次回完結
二人とも帰る準備を始めた。さっきの話にはお互いもう触れずに門をくぐる。佐藤が
「さっきの事だが、誰にも言わないようにしよう。いいな。」仲西は思い出して恥ずかしくなったのか頬を赤らめながら
「も、もちろんよ。あんな恥ずかしい事言うわけないじゃないですか。それとこの話はこれから一切しない事いいね?」佐藤も恥ずかしかったので
「わかった」短く言い切る。仲西が
原稿三割ほど完成したし明日で完成すると思うけど、少し考えてきてね?」佐藤は
「ああ完成したものを推敲する感じだからな」仲西が
「そうね分かってるじゃない」笑顔で言う。
「教室で話してたことなんだけど」そう話しだしたのは佐藤だ。
「仲西の好きな人ってどんな人なんだ?」仲西は落ち着いて
「あなたが先に言いなさいよ。」佐藤は、
「えっ?僕が先ですか?嫌ですよ。教室の時も僕が先だったじゃないですか?」そう答える佐藤だが仲西が
「私現行手伝って上げるのに…」とても可愛くお願いする。そしたら、佐藤が、
「しょうがない。先に言うよ。一教科だけすごく頭良くてそれに友達に呼ばれたらすぐに行ったり、話してた相手にじゃあねって言ったりして優しいんですよ。」照れながら話す。仲西は、これが自分だとは気づいていない。次は私ですね、
「私の好きな人も一教科凄く得意な物があってそれに皆からの信頼もあって水をくれたり優しくてすごい人です。」佐藤が、
「いい人だな」残念そうにそう言う。仲西は心の中であんたの事だよーと突っ込む。しかし突っ込みたい気持ちを抑えて
「そうだよ。すごくいい人でカッコイイんだよ」凄くニコニコして話す仲西を見て佐藤はホントにいい人なんだと思う。そしたら仲西が
「じゃあ私ここで曲がるから、また明日原稿頑張ってね♡けど無理しないでね」そう言って曲がった。佐藤は最後についていたハートついてる事には気づいていない。佐藤は頑張りながら無理しないと無理だろそんな事を考えながら家についた。佐藤は家について早速原稿を書き出した。教室で教わった事を思い出しながらら書いていった。
次の日学校で佐藤が仲西に近ずき原稿を渡した。
「だいぶいい感じに出来たんだよ一回見てくれないか?」そう言って渡す。仲西が
「ありがと一度読んでまた放課後詳しく修正点教えるわね。」笑顔でそう言う。佐藤が
「おう、頼むな。よろしく。」
そして六限目まですべて終わった。その後、仲西が
「佐藤少し教室で話さないか?」佐藤は
「おう、別にいいけど。何?」仲西は
「この原稿読んだけど、」
「駄目だったか?」不安そうに言う佐藤。
「とても良かったわ。私の直しいらないぐらいで素晴らしかったわ」すっごい笑顔でそう言ってくれた。佐藤はとても嬉しくなり仲西の手を掴んで
「ありがとう。仲西のおかげでいいのが出来たよ。」そう言うと手をはなした。仲西は驚いていた。少しの静寂のあとに仲西が、
「けど、まだ完璧ではないし、私のが手伝ってこのレベルだと思われたくないから家には来てね。」佐藤は少し不満げそうに頷いた。そして原稿のどこが駄目なのか教わりながら仲西の家についた。