。


「まぁ、途中獄竜復活とか、厄介なことになったが、お前が一瞬で片付けてくれて助かったぜ…」


 こいつ本当にディーモか?かなり性格も話し方も変わったような…そんなんどうでもいいか。

 というか、リベンジって、なんでこんなことする必要があるんだ?

 と思っていると、それに答えてくれるかのように


「で、リベンジと言ったろ?誓ったは誓ったんだが、お前が強すぎて無理だと確信した。だから、こうしてお前の力を封印したのさ!!!」


 ふ、封印…?


最後までお読みいただきありがとうございます。

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