ユウジ君
……スランプってやつです。特に長くもないんですけど全然先が考えられなくて……取り敢えず行って帰って来んのかな?川´_ゝ`川
レッドトカゲってかっこいいんだか悪いのかよく分からないな。まぁ、かっこ悪いけどさ。
突然現れたドラゴンからの攻撃から救ったあの少年は俺達が旅に出た後に拾った子だったそうな。そりゃあ分かるわけないよな。でもそれなら何故この少年は俺達の事を知っているのか?って事になるんだけど……別に良いかな。そこまで重要そうじゃなさそうだし。……いや、嘘ですね、はい。正直こんな普通に三日以上掛かる道を短時間で走って来た俺には正常な判断は無理なんですよ。ええ。
そんな訳で少年ことユウジ君に付いて行き帰宅を……うん、どうせまた東の方の人だろ?もう突っ込まないぜ……んで、帰宅をしたんだが以外に火の手は村の方まで届いていなく、直前でルル母さんとか色んな人が魔法放ちまくって食い止めていたんだけど……いや、だから何故自然災害を人の身で止めちゃってんだよ。もう人間辞めちまえ……あ、俺もある意味では辞めてるよな。錬金術士の夢、なんちゃらマジカルなんちゃらって奴。いや、ほぼなんちゃらで隠れてるから分かんねぇな。まぁ、ドールも似たようなものでしょ?……なんちゃらマギナ?
んな感じでユウジ君が中に入って休んでればいいと言うので自宅で休む事に。なんかおかしいな。そこ俺のい……あ、何でも無いです。
折角休んでいいと許可が出たので適当に部屋ん中を探索。菓子類を発見したんだけどドールに奪われた。うそぉん。
まぁ、気にせず外を観察。ルル母さんのドデカイ水で木を薙ぎ倒し、燃え移る前に……ってなんか違うな。一方ユウジ君はちょろちょろ顔を出しているトカゲの顔をグーで殴り、血肉等など飛ばしまくっている。ちなみに年は十歳ほどなんだと。そんな十歳がいてたまるか。
世界の不条理(身内)を嘆きつつ、ある程度消火活動が終わった所でルル母さんの元へ向かった。挨拶は大切よ?
何本かこちらの方に倒れている木があるがそれを気にしない様子で去って行く老若男女。散り散りに去って行く様子を見て、向かった俺なんだけど……
「あれ、学校は?もしかして……退部とかしちゃった?」
と、逆に心配を掛けてしまったようでそう簡単には死なないよとフラグ紛いな事を呟いた後、学園へと戻らされた。ムキになんなくてもいいのよ?ほら、労いの言葉とか感動の再会とかあるでしょ?あと、退部じゃなくて退学な。何故部活動に入ってる前提なのだ……あ、錬金術か。
男の夢、働かずに金を稼ぎ、女に囲まれて生活をしたい!最後は余り叶いそうにないが錬金術と言ったら金を作ること何でそれを目指した訳なんだけど何故、生徒会に入って闘技場で戦って襲われなくちゃいけないんだ。てか、男の夢ってかニートっぽいんだよな。何か夢が。