バス……ですよ?
投稿しないと思った?残念……だから、残念じゃないんだって。
そんな感じで投稿。やっぱこの時間帯が一番目が冴えてていいね。夕方に投稿すんのが一番いいんですけどね。自分的には川´_ゝ`川
学生はニートじゃないのよ?ただそれを軽く呟くながら少し、賑やかな声が溢れるマイホームを後にする。
「……今言う事じゃないですけど良いんですか?久し振りの再開だったのにあんな終わりで」
俺の顔を見るでもなく、ただ純粋に気になったと言った感じだった。俺の隣を歩くドールの歩く速度は速くも無く、遅くも無い。どっちもがどっちもを気に……って、何か気持ち悪い言い回しだな。
深く考えそうになった頭を軽く降って消し去り、こちらも呟くように言った。
「要らないと言われたからハイそうですか、って訳でも無いんだけど……んまぁ一家団欒を邪魔したく無いと言う純粋な思いって奴?」
「二人程足り無いですけどね」
「あ、アイツも入んのね」
二人、それを聞き適当にあしらったリチアナの事を思い出す……事も無く、バス停モドキまで辿り着いた。道中で天に向かって眩い光が何発か飛んで行ったのが見えたが花火だと割り切った。へっ、真っ昼間から打ち上げるとは良い度胸じゃねぇか。断末魔っぽいのが聞こえたけどな。
初日では心優しい人に乗せてもらった為、乗れなかったのだがこの際だ乗ってみようって事になったのだが……
「こっちは無い。そっちは?」
「辛うじて銅貨が数枚……あ、これニセモノですね」
「実質……いや、実質もクソも無いものは無いんだけどな」
砂埃や煤などで汚れてしまった頬を軽く手で拭きながら言う。なんか格好良く言ってるけど行く為の運賃が無くて困ってるだけなんだけどな。これ乗れなかったらずっと徒歩だよな?……まぁ、エルフィとかで飛んで行けるから行けなくもないが……最終手段はやっぱり色仕掛けか?無駄にスタイルいいし。胸デカいし。……いや、女が嫌いなのと俺に性癖は関係無いぜ?ほぼ。
遠くの方から恐らくバスと思われる翼が無いゴツい如何にもトカゲって生物が荷台っぽいのもを引っ張って向かって来るのが見えた。
金を持っていないんじゃあしょうが無い。さっさと移動し始めるか、そう考え身体に向きを変えたその時に救世主が現れた。
「はっはっはっは……はぁ〜、間に合って良かったぁ〜。あれ、お兄さん方も乗る感じですかね?」
何故かシルクハットにバッタのように長い背中の……アレがついた黒い服を着た男が話し掛けて来た。流石に物の名前忘れ過ぎだな……確かに学生の身であったボクチンでは接する機会は無かったけどさ。着ても制服止まりだもんな。
いきなり話し掛けられた事に戸惑ったが流石に返さなくては不味いと思って食い気味で返す。
「え……いや、俺達は乗りませんよっ!……まぁ、ただ単に運賃が無かっただけですけどね。みっともない話ですが……」
「流石に闘技場に参加するのに懐に財布が入っていたら驚きですけどね」
いらない事を……と、言おうとしたがそれを聞いた不自然に所々が燃え、下に見えるワイシャツが見えるシルクハットのお兄さんがこれも何かの出会いだ、良ければ僕が出しましょうか?いえ、代金は返さなくても大丈夫ですよ。人生持ちつ持たれつって言いますしね。と、笑顔で言ってきたのでそのご厚意に甘える事にした。ヤダ、この人優しい!俺が女だったら付き合ってやってもいいと候補に入れていたな。すっごい上からだな。




