表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
新人生は異世界チートでやり直し!  作者: よし
マサハル封印編
26/32

怪しい遺跡調査


 また旅に出た。

 今回もギルドでの依頼だ。ランクはAで、内容は謎の遺跡調査。

 Sランクじゃないけど、ただ面白そうだったからだ。だって、異世界の遺跡なんて、ファンタジー好きにはたまらないだろう?

 あと、この依頼、結構たまっていた。

 多分、予想だが、移動で金かかるし、探すのにも時間がかかるからだろう。それに、こんなに大変だろうに報酬がゴールドたったの二枚だ。

 そりゃあやろうとする人も少ないだろう。

 ま、僕らはシェル先生による瞬間移動を使っちゃえば一瞬なんで!

 という感じで、もうつきました。


「遺跡までは移動できなかったわ」


 遺跡がどこにあるか分からなかったからか。

 じゃあここからは探すしかないな。この広大な森の中から。

 ここはアルファ大陸の北部。僕らのベルシアスからはかなり遠い。


「遺跡探すの面倒くさい」


 突然メリナが呟いた。そりゃあめんどくさいわ! と言いそうになって慌てて口を押さえる。あんなに落ち着いた………いや、最近は変わってきたような気がする………性格のメリナがこんなこと言うのは珍しい。

 するとシェルが「なんか異様な空気をかぎ分ければ見つかるかも!?」とか当たり前なことを言い出して一瞬その場の空気が固まった。

 でも、それでなのかメリナがもう何も言わなくなった。

 そしてまたしばらく森の中を調べた。

 すると、シェルが「なんか感じる!」と言い出した。


「なになにっ!?」


 暇そうにしていたメリナが興味を示してやってくる。

 それから僕とメリナはシェルについていった。


「ここら辺……かな」


 と言ってシェルが立ち止まったところは、森の恐らく中心部であろう場所。

 確かに、さっきまでとは違った空気を感じる。

 なんというか、閉じ込められてどこからともなく視線を感じるというか、そんな感じだ。正直気味悪い。

 僕とメリナはシェルに促されて更に奥へと歩いていく。


「あ、……あった」


 先を歩いていたシェルが指差す方へ走っていくと、そこには巨大な要塞があった。これが遺跡だろう。

 僕はそれをじっと見つめた。

 その遺跡からは凍えるくらいの冷気が漂っていた。僕らは少しづつ、吸い込まれるように、その遺跡に歩みよった。

 そして、もう目の前というところで体がぶるぶると震え始めた。冷気が冷たすぎるのだ。

 なのに、行きたくもないのに体が勝手に動く。それは僕だけではない。シェルとメリナもだ。


「ちょ、なにこれ」


 シェルが必死にもがいているが、一歩すつ遺跡に近づいている。

 そして、入り口に足を踏み入れた。

 その瞬間、全身の力がすっと吸い込まれるように抜けた。

 あまりにも突然すぎて体がガクッと倒れる。


「やばい、なにこれ…」


 二人も同じだ。入り口に足を踏み入れた瞬間、ガクッと倒れた。

 どうなっているんだ?


「シェル! 瞬間移動つかえる?」


 僕は喋るのも辛かったが、必死に叫んだ。


「む、り……」


 どうなってんだよこれ……

最後までお読みいただきありがとうございます。

よかったらブックマーク登録、評価よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ